DIARY

Mr.トリックがその日の思いを勝手に書きます。
2008/4/27
いらいらした子どもがいたら
 最近、中学生になった子どもがいらいらしている。
 年頃と言うこともあるが、小学校時代とは違う生活リズムのずれ、そしてそこからくる疲れなどがたまっていることもあるだろう。
 そんなときには、まずは山に連れて行けばよい。
 山の中を少しでも一緒に歩いてみるのだ。
 1時間も歩けばかなり子どものようすが変わってくる。
 今日もそうだった。
 午前中わずか2時間余り歩いただけですっきりしたようだ。
 同行した長男にも聞く。
 「確かにすっきりする。」という。
 帰りの車の中で、彼らに話した。
 「いいか、人という存在は自然の中の一部だから自然の中でこそゆっくりできる遺伝子を持っているんだ。だから、大人になってもそうだからよく覚えておけよ。」と。
 一時、学業や仕事の関係で、自然から離れることもあるだろう。
 しかし、子ども時代に体で覚えた自然の中でのすっきりした体験は必ずや大人になってから生きてくるはずだ。
2008/4/26
PTA役員の思い
 勤務先のPTA役員らと懇親を深める機会を得た。
 今、PTA役員はなり手が少ないと聞く。
 本校もその例外ではない。
 第一、仕事が忙しくなっている。
 その中で役員は自分の時間を犠牲にしてまでも子どもたちを賢く健やかに育てたいという思いで取り組んでいる。
 報酬などいっさいない。
 それどころか自分のお金さえ出費することが多い。
 それでも子どもたちのためにと働く役員はすごい!というほかない。
 はじめからPTA役員は、特定の人の仕事だと思っている保護者は考えを改め、共にがんばる覚悟が必要だ。
 その時にこそ、子どもたちは大きく変わっているだろう。
2008/4/23
山笑う頃
 出張がてらに車中からそっと山を見たらなんと芽吹いている木々の多い事よ。
 ソメイヨシノのピンクはもちろんだが、オオヤマザクラの濃いピンクも鮮やかだ。
 そして、ブナの芽吹きも始まっているではないか。
 コナラはまだだが、ブナは少し早いようだ。
 いかにも新緑という淡い黄緑色だ。
 そして、その中に混じって、タムシバの白が彩りを添えている。
 まさに山笑う頃に入ったのだ。
 春は確実に進行している。
2008/4/22
アオサギがダイサギを追い出す
 朝早く校庭の池にアオサギと少し離れてダイサギがいた。
 珍しい光景であり、面白いので、少し見ていたらなんとアオサギがダイサギに向かっていった。
 まるでけんかをふっかけるかのように。
 迫力があったせいかダイサギはほどなく退散へ。
 ふと疑問に思った。
 体のサイズはほぼ同じだが、一般的にアオサギの方がダイサギより力が上なのか?
 それとも個体差なのか?
 私にはそれがわからなかった。
 それとも同じサギ同士だからその名の通りだましあいなのか?
2008/4/21
ツグミが北帰行へ
 学校の裏庭にツグミがやってきた。
 2,3羽であるが、せっせとくちばしで土を掘り返してはミミズやクモ類を食べているようである。
 まもなくツグミは、北へ帰る。
 そのためには体に脂肪を蓄えねばならぬ。
 昨日もそして今日も食べている。
 これから長い北帰行の旅には豊富なエネルギーが必要だからだ。
2008/4/20
職場か地域か
 今日は第三日曜日ということで、各地でクリーンアップ事業が行われた。
 かくいう私も職場のPTAと地域町内会でクリーンアップ事業がほぼ同時刻に行われた。
 こんな時はとても悩む。
 体が2つないからだ。
 職場のPTAが仕事の一環なら文句なく行うことになるが、何せ今日はボランティア活動。
 さりとて、多くの保護者や同僚が参加するのに町内会があるからということで逃げるわけにはいかぬ。
 かといって、地域を大事にしている人間が町内会の活動を避けるわけにもいかぬーということで悩んでしまった。
 同僚の一人は、居住地域のクリーンアップ事業を選んだが、私は悩んだ。
 結局、町内会の事業は妻に頼み込み、解決。
 こんな時、教員の立場はつらいものだと思う。
2008/4/19
カタクリの花が満開
 近くの里山を歩いた。
 雪が消えて間もないが、野草では、ショウジョウバカマ、カタクリ、キクザキイチゲ、アズマイチゲ、キバナノアマナ、ナガハシスミレ、スミレサイシン、フキ、ミチノクエンゴサク、エゾエンゴサクが確認できた。
 樹木の花では、オオバクロモジ、オオヤマザクラ、オクチョウジザクラ、シバコブシ、ニオイコブシ(タムシバ)が確認できた。
 いっきに春が訪れたようである。
 そして、いっきに春は去ってゆく。
2008/4/18
昨日ソメイヨシノが開花
 昨日、この地においてもようやくソメイヨシノが開花したようだ。
 この地よりもおよそ200キロ北にある弘前では、一昨日開花している。
 全国的にもそうだが、今年は南から順に開花という様相はなさそうだ。
 だからといって、すぐに異常気象と結びつけるのは、どうかと思うが、数十年〜100年のスパンで見れば間違いなくソメイヨシノの開花は早まっているだろう。
 まず、それはともかくこの地においても桜の季節がやってきたということだ。
2008/4/16
子どもがイラガの繭を教室に
子どもが自慢げに自分が持ってきたポリ袋の中を友達に見せていた。
 何?と聞いてみた。
 何かの卵!と子どもは答える。
 じゃあ、見せて!と私。
 イラガの繭である(ブログ参照)。
 イラガの繭のことを子どもに話す。
 卵でないことも。
 でもイラガの繭も子どもにとっては宝物なのだ。
 実際、よく見るとじつにいい形をしているし、いい模様をしている。
 人工的には作れないものだ。
 そして、子どもの発見には大いに共に驚いてほしいものだ。
2008/4/15
ハクセキレイが巣をつくっているか?
 今日の最高気温が15度を超えた。
 こうなれば、桜の開花がいつ出てもおかしくない。
 遠くから見れば赤くなって見える。
 今週中に開花宣言がなるだろうか。
 そんな中、敷地内をハクセキレイが飛んでいた。
 どうも私の視線を気にしているようでもある。
 もしかして・・・・巣作りだろうか?
 そろそろ準備し始めてもおかしくはない。
 そっと見守ることにする。
2008/4/14
グラウンドにオオタチツボスミレ
 昼休み、グラウンドに出てみた。
 まだ、新任地の様子がわからないからだ。
 ゆっくりと子どもたちの動きも見ながら周辺や足元を見る。
 桜のつぼみもかなりふくらんで今にも咲き出したいというふくらみ方である。
 ふと足元を見るとオオタチツボスミレが一輪?
 少し早いが、こんな所にもいたのかと思うとうれしくなった。
 仕事は、新年早々でまだ目が回っている。
 そんな中にあって、このような可憐な花に出会うとほっとする。
2008/4/13
学区のよさに浸る
 学区近くの林道を歩いた。
 本当は車で走りたかったのだが、途中雪があるため断念。
 その分、徒歩で1時間ほど歩いた。
 まわりの木々はほとんどが植栽された杉でこれといった変化はないが、それでもホオジロやカケスそれにカラ類といった野鳥に出会う。
 道ばたには、雪消えを待ったかのようにふきのとう。
 キクザキイチリンソウも顔を出している。
 風は、雪を通るため冷たいが、日差しはあたたかい。
 その後、近くの温泉に入り露天風呂から学区を眺める。
 汗を流したあとは、学区内の食堂に入る。
 平日は、校内の仕事がほとんどで学区内を歩くということは、めったにできないが、休日ならばどっぷりと学区に浸ることができる。
 これによって、学区の地域のよさが見えてくる。
2008/4/12
本を整理してみたら
 たまたま家の本を整理した。
 するとサトウサンペイさんの「フジ三太郎名場面」(朝日新聞社)の数冊が出てきた。
 あまりのなつかしさにページをめくってみた。
 これまたなつかしく笑わせる。
 4コマ漫画とはいえ、よくここまで時代を反映したものだと感心するばかり。
 昭和51年のものを見たら、親の三太郎が子どもたちに向かって、「いい学校へいかなくていい!塾反対!」と叫んでいる場面があった。
 ところが、子どもたちが父親の職場に行き、父の大変そうな仕事ぶりを見て、一転。
 子どもたちは、ごろりと横になっている父親を飛び越えて「塾へイッテキマース」とある。
 昭和51年といえば、まだ子どもたちは、塾へ行くのはそれほど多くはなかったと思う。
 今の時代はどうだろう?
 塾へ行くのもごく自然体になっているかもしれない。
 この当時は、子どもたちの塾行きのはしりだったかもしれない。
2008/4/11
閉校になった校舎を訪れる
 閉校になった校舎を訪れる機会を得た。
 当たり前のことだが、もう警備保障が入っていない。
 鍵を使って玄関の鍵を開ける。
 職員室が見えた。
 もう机や椅子はほとんどないが、先生たちの動きが見えてきそうだ。
 教室に入ってみた。
 ここもまた机や椅子はないが、まるで授業していたときの光景がよみがえる。
 廊下にでると寒々としているが、子どもたちの声がどこからとなく聞こえてきそうだ。
 家庭科室もそうだ。
 まだ、炊事場は残っており、少ししたら子どもたちが来るのでは?という錯覚を覚えた。
 閉校して時間が経つのに目をつぶると学校独特のにおいは変わらない。
 学校の校舎は子どもたちの元気な声がしてよいものだ。
 においは残るが、全く子どもたちの声が聞こえてこない校舎ー時代の変化と共に強い寂しさを感じた。
2008/4/10
ホタルマップ完成
 ここ数年かけてデータを集めたホタルのマップが今日完成した。
 8ページのリーフレット形式で、カラー版である。
 1ページ目の表紙には、「ホタルが飛び交うかけがえのない環境を知って・守って・創って」と私たち地域センター環境部が掲げてきたスローガンが書かれている。
 2ページを開けると「日本のホタル」などホタルの特徴について書かれている。
 3ページには「ゲンジボタルとヘイケボタルの見分け方」と実際の観察のしかた、4ページには簡単に地域センターの取り組みが紹介されている。
 5ページには「ホタル記録用紙」、そして6〜7ページにホタルのマップが記載されている。
 最後の8ページには「ホタルマップについて」という取り組みの概要を紹介している。
 今、こうしてリーフレットを見ると素人の市民の手でよくぞここまで作ったものだと我ながら感心してしまう。
 まさに市民と環境部員の力が合わさった結晶がこのリーフレットだと思う。
2008/4/9
学区内を歩く
 学区内を歩く機会を得た。
 歩いてみるとやはり見えないものが見えてくるものだ。
 その地域のにおいというかよさが肌にしみてくる。
 地域の人との会話もはずむ。
 雰囲気的に学校の教師と思ってくれたのだろうか、お年寄りは礼までしてくれる。
 ありがたいことだ。
 そして、車ではわからなかった自然。
 こんなところにこんな木が。
 この場所はこんな地形だったのかと感動してしまう。
 やはり教師たるものその地域をよく知りたいものだ。
 そして、それは歩いてこそよくわかる。
 少しの時間でも歩いてみるものだ。
2008/4/8
入学式
 この近辺の小中学校は、今日が入学式実施ピークの日である。
 我が家の息子も中学校へ。
 卒業式とは違って厳かさの点ではやや印象はうすくなるがそれでも独特の緊張感がある。
 新入生にとってはスタートの日だからだ。
 まさに初めての校舎、初めての先生との出会いがあるからだ。
 教師側にとってもそうだ。
 子どもたちとの初めての出会い、後ろに控える保護者との出会い、皆新鮮だ。
 子どもたちは子どもたちなりにこの日は、「がんばるぞ!」という気持ちが特に強いから、その気持ちを応援してあげようとするが、その準備や計画も大変だ。
 この入学式が終わるとがんばらねばという気持ちと式を成功させた安堵感が交錯する。
2008/4/7
新任式
新任式があった。
初めての児童生徒との顔合わせであるが、私は大事にしている。
 初めての授業のようなものだからだ。
 今日は、サウンドリコーダーに予め、ウグイスの鳴き声を取り込んでいた。
 あいさつのあといきなり「耳をすませて」と指示。
 すぐにサウンドリコーダーでウグイスの鳴き声を再現。
 「これは何の鳴き声ですか」と問う。
 「ウグイス!」と児童生徒の声。
 「そうです、でもはじめからウグイスはこんなにきれいな声では鳴きません。」と。
 ウグイスにだって練習の期間が必要ですと。
 児童生徒にはどれだけ響いたかわからない。
 しかし、インパクトは与えただろう。
2008/4/6
休日の贅沢は
 久々に学校に全く行かない休日を過ごした。
 こんな日は、決まって近くの山を歩いてみる。
 幸いなことに今日は、天気が良く気温も10度を超えた。
 春らしい天候だ。
 里山を歩くには絶好の日だ。
 山頂近くは、まだ雪が少々残っているが、長靴だから支障がない。
 マンサクの花は終わり加減だが、足元にはショウジョウバカマも。
 実に気持ちがよい。
 軽く汗を流したあとには、近くの温泉へ。
 風呂場から外に出てみる。
 少しだけ、春の風景を楽しむ。
 風は少々冷たいが、日差しはもうすっかり春だ。
 里山歩きと温泉ー休日の最高の贅沢だ。
 これで、明日からの仕事のエネルギーを得られる。
2008/4/5
外で遊ぶ子どもが見られない
 この周辺もすっかり雪が消え、田んぼや公園も土色の姿を見せている。
 風はまだ時折冷たいが、日差しはもうすっかり春だ。
 田んぼからは、ひばりの鳴き声が聞こえるようになった。
 まだ、わずかに残るハクチョウたちも小グループを作りながら北へ帰っていく。
 それにしても姿が見られないのは、子どもの姿だ。
 少子化ということもあるだろうが、以前と比べたらすっかり外で遊ぶ子どもたちの姿が見られなくなった。
 我が家に遊びに来る子どもたちには、「少しは外に出てこい!」と促すが、やはり主流はゲームのようだ。
 おもしろさという点ではかなわないだろうが、大人は意識して、子どもを外に連れ出すことをしなければならないのではないか。
 そうしないと何かが心配だ。
2008/4/4
カラスは嫌われ者?
 勤務先のすぐ近くの桜の木にカラスが巣を作った。
 近所の方が物干し竿などを使ってしきりに巣を壊そうとしたが無理だったらしい。
 そこで、なぜか学校に苦情が寄せられたという。
 以前、ハシボソガラスの巣で盛んにひなに餌を与えている親鳥の姿を見て感動したものだったが、どうも一般には受けいられないようだ。
 もし、子どもがこんな姿を見たらもっと感激するかもしれないが、そんなことはかまわず、カラスだと嫌われるのか?
 もし、巣がカラスでなくサギやカモの仲間なら・・・・
 きらわれもののカラスでも必死に餌を求めるヒナと必死に探してきたであろう餌をヒナに与える親鳥の姿を見たらほとんどの方は、そのひたむきな姿に心打たれるのではないだろうか。
 カラスというだけで忌み嫌われるのは、どうも人間社会の嫌なことを想像させて私は好かない。
2008/4/3
環境講演会のアンケート
 3月に実施した環境講演会のアンケート結果を見た。
 80名近くの参加者を得て、60名以上の方からアンケート用紙をいただいた。
 その結果、ほとんどの方が、「環境問題に関心あり」「講演会内容が良かった」「今後も(このような講演会があれば)参加したい」「今後ホタルの住む川をきれいにする活動があったら参加したい」などと肯定的な回答だった。
 それはそれで大変ありがたかったし、うれしかった。
 ただ一つ気になることがあった。
 それは、アンケートの項目に年代を書く欄がある。
 それを見るとなんと70代以上の方が過半数を占めたことだ。
 それ以外には、50代と60代。
 40代以下は三人しかいなかった。
 70代以上が悪いと言うことではない。
 若い人を集められなかったという問題だ。
 これから環境問題と向き合うであろう若い年代にももっと参加してもらいたかったからだ。
 救いは、ホタルの観察会には、若い親も参加すると言うことだ。
 ただ、このような身近な環境問題について考える講演会にも参加できたらどんなにかホタル観察のよさがふくらむのに・・・・ということだ。
 これは、私たち地域センター環境部に突きつけられた課題でもある。
2008/4/1
赴任一日目
 新しい勤務先に赴任した。
 これまでたくさんの職場に赴任したが、さすがに初日は緊張する。
 子どもたちはまだ春休み中だが、先生たちは忙しい。
 新しい体制固めの会議や打ち合わせ、事務書類手続き、新年度の教科書をはじめとした教材の確認、児童生徒の確認・・・・それに入学式準備や学年学級の新年度仕事を並行して進めなければならない。
 そして、全く新しいメンバーが同僚となるため、お互いが緊張する。
 良い意味で仲良くやっていけなければこの先が心配だ。
 子どもの指導にも影響する。
 だからお互い気遣いするのだ。
 それでも私は天性の楽天家(のうてんき?)のため、大概はすぐに仲良くなれる。
 初日にまわりの自然を写真に収めようとカメラをもっていったが、夜になるまでカメラを手にする機会はなかった。

PAST INDEX FUTURE

Last updated: 2008/9/5