何の映画か憶えていないが、冒頭にサンタのスノードームから始まる映画があった。そのシーンが脳裏に焼きついていて忘れられなかった。
幼少の頃のクリスマスは、一年で一番楽しい日だった。蔵からツリーを引っ張り出してきて兄弟で組み立てたり、茶の間を色紙のチェーンで飾りつけたり、昼間はディズニーの白雪姫とかやってて、冬休みだから学校に行く必要も無くて、もう少し寝るとお正月で、ほんとワクワクしたもんだ。
ウチではターキーではなく、鶏の丸焼きが必ず出てくる。これは絶対なのだ。これが無いと始まらない。母親は昼から仕込みを始め、その匂いと音を聞きながら、俺ら子供連中は訳の分からんテンションになっていくのだ。
しかし、好事魔多しとはよく言ったもんだ。メインイベントというべきケーキ登場。買い物担当は親父である。家族7人食べられるだけの大きなケーキである。我慢できずに端の方をペロリ。バタークリームだ!!
テンションは急降下、俺ら兄弟は誰も手をつけず露骨に親父を非難する。
子供って残酷だね。親父は三日かけて一人でケーキを完食。もう意地だよね。今だったら「おいしい」とか言って無理にでも食べたのに。
そんな思い出を先日購入したスノードームを見ながら思い出した。
これを読んだ皆さんに楽しいクリスマスが訪れますように!
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