歴史道楽

 
 

46    東京裁判の影響
更新日時:
2004/10/31 
 
 世界の識者の間では東京裁判は間違っており、勝者の敗者に対する復讐劇だというのが今や定説になっている。戦勝国側がその占領政策と東京裁判の非を悟り、フルブライト留学奨学金などさまざまな形で反省や謝罪の意を表しているのに、なぜ当の日本だけがそのからくりに気が付かないのか。
 
 東京裁判史観ともいうが、東京裁判で刷り込まれた自国悪玉史観(侵略戦争、植民地支配、戦時中の残虐行為の3本柱)を信奉し、謝罪を国是とする世界史上前代未聞の国が出来上がってしまったが、左翼マスコミ、進歩的文化人、日教組、左翼政党の四人組が、独立後も未だに占領政策を改めることを拒み、偏向を扇動し続けている。東京裁判の影響による日本の異常性として具体的には次の八項目が挙げられる。
 
@占領憲法:一行も改められていない。日本去勢化、愚民化を目的とした毒饅頭憲法。
 
A謝罪外交:近隣諸国に土下座して独立国家の自尊心を全く失っている。
 
BODA:償いの為世界に金をばらまいている。借金して恵んで歩く愚かな国。
 
C自衛隊アレルギー:第9条こそ国家を窮状に追い込んだ元凶と気がつかない。
 
D占領軍命令による教育の反日化墨守:修身、教育勅語を廃止し、反日は善、愛国は悪という反日教科書の酷さは戦後一貫変わらない。特に歴史教育者協議会はひどい。
 
E国旗、国歌、靖国神社を軽視している:戦犯を祀った靖国神社への参拝を中国と韓国は 非難しているが、内政干渉であり、戦犯は否定されていることを明確にすべきである。
 
F日本の伝統文化、美俗を否定し、家族制度を破壊し、日本人の心を喪失している。
 
G国家意識と軍事問題に関しては、極度の萎縮作用を示す姿勢から脱却できない。
 
 以上、原罪は占領政策で捏造された謀略であり、占領軍の虚構に気付き、戦争犯罪贖罪意識の払拭が必要である。農耕民族特有の自責を美徳とする国民性が逆用され、自責を自虐に追い込んだものである。
 
 西欧列強の繁栄は、植民地収奪、奴隷酷使、死の商人の結果であり、古来日本に手を出した国は滅びるとすらいわれている。元寇の役の元、日清戦争の清、日露戦争のロシアが滅び、大東亜戦争の英・仏・蘭はアジアのひいては世界の植民地を失い、アメリカも本来の目的の中国での権益が得られず、朝鮮戦争やベトナム戦争で失敗している。
 
 更にドイツはユダヤ人虐殺を問題にされ、東西二分されたため正式な講和条約を結んでいないが、その相違点を知らずにドイツは謝罪しているのに日本がしないのは怪しからぬといった見当違いな議論が時々現れるが、国家意識の稀薄化、愛国心の誹謗は亡国の兆であり、その淵源は東京裁判史観にあると思われる。
 
参考文献
「東京裁判(上)、(下)」児島襄著 中公新書244/248
「東京裁判、もう一つのニュルンベルグ」アーノルドCブラックマン著、日暮吉延訳、時事通信社
「侵略の世界史−この500年白人は世界で何をしてきたか」清水馨八郎著、祥伝社
「文明の裁きをこえて」牛村圭著 中公叢書
「世界がさばく東京裁判−85人の外国人識者が語る連合国批判」終戦50周年国民委員                              会編、ジュピター出版                    
 


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