歴史道楽

 
 

70    転倒の自分史
更新日時:
2004/10/29 
 
 年をとると次第に身体が硬くなり、バランスを失し易くなり、従って転び易くなる。この10年間、世界の各地で転んだので、忘れぬうちに記録に止める。
 
1)エジプト・ルクソール・カルナック神殿にて 94-3-17(木)
 新日本観光トラベルの「文明の十字路トルコと古代ギリシャ・エジプトの旅13日間」の10日目、ギリシャ・トルコ・エジプトと廻り、ピラミッドのあるギザからナイル特急寝台夜行列車で午前4:30に起床し、5:15にルクソールに到着、ホテル休憩後カルナック神殿を見学した。ここはアメン・ラー神信仰の聖地で、ギザのピラミッド、アブシンベルの神殿と共にエジプトの三大遺跡の一つである。高さ23mもある巨大な円柱134本が林立し、列柱群には一面にレリーフが刻まれている。上を見上げてガイドの説明を聞いている内に不覚にも貧血で瞬間意識喪失し、腰を落とすつもりが身体が崩れ、しばらく立ち上がれなかった。左手親指の爪を割り、小指第三関節骨折した位で、あとは左手肘、尾てい骨、背中を少し打撲した位で大した事はなかったが、大事をとって午後の西岸の観光は失礼してホテルに戻り休養し、間もなく回復した。(尚しばらくしてエジプトに再び行く機会があり、その際西岸の観光もおこなった。)
 
2)中国・上海上海駅にて 98-10-14(水)
 ユーラシア旅行社「中国物語15日間」で成田から北京・蘭州・敦煌・西安・桂林・広州・上海と廻った。当日は13日目で早朝列車で蘇州へ行き、虎丘、寒山寺、留園、拙政園と観光して夕刻列車に乗り、行きは50分だったのに1時間半近くかかり、ようやく17:46上海駅に到着した。下車の際、うっかりして右足が列車とホームとの間に落ち、咄嗟に添乗員に助けてもらったが、向こうスネを擦りむいてしまった。翌日は上海市内観光をし、翌々日帰国した。
 
3)韓国・釜山・汎一洞にて 98-12-14(月)
 JASナイスウイング「三大都市周遊の旅、釜山・慶州・ソウル5日間」で成田からソウル経由で釜山へ行き、一旦ホテルに行ってからタクシーでチヤガルチ市場という韓国最大規模を誇る釜山漁港の水産物市場を歩き、蟹味楽という店で夕食に海鮮鍋を食べるために地下鉄に乗り汎一洞まで行く。韓国は地下道が発達しているが、エスカレータが殆どなく、足腰の弱っているものにとってはかなりきつい。汎一洞でも地下道から階段を登ってやれやれと思っていたら、何と歩道が一段低く、これを踏み外してバランスを崩し、転んでしまった。その際石畳の上に膝を突き、膝小僧を擦りむいただけでなく、ズボンも擦り切って小穴を明けてしまった。初日のことだったので以後注意して乗り降りした。
 
4)ロシア・サンクト・ペテルブルグ・ホテル・プリバルチスカヤ前 02-05-26(日)
 ユーラシア旅行社「ロシア・ウクライナ・バルト三国15日間」の13日目、最後の訪問地サンクト・ペテルブルグで、午前は夏の宮殿、午後にはエミルタージュ美術館を見学し、夕食後海岸に面したホテルに戻ったが、まだ明るいのでホテルの前の海岸に出る。コンクリート広場の継ぎ目に躓き、バランスを失い転んでしまったが、早速広場で球技をしていた少年達が駆けつけてきて助け起こしてくれた。有り難いことで感謝した。
 
5)東京・大手町ファーストスクエア前 02-07-02(火)
 TT社の社友会が毎年大手町ファーストスクエア23Fの宴で開かれる。いつも東京駅から地下街を通って会場に行くが、たまたま当日帰りに表に出て大手町交差点に出ようとした。所がビルから外へ出た所に小さな段差があり、これを踏み外してバランスを失い転んでしまった。近くで腰掛けていた若い女性達から怪我はないか声をかけられたが、幸いにして無傷であった。ただロシアのように助け起こしには来てくれなかった。
6)東京・田園調布本町にて 03-08-03(日)
 たまたまその一週間前から原因不明の激しい腰痛に悩まされていた。当日自転車で、ハンドルの前の物入れに図書5冊を入れて、近くの図書館に返本に向かった。近くの上り坂での途中で、停車して歩いて坂を上ろうと思って車を止めた所、図書が重かったせいかハンドルをとられ、あれよあれよと言う間に片足で踏ん張りが効かなくなって転んでしまった。左肘と左膝を擦りむいただけでなく、首筋を痛めてしまい、しばらく起きあがれない程であった。もともと首筋が硬くなり、回転も不自由になっていたので、ベッドで寝返りも首が痛くて出来ず、ひどい目にあった。病院の整形外科で診て貰ったが、以後痛みがなくなるまで1ヶ月半を要した。ソフトカイロで大分首が廻るようになった。
 
7)東京・大井町・T病院にて  03-09-12(金)
 2ヶ月ごとに2階の内科に定期的に通っているので、終わるとエスカレータで1階に下りて精算する習慣がある。たまたま当日は1階の耳鼻科で耳下腺腫瘍のチェックを行い、終わってうっかりしてエスカレータに乗ってしまった。直ぐ気が付いて下りのエスカレータを駆け上って戻ろうとした所、躓いてエスカレータ内で転んでしまい、又左肘と左膝を擦りむいてしまった。ただ幸いにして首筋は痛めなかった。そこで耳鼻科に戻って看護婦さんに消毒してもらい、絆創膏を貼ってもらった。 
 
 以上7件が不名誉な転倒の自分史であるが、振り返ってみると只々不注意の一語に尽きると思われる。七転八倒と言うが七転び八起きで今後頑張りたい。
 


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