コラム


16    お台場散策記
更新日時:
2001/07/17 
 地元の文化センターに所属する熟年男性の集まりである「いきいき倶楽部」は毎月第2土曜に例会を開いている。本年7月は14日でパリ祭に当たるが、新開地お台場を散策してみることとした。それにしても今年は異常で、連日35度を超える猛暑であった。
 
 当番のTさんが事前によく調べておいてくれ、実に要領よく案内してくれた。まずJRの浜松町駅南口に集合し、当日参加したのは7名であったが、ゆりかもめより安い都営バスのビッグサイト行きに乗って船の科学館まで行く。
 
[船の科学館]
 ここは日本財団の補助事業であるが、船に関連したいろいろな事象について、模型を含めて実に多様な解説展示が見られる。船の世界史に始まって、船の仕組み、船を造る、船を動かす、未来の船、各種海洋開発、船による運搬、船と港、船と魚、海の安全といった多方面の展示がある。更に弁才船から戦艦大和まで日本の船の歴史も解説されていた。
 
 中でも興味を引いたのは、現在の日本が各種食糧、エネルギー資源、原材料など、具体的に、何を、どれだけ、どこから運んでいるか、世界地図の上でランプで表示する装置であった。アフリカの西岸から、北及び南米大陸の東側からも結構輸入されていることが分かり、グローバル化の実態についていろいろと考えさせられた。展示室を見終わって塔上の展望台に、エレベーターで上がって周囲の光景を展望した。
 
 更に隣接して繋留されている嘗ての南極観測船宗谷の船内を巡視した。狭い所に居住してご苦労様だったと思った。勿論非常に寒かったであろうことと、南極近くの現在地の位置決めに当時は随分苦労したのではないかと想像した。
 
[日本科学未来館]
 船の科学館を出て少し東南へ行くと国際研究交流大学村があり、その先に7月10日にオープンしたばかりの日本科学未来館があった。宇宙飛行士だった毛利衛さんが館長で、宇宙開発、遺伝子、ロボット、ナノテクノロジー、情報通信など科学・技術の未来をじかに体感できるように工夫されている。時間の関係で入館料を払って中には入らず、エスカレーターで3階に登り、展示されているパソコンで当館の活動の概要を見る事が出来た。思ったより基礎研究分野の方々の元気がよいのに画面で接して頼もしく感じた。
 
[自由の女神像]
 炎天下ではあったが、科学未来館から真っ直ぐ北へしばらく歩くと、フジテレビの脇を通って自由の女神像の前へ出る。昔あった像はパリから借りてきたものであったが、今あるのはそれを複製したものであるというような経緯が近くに記されていた。
 
 近くの砂浜はそれ程混んでいないが、お台場はこの暑さにも拘わらず相当な人出であり、年輩者はあまり見かけず、若い女性客が圧倒的に多かった。
 
[アクアシティお台場]
 すぐ近くのアクアシティお台場に入って、涼しいレストランで昼食をとる。ビールの他神戸のそばめしをとってみたが、580円でも大変美味しかった。
 
[フジテレビ]
 隣にフジテレビがあり、まずチューブエスカレーターで7Fに上がり、有料の球体展望室には行かず、エレベーターで展望室まで行き、周囲の光景を眺める。ついでエレベーターとエスカレーターで5Fに下り、スタジオプロムナードを歩きながら番組収録の様子を垣間見る。どうも大衆番組は程度が低すぎると感じる。
 
 再びエスカレーターで1Fに下り、少し離れたパレットタウンのウェストモールまで歩く。
 
[ヴィーナスフォート]
 ウェストモールの1Fはサンウォークで大型店が入っており、2〜3Fが若い女性にターゲットを絞ったといわれるヴィーナスフォートである。内装と照明でまるで夕方のミラノのアーケードのような雰囲気であった。脇で自動車の歴史ギャラリーもあったが、飲食店もその他の売店も大勢の客で一杯であった。ここで解散となり、各自思い思いに散策し、お台場を後にして帰宅した。短時間で結構あちこちと廻ることができた。(当日18,900歩)
 


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