コラム


72    健康の有り難み
更新日時:
2003/08/05 
 
 別に生命に関わる程の異常があるわけではないが、ふとした事から激しい腰痛と続いて首筋の痛みに襲われ、少しでも動けば激痛に顔をしかめ、満足に寝返りも出来ず、腰痛や首筋の痛みのない普段の健康というものが如何に有り難いことかをつくづくと思い知らされた。
 
 7月に入っても今年は涼しいので毎週日曜にはホームコースへ出掛け、1ラウンド歩いてくるのを常としていた。たまたま7月最終の日曜日である27日には法事があってゴルフに行かれないので、前日の土曜に多摩川の丸子橋を渡った川崎側の練習場に行った。前に散歩にきて70才以上の人は割安ということを知っていたので、わざわざ多摩川を渡ってきたが、東京側より空いていて気分良く練習でき、クラブ毎の飛距離の再確認ができた。
 夕方、毎週の事ながら、近くのソフトカイロに行って1時間ばかり身体を揉んで貰った。ゴルフも歩かないで練習だけするとよく腰を痛めるので、その補正の意味もあった。
 更に夜になって、8月9日に近くの文化センターで、海外で撮ったデジカメのスライドショーを行う予定になっているので、息子に借りたノート・パソコンを使って、家のテレビに拡大表示する演習を行った。居間でテレビと連結するために、珍しく床に座ってやや無理な体型で演習を行った。
 更に翌27日には、群馬県の渋川の法事に日帰りで出掛けた。僧侶の読経の間は椅子に座らせて貰っていたが、墓参後昼食の会場は狭くて、床に窮屈に長時間座ることになった。しかし当日はどうと言うこともなく、無事帰宅できた。
 
 ところが翌28日の月曜日になったら、原因は不明であるが、今まで経験したこともない激しい腰痛に襲われ、痛み止めの貼り薬も全然効き目が無く、冷たい氷で冷やすと幾分はましかなと思う程度であった。今までゴルフによる腰痛では、貼り薬で2〜3日で治っていたが、今回は全然ダメで、8月1日の金曜には正に七転八倒の苦しみであった。そこで遅ればせながら8月2日の土曜日になって、近所の内科医院に行って鎮痛剤とビタミンEを貰い、逆にこの年まで激しい腰痛を経験しなかったのは珍しいと冷やかされてしまった。
 
 そのような次第で8月3日の日曜も勿論ゴルフに行かれなかったが、たまたま家から自転車で、近くの図書館へ借りていた5冊の図書を返しに行く途中、近くの上り坂で自転車を止め、下りて歩こうとした際、運悪くバランスを失い、アスファルトの道路に転倒してしまった。腕や足にも擦り傷を作ってしまったが、頭を打って首筋を痛めてしまった。しかし我慢して起きあがり、用事を済ませて帰宅したが、次第に首筋が痛くなり、夜寝ようとしても枕の高さが合わず、又寝返りも出来ない状態になってしまった。
 
 8月4日月曜の朝、まだ腰も多少痛いが、少しでも振動があると首筋と肩の周囲が充血するような感じで息もつけないような状態となったので、田園調布駅前の病院の整形外科に見てもらいに行った。散々待たされて2時間以上かかったが、X線撮影の結果では、頸椎の脇の靱帯が骨化しているようであり、頸椎管が狭くて神経を圧迫しているようであるが、MRI等の設備がないのであるところで見て貰う必要があるとのことであった。結局鎮痛剤、筋肉を揉みほごす薬、胃の内壁保護薬と貼り薬、更には頸椎固定のサポーターを貰い、あと1週間は痛みが続くものと覚悟せよとのご託宣であった。
 
 という次第で次の日曜のホームコースの練習会にも不参加をメールで幹事さんに連絡する羽目に陥ってしまった。8月第2週の金曜日以降には種々の会合が予定されており、それらに間に合うように痛みが取れてくれることを願っているが、果たして思い通りになるかどうかは予想がつかない。
 
 以上の次第で珍しく腰から首へと激痛に悩まされたが、平生そのようなこともなく健康に過ごしている際、有り難いことだと感謝の気持ちが薄かったのではないかと反省させられる。同時に、道州制推進運動でも、今が危機と感じていない人が多いのが問題だが、一旦破局に陥って痛みを経験すると、破局前にやるべきことをやっておくべきだと気が付くに相違ない。しかしそれでは万事手遅れである。日頃の感謝と注意が大切である。


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