コラム


81    新年(2004年)を迎えて
更新日時:
2004/01/11 
 
 時間が経つのは早いもので、新年を迎えて、早くも10日経ってしまった。自衛隊のイラク派遣問題、年金問題、道路公団民営化問題、小泉首相の靖国神社参拝問題などの政治問題、外ではイラン・バムの大地震、内では殺人事件の多発による治安悪化など、詰まらない話題で充満しているが、肝腎の政府及び地方自治体の財政破綻に関しては、与党も野党も、政府も地方も、マスコミすらも知らんふりしている。
 
 今年の元日で満77才をお陰様で元気に迎える事ができた。二日が家内の誕生日で73才を迎えた。元日の昼には近くにいる子や孫も集まって食事を共にした。孫4人のうち、一番上は大学生で今年成人式を迎え、一番下の男の子は小学校に上がることになった。全員元気に新年を迎えることが出来て何よりである。
 
 実は昨年12月の中旬に、生活者主権の会にできたネット・デモクラシー推進プロジェクトに入り、Sさんの懇切なメールによる指導で、HTML文書によるホームページの作成に取組み、かなり悪戦苦闘して、年末にやっと出来上がり、「OK牧人の夢幻日記」として新年から日記をHP上に出し始めた。 URL は http://bokujin.kt.fc2.com である。従って新年の詳しい様子は夢幻日記に譲ることとする。
 
 例年の事ながら、新年には、400通以上の年賀状の出入と住所のチェックと、出していなかったものの返信を行い、更には12月の決算、昨年度の決算、確定申告の資料準備、本年の会計資料の準備を行う。更に最近は地元の浅間神社への初詣、最初の日曜日(4日)には本厚木C.C.での初打ち、水曜にはスポーツセンターでの初トレーニングと初泳ぎ、5日からはT社グループの新年会、日本工業倶楽部の新春木曜講演会と新年会、地元のいきいき倶楽部の初会合と結構忙しく、退屈する暇が全くなかった。
 
 この間、昨年末にインターネットで購入した、中西輝政の「国民の文明史」を読み始め、非常に興味を感じたので、まだ読み切らないが、新年会では各社幹部に紹介したり、いきいき倶楽部では前半の話題を提供して時事懇談のタネとさせてもらった。全部で462頁もあり、小分類を含めた詳細目次を、A4の紙に50行で書いたら、何と目次だけで5頁になった。なかなか読み切れないが、詳細目次を参考にしながら問題点を整理している。
 
 冒頭に記したように、わが国の財政破綻や治安の急激な悪化は歴史的危機であろう。これに対して直接的な財政破綻対策として道州制への構造改革による財政再建を「道州制推進連盟 http://www.dohshusei.org/ 」で提唱しているが、予想以上に世間の反応が鈍い。これは島国根性の現れで、これでは破局は避けられないのではないかと案じていた。
 
 国民の文明史によれば、現代の日本人は歴史観・国家観を喪失しており、文明力が衰微しているが、歴史的危機が破局に至るとは限らない。日本文明は世界の七大文明の一つであり、世界で唯一の一国一文明である。日本文明には縄文的な爛熟と停滞から弥生的な瞬発適応と換骨奪胎の超システムが働いており、現在は財政の危機ではなく、決断の危機であるとしている。日本の得意技は一致団結しての突破だと主張している。
 
 中西説によれば、島国根性というのは誤りで、縄文的爛熟と停滞であり、要するに居眠り状態である。しかし歴史的に日本はどこかで目覚め、瞬発適応、換骨奪胎の奇跡的な回復を行っている。そういえば大東亜戦争で負けて悲惨な目にあったが、それを克服して世界有数の経済大国になったが、又居眠りして財政危機を抱えているが、なかなか気が付かないのが現状であろう。そのためにはやはり個人的利己主義に固まってしまった国民に、再び家族意識、社会意識、国家意識を植え付けてゆく努力が必要なのではなかろうか?


| Prev | Index | Next |

| ホーム | プロフィール | コラム | 歴史道楽 | 異文化探訪記 | What's New | リンク集 | フォトギャラリー |
| 掲示板 | | | フォト・シチリア・マルタ | フォト・ミャンマー | フォト・英国 | フォト・アメリカ西海岸周遊 |


kazuotani@nifty.ne.jpメールはこちらまで。