異文化探訪記


Sunday, 8 July,2001    ドイツ北東部・歴史物語15日間旅日記その13
 
第13日目 6月3日(日) ベルリン→ポツダム→ベルリン
 
[ベルリン]
 朝7:00起床、朝食、9:00ホテル発、ガイドはけいこさん。曇り時々雨で気温は6〜12度でやや寒い。ポツダムに向かう途中ガイドの解説あり。ベルリンは人口350万人、13区で、東西統一後西が東を助ける形で税金を払っているがかなりきつい感がある。又キリスト教には限らないが、宗教税の脱退者が増えてきて、教会もピンチになっているそうである。
 
[ポツダム]
 ベルリン中心部から西南に約60km、人口15万のポツタ゜ムには過去二度来たことがある。今回訪問するツェツィリエンホーフ宮殿やサンスーシ宮殿は世界文化遺産に登録され、新宮殿と共に入ったことがある。その意味では新鮮味はないが、オランダ人屋敷やソ連軍将校駐留の家など見ると、全然復興の兆しはない。ただ聖霊降臨日曜日という休日のせいか観光客の数が大変多く、どこも大変な賑わいであった。
 
(ツェツィリエンホーフ宮殿)
 市街東北部の新庭園の中にあり、20世紀初頭にドイツ帝国皇帝ホーエンツォルレン家の狩猟用別荘として造られた英国カントリーハウス風の建物である。現在一部はホテルとなっている。1945年に開かれた歴史的なポツダム会談の場として知られており、アメリカ、イギリス、ソ連の代表団の使った部屋やポツダム会談の部屋など廻る。一部の外壁には蔦が生い茂り、新緑の庭園は美しい。尚なぜポツダムで会談を行ったかというと、ベルリンが戦災で連合国の首脳が集まって会談できるような所がなく、ポツダムに来て初めて戦災のない施設が見つかったからだという。10:10から11:00まで滞在。
 
(サンスーシ庭園)
 広大なサンスーシ庭園の一部であるが、オベリスク門から大噴水の所まで歩き、階段式葡萄畑の上にサンスーシ宮殿を仰ぐ。こちらの庭園も新緑の季節を迎えて申し分ない美しさである。30分くらいで引き上げて昼食に行く。
 
(昼食)
 11:30市内のレストランであるフロッシュ・カステン(蛙の箱)で昼食をとる。店内には蛙のコレクションが一杯あった。スープ、白身魚フライとポテト、ベリーで、1時間一寸で昼食を済ませ、バスで庭園の西の端にある新宮殿に向かう。
 
(サンスーシー新宮殿)
 サンスーシー宮殿の参観を申し込んでいても、混んでいるとこちらの新宮殿にまわされるらしい。サンスーシー宮殿はプロイセン王フリードリッヒ2世が夏の離宮として1745年にたてたロココ様式の華麗な宮殿であるが、無憂宮といいながらやや繊細な感じがする。それに対して新宮殿の方は1763〜69年に建てた後期バロック様式の宮殿で、貝殻の間など結構迫力がある。向かい合う二つの建物で一つの宮殿となっており、外壁もなかなか壮麗で建物の屋上にも各種彫刻が林立している。更に西側にある二つの宮殿風建物は一つは従業員宿舎であり、他方は調理場であるとのことであった。尚今回新宮殿では靴の上にスリッパを履き見学した。約1時間20分見学して14:05次の連邦ガーデンショーに向かう。
 
(連邦ガーデンショーBUGA)
 ロシア軍の軍事演習場跡地を利用して花とガーデニングとエコロジーの祭典、連邦ガーデンショーを見学する。冷たい雨が降り、風も結構強くて傘がさせないほどであったので、屋外は程々にして屋内会場に逃げ込んだ。もっとも屋外の紫の園は印象的であった。屋内は大勢の観光客が逃げ込んだ為超満員で、入場するにもかなり待たされた。植物の名は殆ど知らないが、いろいろと綺麗な花の他に苔も蜜柑くらいの大きさに固まって群生しており、観葉植物と共に見事であった。尚今後この場所は宅地開発する予定とのことであった。
15:30バスに乗り、朝来た道を戻り、16:30ホテルに戻る。
 
(自由行動)
 ホテルに到着したがまだ早いのと、実質的には今日が最終なのと、ベルリンに来たけれど中心部をよく見ていないという三つの理由から、16:50ホテルを出て電車でブランデンブルグ門の近くに行ってみることとした。本来旅行社の予定に入っていないのに、添乗員の町田さんの好意で地下鉄の乗り方を含めて案内して貰った。
 地下鉄Uバーン、近郊電車Sバーンというが、ホテルから少し歩いてSonnen Alleeから乗車し、Pape Strasseで乗り換え、Unter den Lindenに出る。料金は4DMであるが、自動券売機を操作するのがそれほど容易ではない。
地下鉄は大変空いていた。地上に出るとブランデンブルグ門が間近であったが、門は修復中であった。時に17:30、1時間のフリータイムで皆南側のお土産屋に向かったが、我々二人はブランデンブルグ門をくぐって連邦議事堂の方へ行ってみた。議事堂にはガラスの巨大なドームがあり、大勢の市民がドームに登るために議事堂前に長い列をなして待っていた。前から約束されていた新首都として新庁舎が議事堂前の共和国広場の北側に展開していたが、広場自体はまだ芝生が張られてなく、工事は未完成と見受けた。18:30逆コースでホテルに戻る。
 
(夕食)
 19:30エストレルレジデンス・ホテルで最後の夕食をとり、宿泊する。夕食はスープ、ポークステーキ、フルーツサラダであった。これで今回の旅行の滞在は終了し、明日は飛行機で帰国の途につく。本日は大分歩いて17,200歩であった。

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