[第5日 11月27日(火)] シラクーサ→カターニア→レトヤンニ
本日は9:00ホテルを出てシラクーサの観光が主で、昼食後カターニアに一寸寄って、タオルミナの近くのレトヤンニという所のホテルに泊まる。
シラクーサは古代地中海の大都市であったが、北部に考古学地区があり、中部は新市街となっていて、橋を渡った南のオルテジア島に旧市街がある。
(ネアポリ考古学公園) 9:05〜10:35
*ヒエロンの祭壇:長さ200mの巨大な祭壇で、ゼウスの為に牛450頭が生け贄になった。
*天国の石切場:大きなものでは深さ45mまで掘られている。
*ディオニソスの耳:画家カラバッジョが命名した高さ36m、奥行き65mの幅の狭い洞窟で、
ディオニソスが捕虜を閉じこめ石切させたと言われ、反響がすぐれている。
*ギリシャ劇場:BC5Cのもので15,000人入れた。1530年スペインのカルロス5世がここの石を転用し
たので上の観客席が壊れている。石を積んだのではなく、削って作った。現代でもここで古代劇を
上演しているという。
*ローマ円形闘技場:AD3〜4C、140m×119mで、やはりカルロス5世に壊されたが、ローマ
時代、プロと奴隷、動物と奴隷の戦いが見せ物であった。
(州立パオロ・オルシ考古学博物館) 10:40〜11:40 同じく考古学地区にある。
シチリア東部のギリシャ植民都市の遺跡からの出土品が展示されている。レオンティノイで発見されたクーロス像はBC5C、アルカイック期から古典期への過渡期の青年像。オルテジア島からの出土品、アテネ神殿、アポロン神殿の模型等もある。コピーではあるが、アフロディーテのヴィーナス像が代表的作品として注目されている。
(オルテジア島・旧市街) 11:50〜13:00
オルテジアとはうずらのことで、ゼウスの愛人レトは正妻ヘラの嫉妬を受け、うずらに姿を変えてこの島に逃がされたという。あまり大きくない橋を渡ると旧市街に入る。
*アポロン神殿:バンカーリ広場の奥に広がり、BC7C末に建てられたもの。
*アルキメデス広場:ここで生まれたギリシャの物理学者アルキメデスを記念した広場で、中央に
躍動的彫刻のある大きな噴水がある。
*大聖堂:BC5Cのドーリア式アテネ神殿のあった所で、AD7C外壁を埋め、内壁はアーチを彫り
ローマ教会とした。9Cのアラブ支配時代には屋根を凸凹にに増築してモスクとし、12Cのノルマ
ン時代再び教会とした。18C頃バロック様式となる。シラクーサの守護聖女・聖ルチアの礼拝堂が
ある。遺体はヴェネツィアだが肘だけ保存されているという。
*アウトレーザの泉:川の神から逃れようと妖婦アウトレーザが泉となったという伝説がある。泉の
中でパピルスが繁茂しているが、泉の水はあまり綺麗には見えない。
(レストラン・ARCHIMEDEで昼食) 13:05〜14:30
パスタ、エビ・イカのフライ、ティラミス で味はなかなか良い。
食後歩いて橋を渡り、埠頭で待つバスに乗り、14:45シラクーサ出発。
(カターニア) 16:10〜16:35
シチリア第2の都市で人口37万人、イタリア随一の犯罪件数でマフィアの本拠地。又音楽家ベッリーニの生まれた町で、写真が5000リラのお札を飾る。
*ドゥオモ広場:町のシンボル黒い象の噴水があり、黒はエトナ山の溶岩製。
*大聖堂:ベッリーニの墓があるが、生憎幕がかかっていた。
(レトヤンニのホテル・アンテラス・テラッセ) 17:40
レトヤンニはタオルミナの近くの海岸にあるが、地図にないので場所がはっきりしない。ただ変わっているのは、通りからエレベータで上がった所から今度はケーブルカーみたいに斜面を上がり、そこから更にエレベータで部屋に着く。山腹にあり、イオニア海の眺めが素晴らしい。ただし夕食はブュッフェであまり美味しくなかった。
本日は午前中大分歩いて14,200歩であった。
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