異文化探訪記


Sunday, 23 December,2001    文明の十字路シチリア・マルタ10日間旅日記その8
 
[第6日 11月28日(水)] レトヤンニ→タオルミナ→カターニア→マルタ島
 
 本日は8:45ロビー集合、ケーブルカーとエレベーターを乗り継いで9:00バスで出発。世界の人気リゾート地タオルミナの観光が主体で、夜カターニアで食事してから、飛行機でマルタ島へ飛び、シチリアとはお別れとなる。
 タオルミナは大型バスが入れないので、門外のルンビ・パーキングでミニバスに乗り換え、9:20メッシーナ門から徒歩で市内観光する。
 
(メッシーナ門)
 町の入り口の門で、ここからメイン・ストリートとしてウンベルト1世大通りが続き、ショッピングに又散歩コースとして通常はツーリストで賑わうと言うが、案外空いていた。
 
(コルヴァヤ館)
 メッシーナ門の近くにあり、928年アラブの城として建てられ、後にノルマン、スペインの王室が使用。シチリア伝統のあやつり人形(17〜20C)、約100年前に作られた花馬車など華やかな見せ物がある。又この中の情報センターで地図を貰う。
 
(ギリシャ劇場)
 大通りをコルヴァヤ館のすこし先で東南に曲がって坂を下るとギリシャ劇場に出る。シチリアで2番目に大きい古代劇場で、BC3Cに建てられ、当時演劇は神ディオニソスに捧げる神事であった。ローマ時代に円形闘技場として改造された。黒沢明監督の「七人の侍」も上映され、ゴールデン・アカデミー賞を受賞した。劇場の背景はイオニア海とエトナ山で素晴らしい眺めである。
 
(市民公園)
 ギリシャ劇場から少し戻りながら西南に移動すると市民公園に出る。1896年トレヴィニアン女史が個人の庭として作り、後に市民に開放したもので、園内の子供のお城などはギリシャ劇場の石をリサイクルしたという。それ程広大ではないが、緑が豊富で、更にブーゲンビリアなど赤い花が花盛りで、しかもお客が少なく、誠に素晴らしい公園であった。
 
(ウンベルト1世大通り)
 商店街にはいろいろな店があるが、菓子屋もありタオルミナの名菓トロンチーノ(ヌガーみたい)を試食した。所々に広場がある。
*聖アゴスティーノ広場:別名4月9日広場とも言い、1860年4月9日イタリア統一に対する反乱があ
 ったという。海側の教会がサン・アゴスティーノ教会(15世紀)で、山側がサン・ジュセッペ教会(17
 世紀)。海側の広場からの眺めもよく、イオニア海にぽつんと浮かぶイソラ・ベッラ島も可愛らしい。
*ドゥオモ広場:真ん中の門という「メッゾ門」という時計塔で内側にモザイク画のある門を潜ると、
 山側に市庁舎があり、海側に大聖堂がある。大聖堂は意外に小さいが、現在補修中であった。
 広場には噴水があるが、1635年製で町の守り神ケンタウレッタだという。ギリシャ神話で上半身
 が人体、下半身が馬の姿だというが、いかにも奇妙な恰好をしていた。
*その他:昼食までフリータイムということで、大通りを更に西南に進むと、やがてカターニア門が
 あり、その先の郵便局の所を右折して坂を上ると、スタンダというスーパーがあった。タオルミナ
 は一般に物価が高いが、水などはここでは町の半額であった。ただしシエスタの13:00〜16:00
 にはスーパーまでお休みであった。
 
(レストランLA BUCAで昼食) 12:45〜14:00
 シーフード前菜、ピッツァ・マルゲリータ、パンナコッタ であった。席からピザを焼いている所が見えたが、350度くらいの高温であった。
 
 午後はフリータイムとなり、皆カステルモーラへ登ったが、我々だけはゆっくりタオルミナで時を過ごした。
 以後17:00メッシーナ門に集合、ミニバス、バスに乗り継いで18:30カターニアに着き、歩いてレストラン TAVERNA COPPOLAで夕食をとり、20:30カターニア空港着、22:30 KM643便で出発し、23:00マルタ島着。23:50首都ヴァレッタのホテル、メリディアン・フェニキアにやっと到着した。
 本日の歩行数は12,500歩であった。
 
 

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