(はじめに)
毎年2〜3回海外旅行をしているが、最近は殆ど国内旅行をしていない。たまたま中学の同期生に、伊豆大島のホテル椿園を経営していた清水長治君がいるので一度訪ねてみたいと思っていた。2003年11月27日(木)〜29日(土)に何とか出掛けられることになり、早速いろいろ調査してみた。図書館でガイドブックを探したが、あまり良い本はなかった。東海汽船の「伊豆七島2003年9月〜11月」というパンフレットが一番実用的であった。
これにより、竹芝客船ターミナルから大島まで、最近は超高速ジェット船が1日2便運行しており、所要時間は1時間45分であることが分かった。運賃は6,200円と少し高いが、平日だと65才以上ならシルバー割引30%があるので、早速竹芝へ行って予約した。又椿園のホームページを探したら、インターネットプランという割引制度があることが分かり、これも早速予約した。更に出発前夜、東海汽船のホームページから大島観光協会の宿泊申込書をダウンロードし、所要事項を記入してFAXすると、1人1日3,000円の東京都助成金の出る宿泊証が貰える事が分かり、これも早速申し込んだ。尚島内の観光については清水君に予定と共に助言を求める旨椿園にFAXし、電話を頂いた。
[2003年11月27日(木)]
竹芝からのジェット船の出発が8時で、30分前までに予約券を乗船券に換えろということなので、珍しく早朝5時半に起き、6時半に家を出て、コンビニでお握りを買い、電車で蒲田経由浜松町まで行き、7時半前に竹芝客船ターミナルに着いた。
超高速ジェット船「愛」
8時発のジェット船は赤い「愛」号であった。それ程速いとは感じなかったが、それでも時速80kmで、揺れも殆どなく、快適に東京湾を抜けて丁度1時間45分で大島の岡田港に着いた。大島には北に岡田港、西に元町港があるが、どちらに着くかはその日の朝にならないと分からない。台風のせいと言うわけではないが、接岸できなければ竹芝へ引き返すという条件付き出航であったが、無事岡田港に接岸できた。岡田港には椿園の清水夫妻が出迎えてくれ、三原山には早い内に登った方がよいと忠告してくれたので、取りあえず荷物を預かって貰って我々だけ三原山に向かうことにした。
三原山ハイキング
岡田港10:10発の東海バス三原山ライン登山バスに乗る。乗客は我々夫婦二人でまるで贅沢な貸し切りバスのようであった。岡田港→郷土芸能館→郷土資料館→リス村→椿の森公園→三原山温泉→新火口展望台→三原山頂口に10:46到着した。下山のバスは13:30か14:50なので、取りあえず山頂口の歌乃茶屋で昼食をとり、噴火口に向かった。1986年の噴火で流れ出た真っ黒な溶岩が噴火口から何条か流れ出た様子がよく見え、又あちらこちらに固まって奇妙な形になっている。溶岩流地帯の登り坂は意外にきつく、何度か息が切れたが、何とか登って三原神社続いて火口展望台に出る。展望台の中には大島の成り立ち、歴史、三原山の噴火について図解されていた。風が強いのと息が切れるので火口の一周はあきらめ、火山道で火口の縁まで行くが、強風で吹き飛ばされそうであった。帰りに初めて一組の行楽客に出会った。山を下りる時には既に13:00だったので、山頂口13:30のバスは無理かなと思ったが、下りと風に押されてぎりぎり間に合ってしまった。登りと逆コースで14:06岡田港に到着し、大島公園ラインに乗り換え、14:22岡田港を出て、14:41元町港に到着した。近くの大島観光協会で宿泊証を貰い、椿園に電話して車で出迎えにきて貰った。
ホテル椿園
ホテル椿園は元町港の南東約1.5km、御神火スカイラインを少し登った所にあり、凡そ1万坪の敷地の中には椿や桜などがあふれ、小唄勝太郎の唄の碑があったり、茅葺きの家があったり趣がある。ホテルは木造の純日本風の建物で、沸かし湯ではあるが、建家の内外に大きな温泉風呂があり、食事は食堂でするがなかなかに豪勢であった。清水君の父親が初代の大島町長で、彼も町会議長や町長を勤めたそうで、いわば地元の名士である。ホテルは今は息子さんの代である。
|