WORKS Special
 数年前に、とあるところでとある建物の建築に携わりました。体育館というなかなかめぐり合えない特別な物件でしたので、今までのWORKSに載せてあるように、完成後の写真だけでは、もったいないとふと思い立ち、ここに着工から竣工までを順序だてて、掲載してみました。
 少しくらいは、技術的なことも交えてみたつもりです。ご感想をお待ちしております。




着工時仮設ゲート外部より
着工間もない頃の、仮囲いおよびゲートの状況です。黄色いブームが伸びているのが、仮囲い越しに見えますが、これが杭打ち用の重機になります。また、写真のタイプのゲートをパネルゲートといいます。囲いは鉄板製で、専用の物です。万能鋼板と呼んでいます。
着工時仮設ゲート外部より

 上と同じく着工時の場内の全景です。左の重機が杭打ちに使用するクローラークレーンで、重量物の吊り込みを行います。周囲の黄色いパーツが杭打ち機のパーツです。機械本体は写っていません。青いシートの掛かった部分に杭用の鉄筋材が置いてあり、そして赤いのが発電機になります。
 ちなみに、写真のようなキャタピラーで動くタイプのクレーンをクローラーといいます。ここでの杭の工法については以下で説明します。
着工時場内全景
着工時場内全景

杭工事
 ここの工事での杭の工法は、現場打ち杭といって、土に杭の大きさの円筒形の穴を掘って、そこにカゴ状に組んだ鉄筋を挿入し、コンクリートを打ち込んで、地面の中に杭を作り上げる工法です。その中でも使用する重機などによって細かく分けられるのですが、単純にいうとそういうことになります。
 また、写真の右端に円筒形の物が見えますが、これがケーシングと呼ばれる鋼管です。これを地面に挿入しながらその中を掘削し、杭孔の崩壊を防ぎます。
 写真では2組の杭打ち機がセットされています。右の機械では生コン車によってコンクリートを打設しているところが写っています。
杭工事



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