WORKS Special
 数年前に、とあるところでとある建物の建築に携わりました。体育館というなかなかめぐり合えない特別な物件でしたので、今までのWORKSに載せてあるように、完成後の写真だけでは、もったいないとふと思い立ち、ここに着工から竣工までを順序だてて、掲載してみました。
 少しくらいは、技術的なことも交えてみたつもりです。ご感想をお待ちしております。




トラス梁
 先ほど述べた、3分割したトラスのひとつがこれです。トラスとは、部材を組み合わせて作られた、柱や梁のことです。(軽く、丈夫に作ることができる)クレーンのブームも一種のトラスです。
 ちなみに、このトラス梁は、地上でこのような形に組み上げてから写真のように取り付けます。このように地上で組み立てることを、地組み(じぐみ)と言います。
トラス梁

 アリーナ鉄骨建方時の他の工区の様子がよく分かります。写真左の真ん中あたりが、地下のある部分です。すでに廻りが埋め戻されています。その手前の土が見える部分が武道場にあたります。
アリーナ建方時全景(北より)
アリーナ建方時全景(北より)

トラス組み上がり
 3分割したトラスがこのように一体化されます。仮設の支保工足場で2箇所を支えているのがおわかりでしょうか?写真右端より外に鉄骨の柱があります。 
 この繰り返しにより、アリーナの屋根が構成されて行きます。ちなみに、この支保工ですが、1階部分のコンクリートを打設してからでないとはずせません。SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の鉄骨はこのように鉄骨だけでは自立しないことがよくあります。仮設のブレース(筋交い)などによる補強によって自立させるという手段がよく取られます。
トラス組み上がり



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