WORKS Special
 数年前に、とあるところでとある建物の建築に携わりました。体育館というなかなかめぐり合えない特別な物件でしたので、今までのWORKSに載せてあるように、完成後の写真だけでは、もったいないとふと思い立ち、ここに着工から竣工までを順序だてて、掲載してみました。
 少しくらいは、技術的なことも交えてみたつもりです。ご感想をお待ちしております。




14年8月アリーナ
前頁でご紹介しましたアリーナの鉄骨建方が半分ほど進んだ状態がこの写真です。この時期は同時に他の工区の基礎工事を進めており、現場全体としてはだんだん忙しくなってきたところです。そのあたりを以下で紹介させていただきます。
14年8月アリーナ

武道場部分の基礎工事状況です。鉄骨建方前に載せた地下部分を埋戻し、基礎の配筋(鉄筋を組むこと)をする前の状況です。話を戻して恐縮ですが、帯状にコンクリートが地面に施工してあるのがわかりますでしょうか?これは「捨コン(すてこん)」といい、配筋したり型枠を建て込むために薄く(通常厚さ5,6cm)打つコンクリートのことです。組んだ鉄筋が下がったりしないように、また型枠を堅固に固定するために施工するものです。もうひとつ大事な役目は、「墨出し」するためです。墨出しとは、基礎や地中梁の位置を出すことを言います。実際に墨つぼを使用して、捨コンに線を打つのです。
8月武道場
8月武道場

武道場基礎工事
 上の写真からもうひとつ工程が進んで、鉄筋組み立て用の足場を組み立てています。基礎の配筋をするための足場を「鉄筋足場」と言います。実際には型枠工事やコンクリート工事にも使うのですが、なぜかこう呼びます。
 手前のレッカー車をなんと呼ぶか覚えていますか?
そう、ラフタークレーンです。(正式名称ラフターレインクレーン)運転席と操縦席が一緒のタイプですね。ちなみにラフターは4輪操舵(前後輪ともハンドルがきれる)で、小回りがきくようになっています。
 また、写真にあるように転倒防止のために張り出した脚のことを「アウトリガー」といいます。
武道場基礎工事



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