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いい家を造るためのアイデアを勉強中
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2005/05/01
基礎の細工(防腐・通気) |
次に布基礎の上に乗せる土台との関係ですが、湿気のこもりやすい場所で、基礎と土台の間にゴムを挟むような工法もあり、よく考えられていますがまだ実績が浅い。また、通気のための水切り材の小さな穴に、たまにですが、くもの巣が張ってしまったり、手が入りにくいので掃除がしにくかったりすることがあります。
ここで布基礎の上場を十字にきってみたいと思います。昔の神社仏閣などは、つく石(布基礎)の上場が丁寧なものになるとわざわざ十字に溝がきってあるものがあると本で読んだことがあります。これが簡単にできるための部材を作ってみました。
部材ができてから布基礎ができるタイミングを見計らって使ってみました。結果は写真のとおりです。この仕事は、湿気のこもりやすい北側と、水周りにだけ使ってみました。出来としてはあまり満足のいくものではないのですが、また機会があれば改良していきたいと思います。
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2005/06/06
土壁の下地(調湿性) |
次に家の躯体についてですが土壁をつけてみることにしました。日本の風土には土壁の持つ調湿性が必要だと思っていたからです。昔からある工法で、柱と柱の間に泥を塗って壁を仕上げる方法です。最近の家で言えば、壁の中に断熱材を入れるのが一般的ですが、その断熱材のかわりに土が塗ってあると思っていただければわかりやすいと思います。土壁に使う泥もいろいろ学ぶところがありまして専門職の人でないと理解しきれないところがあります。また、職人さんによって言うことも少し違っていて、すべてを把握するのは難しいことがわかりました。
今の時代になんで土壁なの?と言う人もいると思いますが、日本にはこの土壁が必要不可欠だと思っています。私は非常に暑がりで、冬場でもTシャツでいる場合もあります。だから夏場なんてものはほんとにだめで、仕事をしていなくても汗が噴出してしまう性分です。日本は気温35・6度でもあの湿度のじめじめ感はかなりこたえます。アメリカ西海岸では、気温50度以上になっても汗を一滴もかかないと言われています。サラッと乾燥した欧米と違って、日本はジメッとした国なのです。ですから断熱性よりも調湿性を大切にして、湿気が多いときは吸収してくれて、乾燥してるときは湿気をはきだしてくれる土壁を優先しました。日本の夏が気温40度近くになっても湿度さえなければ夜寝るときも寝苦しくないかもしれないと思ったからです。
壁に断熱材を入れるのは室内の気温を通さないためのものではあるが、湿気は普通に壁を通過しています。冬の朝など太陽の当たらない北側などを見てみると、柱と梁の形が結露した水分でくっきりと映し出されているのをよく見かけます。それを見るたびに木がどんな状態なのかとても心配になってしまいます。また、断熱材がその湿気を吸い込んでペシャンコになってしまい、ズルッと滑り落ちているケースがあります。古くなった家を改造するため壊していくとよく見られる光景です。昔の断熱材は、紙のようなもので包んでいたものを使っていました。最近の断熱材は昔と違いビニールのようなもので包んであり湿気を吸収しない工夫がされていると思いますが、断熱材をカッターで切って使うのでその部分は断熱がむき出しの状態になってしまうことになります。断熱ひとつを掘り下げていってもきりがないし、別に断熱材が嫌いなわけじゃないのでこの辺でやめておきます。ただ施工するときガラス繊維なので体がかゆくなったり痛くなったり、あ!いかん。またながくなりそうだ。
次に土壁についてですが、普通は写真のように竹を縄で格子状に編んで下地(竹子舞・たけこまい)を作ります。それに土とスサを混ぜ合わせた泥を塗りつけていきます。仕事を進めていく中でわかってきたこともありまして、竹子舞をかく(編む)仕事は意外に難しくなくて少し教えてもらえればできるらしく、大工さんが自宅を作る時に自分で子舞を編んだ人もいます。また今は土壁の泥は泥コン屋さんがいて、頼めば現場まで運んでくれます。この泥もいろいろありまして、泥コン屋さんによっては 半年寝かした(腐らした)ものを提供してくれるところもあります。ただこのような従来のやり方ではいろいろ都合のわるいとこが出てくるもので、筋交いが収まらないなどの問題がみえてきます。それに、コストの面でもかなり高いものに仕上がってしまい時間もかかります。これではとても手が出せないものになってしまいます。竹子舞をかく仕事、左官屋さんに壁を塗ってもらう仕事、その壁を乾かす期間など、手間も時間もかかる仕事です。この土壁を、もっと効率よく作れる方法がないかと調べてみれば意外とあるもので、時間も金額もかなりおさえることができました。方法は竹を編まずに木ずりで下地を作り、それに接着性のある泥を塗ってから粗壁用の泥をかぶせるように塗っていく方法です。
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