今取り組んでいる物件(43坪)
 
いい家を造るためのアイデアを勉強中
 
2005/04/06    図面・建築確認申請(家相学)
 土地が決まった時点で図面を自分で書いてみました。図面は大工が書く絵図板の要領です。そして、図面を書くにあたっての基本を家相学にし、それを使うために勉強して学びました。似たようなもので風水もありますが、2つの違いをここで簡単に記してみたいと思います。ただ、どちらかを批判しているわけではないので誤解しないようにしてください。風水とは、例えば、顔に出来物ができたとします。これを隠すために顔に化粧を施すわけです。注意を払ってしっかりとカバーしていくわけです。もちろん毎日のように。家相学はむしろ外側ではなくて内側から直していくやり方です。顔の出来物を治すために食べ物や、ストレス、骨,血など体の中から改善していくやり方です。風水とは違ってすぐに効果が出るものではなくて手軽さもありませんが、新築なら家の骨組みから始まるので家相学が使えると思ったからです。ただ100点満点の家はほとんどないのでどこまで家相のいいものに近付けることができるかが重要になります。
 
 図面ができたら、土地や地域によって制限がかかる場合があるので、建築士さんに図面を申請できる形に手直ししてもらい、建築確認申請を出してもらいます。これで、図面のものを形作ることができるようになります。家を建てる確認申請は建築士などのように資格を持った人しかできません。ただ、上記のような迷信じみたことは国家試験に出てこないので覚えなくても問題ありませんから、建築士のレベルの評価にはなりません。ですから、デザイン重視で自由に製図を書き上げてしまえるのです。まあ、男鬼門・女鬼門ぐらいは知ってると思いますが・・・。
 
【家相図はその家に住む人たちによって異なります。気を付けなければならないところは、張り・欠け・玄関・水廻り・火気・階段・不浄物など。一マス一坪(約畳二枚)になります。トイレは0.5マス(畳一枚)になります。家相図が分かれば自由設計も可能です。】

2005/04/23    10分の1の模型(骨組み)
 このページの最後にある6個の写真は建物の10分の1の模型です。図面から書いているのでそれほど難しくありませんでした。最初は玄関の屋根の高さや、収まりを確認する程度を作るだけだったのですが、だんだん面白くなってきて、結局全部作ってしまいました。実際の骨組みとは少し違いますが、家の格好を理解するには十分です。また、10分の1なので材料の長さなどを把握するのに役立ちましたし、仮にお客さんに収まりを説明するのにもわかりやすく説明できると思います。
 ただ、10分の1と言ってもかなり大きいものに仕上がってしまっているので、保存しておく場所がなく、どうするかこまっています。壊すのもなんかもったいないような気もします。材料はただの木くずですが、仕事の作業を止めて、頼まれてもいないものを勝手に作って勝手に喜んでしまっています。もちろんよけいなものを作らず仕事を進めていたら、それだけ収入も入っていたはずです。子供におもちゃの1つでも買ってあげれたかもしれません。いろんな部分で思うところがあり捨てるに捨てれないものになってしまいました。
 
2005/05/01    基礎の細工(防腐・通気)
 次に布基礎の上に乗せる土台との関係ですが、湿気のこもりやすい場所で、基礎と土台の間にゴムを挟むような工法もあり、よく考えられていますがまだ実績が浅い。また、通気のための水切り材の小さな穴に、たまにですが、くもの巣が張ってしまったり、手が入りにくいので掃除がしにくかったりすることがあります。
 
 ここで布基礎の上場を十字にきってみたいと思います。昔の神社仏閣などは、つく石(布基礎)の上場が丁寧なものになるとわざわざ十字に溝がきってあるものがあると本で読んだことがあります。これが簡単にできるための部材を作ってみました。
 
 部材ができてから布基礎ができるタイミングを見計らって使ってみました。結果は写真のとおりです。この仕事は、湿気のこもりやすい北側と、水周りにだけ使ってみました。出来としてはあまり満足のいくものではないのですが、また機会があれば改良していきたいと思います。
 
 
2005/05/21    土台・筋交い・金物(免震)
 土台を布基礎に固定するときに少しだけ細工をしてみました。同じように筋交いを躯体に固定するときにも同様にやってみました。土台と筋交いを細工した理由は、地震に対しての私なりの対処法です。土台についての細工は、私の本に書いた内容によるもので、本の実際の内容ではどこかの企業が協力してくれないと実現できないものですけど、それに少しでも近づければと思い、試してみることにしました。筋交いについては本にも少し触れていましたが、接合部分への細工です。耐力壁を研究なさっている教授がこの細工ひとつで通常の耐力壁を総合的に上回ったデータを出しています。いずれ一般にも浸透していくことでしょう。
 
 他に、躯体をつなぎ合わすボルトに関してですが、こんな話を知り合いの大工さんから聞いたことがあります。「建前(建て方)が終わって、しばらくして現場で仕事をしていたら上のほうからボルトのネジが落ちてきた。」と言う話です。締め忘れているのもあると思いますが、どんなにしっかり締めてもいずれ緩んで外れてくるものなのです。緩みを防止するバネのついた部材もありますが、思うところがありまして使っておりません。とりあえずネジが緩んで外れてこない細工を試みてみました。本当は木材同士の仕口でしっかりと組み合わせたほうが安心でしょうけども、ばらつきのない金物のほうが信用されています。でもネジが外れてしまっては意味がありません。強く締めることよりも、ずっと先を想定して外れてしまわない細工が大事になってくると思います。
 
2005/06/06    土壁の下地(調湿性)
 次に家の躯体についてですが土壁をつけてみることにしました。日本の風土には土壁の持つ調湿性が必要だと思っていたからです。昔からある工法で、柱と柱の間に泥を塗って壁を仕上げる方法です。最近の家で言えば、壁の中に断熱材を入れるのが一般的ですが、その断熱材のかわりに土が塗ってあると思っていただければわかりやすいと思います。土壁に使う泥もいろいろ学ぶところがありまして専門職の人でないと理解しきれないところがあります。また、職人さんによって言うことも少し違っていて、すべてを把握するのは難しいことがわかりました。
 
 今の時代になんで土壁なの?と言う人もいると思いますが、日本にはこの土壁が必要不可欠だと思っています。私は非常に暑がりで、冬場でもTシャツでいる場合もあります。だから夏場なんてものはほんとにだめで、仕事をしていなくても汗が噴出してしまう性分です。日本は気温35・6度でもあの湿度のじめじめ感はかなりこたえます。アメリカ西海岸では、気温50度以上になっても汗を一滴もかかないと言われています。サラッと乾燥した欧米と違って、日本はジメッとした国なのです。ですから断熱性よりも調湿性を大切にして、湿気が多いときは吸収してくれて、乾燥してるときは湿気をはきだしてくれる土壁を優先しました。日本の夏が気温40度近くになっても湿度さえなければ夜寝るときも寝苦しくないかもしれないと思ったからです。
 
 壁に断熱材を入れるのは室内の気温を通さないためのものではあるが、湿気は普通に壁を通過しています。冬の朝など太陽の当たらない北側などを見てみると、柱と梁の形が結露した水分でくっきりと映し出されているのをよく見かけます。それを見るたびに木がどんな状態なのかとても心配になってしまいます。また、断熱材がその湿気を吸い込んでペシャンコになってしまい、ズルッと滑り落ちているケースがあります。古くなった家を改造するため壊していくとよく見られる光景です。昔の断熱材は、紙のようなもので包んでいたものを使っていました。最近の断熱材は昔と違いビニールのようなもので包んであり湿気を吸収しない工夫がされていると思いますが、断熱材をカッターで切って使うのでその部分は断熱がむき出しの状態になってしまうことになります。断熱ひとつを掘り下げていってもきりがないし、別に断熱材が嫌いなわけじゃないのでこの辺でやめておきます。ただ施工するときガラス繊維なので体がかゆくなったり痛くなったり、あ!いかん。またながくなりそうだ。
 
 次に土壁についてですが、普通は写真のように竹を縄で格子状に編んで下地(竹子舞・たけこまい)を作ります。それに土とスサを混ぜ合わせた泥を塗りつけていきます。仕事を進めていく中でわかってきたこともありまして、竹子舞をかく(編む)仕事は意外に難しくなくて少し教えてもらえればできるらしく、大工さんが自宅を作る時に自分で子舞を編んだ人もいます。また今は土壁の泥は泥コン屋さんがいて、頼めば現場まで運んでくれます。この泥もいろいろありまして、泥コン屋さんによっては 半年寝かした(腐らした)ものを提供してくれるところもあります。ただこのような従来のやり方ではいろいろ都合のわるいとこが出てくるもので、筋交いが収まらないなどの問題がみえてきます。それに、コストの面でもかなり高いものに仕上がってしまい時間もかかります。これではとても手が出せないものになってしまいます。竹子舞をかく仕事、左官屋さんに壁を塗ってもらう仕事、その壁を乾かす期間など、手間も時間もかかる仕事です。この土壁を、もっと効率よく作れる方法がないかと調べてみれば意外とあるもので、時間も金額もかなりおさえることができました。方法は竹を編まずに木ずりで下地を作り、それに接着性のある泥を塗ってから粗壁用の泥をかぶせるように塗っていく方法です。
 
2005/06/16    内装工事(耐震)
 大工の外構工事が終わり、内装工事に取り掛かるわけですが、部屋の天井の下地を作るときに耐震強度を上げるための仕事をしてみました。インターネットでいろいろ調べていくうちにある業者さんと話をさせていただける機会をもうけましてそのときに教えていただいた工法です。その業者さんは耐震診断の仕事に取り組んでおられまして、実際にその家を揺り動かしてデータを取って割り出していくそうです。建物の小さな細工や下地の工夫などで強度が変化するのを実際に実験で証明しています。
 
2005/06/19    入院中
入院してしまいました。
2005/11/01    復帰
復帰してしまいました。
2005/11/22    造作
リハビリを兼ねて少しずつ仕事をしています。仕事の内容でいえば、耐力的な躯体の仕事は終わりました。次は、いろいろなものを遊び感覚で作っていきたいと思います。まず、隠し収納を3つ作ってみました。見た目にはわからず、またいろんな荷物をどかさなくても簡単に入り口を開けることができ、出し入れが楽になっています。隠し収納ですから詳しくはかけません。
2005/12/08    造作−2
内装の角の納まりですが、床と壁の見切り材(幅木)のとんがった部分をなくしてみました。掃除機のコードなどが当ったり、足が当たったりするととんがった部分が少しずつ剥げていく原因になります。
2005/12/30    造作−3
2階にベランダをつけました。窓から出入りしやすくするために、少し勘考してみました。
普通に仕上げると窓の位置が高いので階段が2段できてしまいます。この場合、部屋側のほうにかなりとび出してくると思います。そこで、2段目をなくして1段だけでベランダに上がるようにしてみました。つまり窓下をまたいであがれるようにしました。
2006/01/10    造作−4
和室の天井の一部分をクロスで仕上げることにしました。ノリの効果がなくなってくるとクロスのふちの方から剥がれてくるので、無地の天井材(ボード)にクロスを貼り付けて上からふたをするように載せるだけにしました。
2006/01/13    造作ー5
トイレは狭い場所で、それでいていろいろなものを置いておくところなので、サッシ窓の枠を大きく取りました。また、別売りの収納ホルダーを買ったのですがおき場所がありません。それで、収納ボックスだけ高い位置に埋め込み、ペーパーホルダーをはずしてカウンターの切れ端を使って固定しました。
2006/01/16    造作ー6
クローゼットの扉の取っ手ですが、既製品の位置ではかなり使いにくいです。折りたたみの扉なので、取っ手の場所や向きなどでかなり変わってきてしまいます。場所を変えて何度か開け閉めを試して、一番使いやすいところにつけてみました。一度取り付けてしまっていたので穴は空いたままですが苦になりません。
2006/02/02    造作ー7
キッチンの吊り戸棚ですがかなり重くなってくるものですから、前のほうに倒れてくることがあります。壁のほうに下地を入れておいて、それに固定したとしてもかなりの負荷がかかります。ここで壁だけではなくて、天井にも下地を入れて前に倒れないように固定してみました。
 
2006/02/06    造作ー8
和室の障子ですが下のほうにガラスのついたタイプにしてみました。子供がまだ小さいので、障子紙は穴だらけになるのは仕方ないとして、下のガラスは怪我をする元なのでアクリル板に変えてみました。まだ、掃除をしていないので汚れが目立ちます。
2006/02/20    予定外工事
建物が完成してから私の勉強机を作ってみました。壁に備え付けのもので長さは1メーター70センチ程度で、奥行きが60センチ程度です。集成材やベニヤ、いらなくなったカラーボックスなどを使ってみました。最初は机を買って置くだけのつもりだったので予定外の工事になってしまいましたが、壁の下地材の位置がわかっているので、それほど困ることもなく作ることができました。それほど悪くなければ子供の勉強机も作ろうかと思っています。
2006/03/13    勉強机
子供の勉強机を作ってしまいました。とりあえず子供が喜んでいるので良しとします。ただ、もう一人の下の子供の分はまだ作っていません。さすがに面倒になってきたので、知り合いのいらなくなった勉強机をもらうことにしました。後は子供を納得させるだけです。
 
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Last updated: 2006/10/26

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