「永香自然農園」開設前から現在までを、写真でご紹介します。
初めての畑
サラリーマンをしながら、3年を掛け農園開設の準備
1999年10月、生まれて初めての畑を借りる。畑はどうやって借りるものなのか、何も判らず不動産屋で訊ねたりもした。個人経営の家庭菜園用地で、1区画3×5メートルが年間6000円。翌年には5区画に拡大した。
農の達人塾
2000年4月から通った「農の達人塾」での実習風景。年間20回の講座で、午前中は座学、午後は実習。ここでの同期生友松さんは、同じ福間で2年先に就農し、現在もご夫婦で頑張っている。
初めてのトンネル
東郷の畑にアスパラを定植するため、トンネルを張った。左右にロープを掛ける作業が一人でできず、友達に手伝ってもらった。ちょっとした作業でも二人いると、ずいぶんと効率が良くなるものだ。
なまずの郷前を借りた
福間町運動公園「なまずの郷」の真ん前の畑を借りることができた。これも知人の紹介だ。畑はいくら空いていても知らない者に貸してはくれない。新規就農者が畑を借りるには、まず農家の人と仲良くなること。その人に貸せる畑がなくても、空いている畑を紹介してもらえる可能性はある。
ここは2年ほど空けていて、セイタカアワダチソウが2メートル以上にも茂っていた。ハウスは骨組みだけが残っていた。写真は1回目の草刈り終了後のもの。ハウス周りだけは刈ってあるが、刈る前は左奥のような状態だった。
なまずの郷前を借りた2
このハウスは間口6メートル、高さ2・6メートルある。セイタカアワダチソウは天井まで届いていた。夏休みの数日間、この草刈りだけで過ごした。それでも終わらなかった。
なまずの郷前を借りた3
以前、茄子が植えられていた場所だ。ようく見ると栽培用の支柱があるのが判る。これを撤去しながら草を刈っていくことが実に手間であった。車は当時の愛車「ビッグホーン」。25万キロ走ってくれたが、就農と同時に手放し、軽ワゴンに代えた。自動車税は14分の1になり、嬉しかった。やはり百姓の車は軽がいい。
なまずの郷前を借りた4
借りてから一月後の様子。ハウス周りだけ草刈りを終え、トラクターをかけた。サラリーマンをしながらの作業だったので、週末だけしか畑に出られなかった。トラクターは地域の組合で借りることができる。見違えるほどになった。このとき初めて一人でトラクターに乗り、その威力に感服した。
初めてのハウスを建設
骨組みだけだったハウスにビニールを張り、扉を付けた。長さ38メートル、幅6メートル。中には4本の畝を作りアスパラを植えた。右奥の小さなハウスは資材置き場として新たに建てたもの。長さは10メートル。キャンプ道具を運び込み、週末の「男の隠れ家」になった。業者に建設を依頼し、両方で約50万円かかった。慣れた百姓なら自分たちで建てられる程度のものだ。
露地アスパラを植える
ハウスと平行して露地にアスパラを植えるための準備。トラクターで作った畝間を管理機で土上げしている様子。管理機は25万円で購入。中古はないかと訊ねたが「中古の管理機など使いものにならぬ」と教えられ、新品にした。
新たに借りた今西の畑
やはり人の紹介で、別の地主さんから畑を借りることができた。ここが3反、この裏に2反がある。これでようやく第3条申請に必要な5反の畑が揃った。退職するまでに5反を揃えることが目標であった。
今西の畑2
今まで今西の畑を借りていて人は、全くの化学肥料栽培であったため、腐植などの有機質が欠乏した砂質である。少しでも有機質を増やそうとソルゴーを撒いた。この状態でトラクタを駆け、緑肥として鋤き込んだ。
台風被害
2003年3月末で17年間勤めた会社を円満退社、4月から百姓になった。そのとたんの6月、台風6号でハウスの屋根を飛ばされた。
台風被害2
正に先制パンチであった。が、これで多くを学んだ。「へ」の字に曲がっているパイプはマイカー線を結んでいる25ミリの鉄製だが、風にあおられたビニールに耐えきれずこの状態に曲がってしまった。補修後はパイプよりも強いワイヤに変えた。
斑点病被害
2003年7月のハウスの様子。台風で1週間風雨に叩かれ、あっという間に斑点病が蔓延した。新しく芽が出て、それを伸ばしてやっても茎はどんどん枯れていった。出てくる芽より、撤去する枯れ茎の方が多く、悲しかった。
ITファーマー
目指すはITファーマー。福岡県のIT指導者講習を受け、指導者認定をもらった。
3条申請の認可
農地法第3条の申請をし、認可された。新規就農者にとって最初の難関である。これが証書。印鑑が仰々しい。
2004年春ハウス
就農後1年を迎えた時期のハウス。バックの桜は公園周囲のもの。一年で一番心ときめく季節だ。手前3列はアシタバの浮き掛け。
2004年春とクゥ
4月から我が家にやって来た愛犬「クゥ」。まだ生後3ヶ月の頃。バックは今西の畑に植えた露地アスパラ。
畑にクゥ
「クゥ」は毎日畑に連れていく。走り回ってよその畑にまで入るので放しはできない。家では庭で放し飼いしている。
畑にクゥ2
ニンニク畑
2004年9月、更に2反の畑を借りた。これで合計9反8畝となった。ここにニンニクを3000個植えた。巧くいくようなら、翌年は更に植え付けを増やすつもりだ。写真はニンニクの隣に植えたネギ。
ニンニク畑全景
2004年11月のニンニク畑。昨年失敗したニンニクだったが、この年は順調に生育した。植え付け後1ヶ月で小さな芽が出そろった。
休日のふれあい広場
僕の出荷先はここ「ふれあい広場ふくま」。この売り場があったため何とか換金できた。本当に助かっている。新規で就農を考えている方は、こういった売り場が町にあることも就農地選択のひとつとして考えた方がいい。(詳しくは百姓随想を)
ハウス増設
2004年12月、念願のハウス増設を開始。これから立ち上げるところ。作業は全て専門業者に依頼した。これで栽培用ハウスは3棟になる。資金は全額農業用の制度資金を利用した。
1棟目のビニールが張れた
12月13日、1棟目のビニールが張れた。
完成間近
2棟目のツマも出来上がり、後は天井を張るだけ。今回は31.8ミリの太いパイプにし、筋交いも入れて台風に強いものにした。
ハウス完成
右から新築した栽培用ハウス2棟、旧栽培用ハウス1棟、事務所兼物置ハウス1棟、その奥がボカシ作り用ハウス1棟で、合計5棟のハウスが揃った。
ラディッシュ本格栽培
2005年2月。新築ハウスでラディッシュの本格通年栽培を開始した。しかし翌年このハウスもアスパラに変更したため、ラディッシュ栽培は中止した。
ヤーコン畝を作る
2005年2月。今西の畑。植えていた露地アスパラは失敗した。アスパラはやはり露地では無理だと判った。今年はこのアスパラを撤収してヤーコンに変える。ヤーコンは前年試験栽培をしてみて、いけると手応えを感じていた作物。
認定農業者になった
2005年6月。念願の認定農業者になった。昨年は農地法第3条申請の認定を受け、その後認定就農者になった。2005年の目標がこの認定農業者であった。この後、エコファーマーも申請した。
エコファーマー認定証
2005年7月、目標のひとつであったエコファーマーを取得した。環境に配慮し、持続性の高い農業を実践する農業者に交付される認定書だ。
農園視察
久留米の認定農業者の方々20人が農園の視察に来られた。私のHPを見て、依頼があったもので、自身教えを乞う気持ちで迎えた。こうして団体で視察されるのは初めてのことであった。
農園視察2
西日本新聞別冊に掲載
西日本新聞別冊の「食と健康」紙に記事が掲載された。私の農業姿勢とこの紙面企画とが合ったのだろう。取材の依頼があり、2005年8月に取材を受けて同25日に掲載された。これを見た新規就農希望者から農園視察の依頼があり、数人の方が訪れてくれたし、後に研修生として入った広渡君もこれを見てやってきた一人だった。
毎日農業記録賞を受賞
2005年の毎日農業記録賞で優秀賞を受賞した。これは受賞者を紹介した11月11日の全国版紙面。同号の地方面で私の取材記事も掲載された。
私の作品要約
受賞作品の要約紙面。実際の作品は原稿用紙10枚。ここではその要約と顔写真が掲載された。
私の取材記事
福岡東支局の中原記者とカメラマンが来園され、取材していただいた。
研修生受け入れ
初めての研修生広渡君。西日本新聞の記事を見て農園を訪ねてきて、2006年1月から研修に入った。横浜でのサラリーマン生活を辞し、有機農業での就農をめざし毎日永香農園で勉強している。
第2次研修生
2006年1月中旬から研修に来ている松尾君。やはり有機農業での新規就農を目指している。
カボス畑を借りる
カボスの植わっている土地を借りた。約7畝ある。楽しみながらカボス栽培を勉強している。この畑を含め1反半を新たに借りたので、畑の合計は1町を超えた。
第3次研修生
2006年10月から週末だけ研修に来ている高瀬さん。日頃はOL。仕事も遊びも充実した生活を送っている様子だ。
第4次研修生
4人目の研修生としてやってきた中道さん。環境保全に直接関わる仕事をしていく過程として農業も勉強してみたいと、短期間ではあったが働いてくれた。
新事務所ハウス完成
2007年3月、手狭になった事務所ハウスを移転、拡大した(右)。15メートルのハウスを建設し、ここを事務所と倉庫、保存場所として使用する。
4棟目のハウス建設
2007年3月、4棟目となる栽培用ハウスを建設した。手前の小さなハウスの後ろに見える骨組みがそれ。25メートルしか場所が確保できなかったが、ここでアスパラを栽培する。
「新規就農のための具体的方法」を話す
2007年4月、「環境共育を考える会」主催の勉強会に招かれ2時間のスピーチを行った。演題は「新規就農のための具体的方法」。私の経験を伝えることでよりスムースな就農を支援していきたいというのは、私のこれからの夢である。
農園視察
「環境共育を考える会」のメンバー7人が、後日農園を訪れてくれた。
農園視察2
韓国からの視察団
2007年10月、韓国の農協、農業者ら50人が大型バスで視察に訪れた。最も多い来園者で、受け入れる我々も大変であった。
韓国からの視察団2
畑の移動は大型バスが入れず、4カ所を歩いて回った。皆様、お疲れさまでした。
ぷくぷくフェスタに出店
2007年11月、子育て情報誌「ぷくぷく」主催のイベントに参加。会場で農産物を販売した。
| Prev
|
Index
| Next |
ホーム
無農薬カボスの通販
ヤーコン種芋販売
カボスマーマレードできました
私自身のこと
永香農園倶楽部
永香農園の商品紹介
カブトムシの幼虫販売
私はこうして百姓になった
農園視察のご案内
実践的新規就農塾
研修生を受け入れる
農の人々
農業記録賞を受賞
新規就農のための具体的方法
イベント報告とご案内
メールは
こちら
まで。