福岡県糟屋郡で有機農業をしている田中一平さんの呼びかけで、
新規就農の有機農業者達が旧新吉富村の松本茂邸に集合しました。
田中一平さんは八尋幸隆氏が主宰するむすび庵の卒業生で、慶応大学卒業後
アメリカに一年留学した経験もあるという異色の経歴の持ち主。
初対面でも思わず「一平ちゃん」と呼びたくなる親しみやすい風貌と天真爛漫な
性格に加えて、強力なリーダーシップも持ち合わせている彼には自然と人が
集まってくるようです。まだ26歳という若さですが、福岡の若手有機農家を
引っ張っていく存在になりそうな気がします。
永香自然農園からは、永さんと私、研修生の高瀬さん、松尾さんの4名が参加。
松本さんがウーファーの滞在用として借りている古民家が会場です。
この家がとても風情があってまたいいんです。土間の薪ストーブも、
煤けた太い梁が張り巡らされた高い天井も、小さいけれど使い勝手の良さそうな
台所も、全てがいい。
ここに来るのは2回目ですが、ここで飲むお酒はひときわ美味しく、
いつも飲みすぎてしまいます。
さて、今回集まったメンバーはそれぞれに個性的で、非常に刺激を受けました。
みなさんが持ち寄った自慢の野菜を使った料理や果物も大変美味しく、
「わー、これ美味しい!どうやって作るんですか?」
「え〜っと、これはね・・・。」
などなどあちこちで活発な意見交換がなされていました。
私の一番の収穫は、田川郡川崎町で米と野菜を生産する片桐夫妻と、
杷木町で果樹園を営む農家の2代目林田さんから、栽培作物を使った
加工に関する話を伺えたことでしょう。永香自然農園の加工部主任としては、
これから栽培品の加工を考えていく上で大いに参考になりました。
今回の参加メンバーのうち、女性は私を含めて6名。
東京で長く福祉関係の仕事に携わってきた後、現在は松本茂さんのもとで働く
児玉忍さん、大阪出身で以前は法律事務所で働いていたと言うむすび庵の研修生、
永香農園の研修生でOLでもある熊本出身の高瀬さんは、広島大学で学び
ニュージーランドでのファームステイ経験もあるそう。それぞれ出身も経歴も
バラバラですが彼女達には共通点があります。
自分の将来に対して明確なビジョンを持ち、行動力があり、好奇心旺盛なところ。
その上聡明で元気、前向きで明るいといった点です。彼女達のパワーの前に
多勢を占める男性陣の影が薄くなるほどでした。
農業のみならず、日本の未来はこういった元気で有能な女性達の存在なくしては
成り立ち得ない、と強く感じた夜でした。
左手前からむすび庵研修生の女の子(名前失念、ごめんね)、片桐夫妻、杷木町の林田さん、むすび庵卒業生で古賀市の大浦さん、永香農園研修生の松尾さん、幹事の田中一平さん、○○さん(名前失念)、むすび庵卒業生の男性(名前失念)、喜雨の松本茂さん、そして私。この後も続々メンバーが集まりました。
翌朝、二日酔いの体を抱えて松本茂さんの畑を案内してもらいました。宅配が主の松本さんの畑は、実に多種の野菜が栽培されています。ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、菜花、アブラナ科の野菜が多いです。左から児玉忍さん、私、高瀬さん、松本茂さん。
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