俳句集団「飛躍」9月入選句
 

      作   品  (1)
  関門海峡大橋
祝!20年度文化祭俳句大会第一位
 
     母の日の母に白寿の友来る   のぼる
        からす瓜  
 
御手洗の水面に影すからす瓜
志 磨
 
亡夫よ来よ今宵の月を讃えんか
ふみ子
 
ショベルカー首伸び切って秋暑し
よしき
 
染付の大盃かはす新走り
豊 子
 
廃校となりし母校や秋櫻 
のぼる
 
爺と呼ぶ電話口より夏休み
慈 彩
 
落ちてなほ石榴真っ赤な自己主張
めだか
 
この猛暑乗り切る事を課題とす
紀代子
 
人影も消へて浜辺の晩夏かな
喜重郎
 
信濃路の旅の半ばの二日月
信 子
 
残り蚊や小さき羽音耳もとに
秀 子 
 
かりがねや村に夕餉の煙立つ
さくら
 
はかどらぬ夫の晩酌きぬかつぎ
孝 女
 
生きる日の限り夢見る流れ星
貞 吉
 
僧と禰宜肩を並べて月見かな
富 子
 
幾山越え来し旅愁夕紅葉
弘 義
 
吊橋のゆきゆき揺れて風は秋
ひ で
 
茹栗や父より継ぎし癖ひとつ
秀 男
 
新涼や階段下りる猫の鈴
ふみ香
 
こぼれ種鬼灯の花まだ咲かず
きよ女
 
地のほてりなほ衰へぬ無月かな
つ ぎ
 
秋茄子を喰はす嫁無き村さみし
 
秋一日幼に帰る長電話
良 三
 
月の路地三味の音聞ゆ神楽坂
あらた
 
胡弓の音流れる路地の月明かり
幸 造
 
夕映えに燃える河原の青芒
商 蔵
 
高々と結界越ゆる揚羽蝶
美 鳳
 
勤勉さ天まで続く新米田
山 鳥
 
流水で廻す水車や芋洗ふ
ト シ
 
深草はこほろぎの声昂ぶらす
民 章
 
十字路の名もなき草に星月夜
し げ
 
団欒に笑ひ声あり震災忌
信 女
源平かずら 鬼灯 向日葵
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Last updated: 2008/10/4