2008/05/31    雨よ降れ降れと葭切鳴きかはす※
 雨のち曇(上田)
 
長野の句会に参加し、上田まで日帰り。といってもわが家から上田までは電車に乗っているのは2時間足らずなのでさして遠くはない。
上田の隣、坂城(さかき)という町の千曲川でのウグイのつけ場漁を見て食べて・・というのがメインだったが、つけ場(梁とはまた、少し違う漁)になる千曲川は雨で急流になっていて、漁は中止されていた。が、ウグイの料理はたっぷりと食べた。あまりにもおいしそうで食べるのに熱中、カメラに収め忘れた。
 
ともかく寒い雨で、でも千曲川の河原は滅多に行けないところでもあり、少し外に居た時間が長かった? かなりの寒さ対策をしていったのに足元が濡れたせいか体が冷えた。
雨でなければ千曲川も北国街道の町並みももっと楽しめたのに・・無念。吟行の終わる頃になって雨が止んできた。
雨でも雪でも俳句は作れる。が、やはり青葉若葉の信州を楽しみたかった。
 
夕方、句会が終わったころになったら喉が痛くなり・・熱はないものの珍しく風邪をひいたようだ。
2008/05/30    夏草も保線工夫も雨に濡れ
 
 
眼科で緑内障の視野検査の日。予約は数ヶ月前から入れている。本当は年に2回はすることになっているのだが、病気のことなどあって10ヶ月ぶりだ。
検査は、片目ずつ、ドラムの中を見ていて、☆のような小さな光が見えたら手許のボタンを押す。極めて単純なもので、ゲーム感覚。
右眼の左下の視野が欠損しているので、左眼の検査になったら、あら、なぜこんなに見えるの?と思った。
結果は、去年7月と変わりなかった。おおよそ右眼の4分の1が見えない領域になっている。でも、真っ直ぐを見るには視力にあまり関係がない。パソコンも普通に歩くのも困らないのだが・・膝の上やテーブルに細かい字の本を乗せて読むのはちょっと不自由。夕暮れ、駅の階段を下りるときは慎重にしなくてはならない。
ま、今日の結果だと、点眼を続ければ急にひどくなることはないようだった。眼の中心が見えなくなるとかなり困ると思うが・・
 
寒い雨の日になった。月に一度の眼科の通院は徒歩10分ほどで、クルマの通らない線路沿いの路を通ったり、散歩がてら楽しみなのに、今日は残念。
2008/05/29    文字ゆがむ署名捺印走り梅雨
 
 
昨日の、雨明けのような暑さが、今日は4月半ばの気温になった。午後、ちょっと外出するのに着るものに困り、押入の奧から長袖を出した。長袖は、上に羽織るもの以外は殆ど片づけてしまい・・ちょっと早すぎた?でも、数日前までは夏物がなくて困っていたというのに。
何だか、もうすぐ梅雨に入りそうな天気図だ。
2008/05/28    薔薇の門くぐりて来たる笑顔かな※
 晴時々曇
 
いつもは午前中から勉強句会なのだが、今日は句会場に近い生田緑地の薔薇園へ吟行した。
今年は薔薇を見に行っていないので、かなり期待してはいたが、いつもより早い開花だったのか、花に勢いがなかった。が、薔薇に囲まれている時間は心安まる。写真を撮りに行ったのならもっと心安まる時間だったかも・・コンパクトカメラは持参した。が、帰ってきてから見たら、やはり絵になっておらずがっかり。
俳句を作りに行ったのだから写真はどうでも良いようなものの・・
薔薇で句を作るのはとっても難しい。薔薇そのものを句にするのは最初から諦めた。先人の名句には勝てるはずもない。
 
この薔薇園、以前は向ヶ丘遊園地の一部だった。その遊園地が閉鎖され、薔薇園だけは残そう、と地元の人たちがボランティアを中心に守っているようだ。期間限定の開園、規模もかなり大きいし本格的だ。
でも、電車で行くと、かなりの坂道を上らねばならない。句会は荷物が多いので、一気には上がれなかった・・一昨年は術後というのにあまりきついとは思わなかったのに。
来年は? 何だか体力を試される吟行になりそうだ。
2008/05/27    声少しひそめて通る木下闇※
 
 
今日のからりとした晴天のあとは、もうこんな天気は当分ない、とか。
午後、リハビリの前に医院のそばの都立庭園へ寄ってみた。緑緑緑・・花といえばカルミアの花盛り、白糸草が日陰に咲き、カラーが1本・・といった程度。
少し時間の余裕もあったのでベンチで句作りでも、と思ったのだが、いつもなら人影もまばらな園内になぜか人の数が多い。みんなスケッチブックを開いての写生の人ばかりだ。どこかの絵画教室かなにかの実習らしい。その人たちが園内の殆どのベンチを占拠していて、ゆっくりと座ることは出来なかった。
緑の眩しさだけが残像のように残った。
2008/05/26    そらまめの湯にひるがへる薄緑
 
 
蒸し暑くなって、挨拶は「今日は暑いですね」となった。
ところが私は、このくらいの日はあまり暑いとは思わない。寒がりで、どうも人よりは体感温度が低いようだ。エアコンがちょっと効き過ぎているとクシャミが止まらなくなったり、足や肩が冷えきったりする。まだ、私には快適な気温。体の冷える人はがんに罹りやすい、という説があるそうだ。本当かもしれない。
 
連日中国の大地震の報道が続いていて、何百万年に一度の地殻変動かもしれない、とも知った。恐竜時代に動いた断層が、今になって動いたのだとか。その時期に生きていて大変動に遭遇した方たちは、本当に不運としか言えない。
地球はもの凄く長い歴史を持っているのだ。
日本の地震のサイクルなどは、それに比べたら微々たるものでしかない。だから、地震や噴火災害に出会うのは当然、と思って暮らしている。
でも、生きている間に経験したくないものは、首都圏の大地震と富士山の噴火と戦争と。戦争だけはもう経験しているので、生きている間には遭遇しないとは思う、でも、あとの二つはいつ出逢ってもおかしくはないはずだ。ただただ、出逢わないことを祈るのみ。
2008/05/25    十薬の咲き続けたる夜の雨※
 雨のち曇
 
わが家の周り(マンションの敷地)は、十薬(どくだみ)がいっぱい茂っている。雑草なのだから刈ってしまえば良いようなものだが、山茶花や椿の木もたくさんあって、茶毒蛾が発生する。殺虫剤を撒く訳にはいかないので、十薬が虫除けにもなっているかもしれない。
私は白い花が好きだけれど、人によってはどくだみは嫌い、とも言う。
夕べの雨で、花がいっせいに咲いてきた。
 
雲の切れた夕方、富士山がちょっとだけ姿を見せた。わが家の方からは、まだ雪で真っ白だ。トップの写真の富士山は雪渓がまだらになっているのに・・わが家からは、アングルがちょうど反対側になる訳で。
遠い富士山ではあるけれど、やはりこちら側からがいちばん姿がいい、と私は思う。

2008/05/24    実梅ひとつふたつみつよつ太りけり
 曇一時晴夕方雨
 
吟行句会の日。今日は家から電車に20分も乗れば行ける川崎市の二ヶ領用水、近くなのでとっても楽な気分になれた。
昼頃から雨、の予報が外れて、夕方まで雨にならず助かった。まだこんなにも若葉が綺麗、と思うくらいに多摩川から引かれた用水沿いの路は眩しかった。
多摩川の河原でゆっくりと昼食、さて、句も揃えることが出来たし、とカメラを出そうと思ったら忘れていた。無念。
まずまずの句会になり、近いので夕暮には帰ることも出来・・帰宅したら、ふたつ良いことがあった。
 
ひとつは、結社の6月号が届いていて、わが句が巻頭20句の最後に選ばれていた。この1年で3回目、というのが嬉しい。低迷期を少しは抜け出ることが出来た?のかも。 
  
  斑雪嶺(はだらね)の向かうの村を思ひけり  KUMI
 
この句、2月28日のこの日記に載せた句でそのときは「向かう」は「うしろ」だった。今年は雪が多くて、わが家から眺める山並の上の方にいつまでも雪が残っていた。山の向こうは山梨。花盛りの春になったら遊びに行こう、という気分を抱き続ける頃でもある。雪に感謝。
もうひとつの良いこと、は省略。
ともあれ、少しは報われる日もなければ、である。
2008/05/23    夏つばめ市内循環バス発車
 
 
暑い、と人は言う陽気、でも私には快適な気温だった。
午前、用あって立川まで。駅ふたつ西へ行く。多摩のターミナルの駅はだんだん発展し、いわゆる「駅なか」の商店が、10時前からもう開いていた。買い物は興味ないとはいえ、改札を入ったところに商店の増えていく駅が多くなった。わが駅の「なか」にもコンビニから食べ物屋、理髪店、などがある。
さて、帰りにそんな立川の「駅なかトイレ」に寄った。どんなものか、と思ったら、その綺麗なこと、デザインの素敵なこと・・デパートのトイレ並なのでびっくり。
昔、国鉄時代には「駅のトイレ」は、汚いの代名詞だった。だから、トイレに行きたいというだけで喫茶店に入って、飲みたくもないコーヒー代を払ったこともある。
だんだん街は素敵に快適になるけれど・・そこに住む人間は、我々時代とは全く違ってきてしまった気がする。
2008/05/22    尾長来てひとこゑ残す薄暑かな
 
 
ようやく「寒い日」は来なくなったようだ。
寒がりの私には最も快適な季節だ。梅雨どきはまた、別の湿った低温になるので、五月の晴はとっても嬉しい。
 
色々値上がりしているようで、ガソリンだけは昨日のように遠出する度に実感しているものの、食料はあまり感じていなかった。
というのも、パンは去年秋から体調のために食べないし、スーパーでは殆ど買い物はしない。宅配の食料品はほぼ国産品と有機栽培品ばかりなので、もともとスーパーの品よりは1〜2割は高かった。ま、量をたくさん食べる訳ではないから、おいしいもの好きの私の唯一の贅沢のようなもので。
ところが、その宅配品も値上げされてきた。まず乳製品。毎週買う牛乳やヨーグルトが10円値上げになった。これだけで一ヶ月約120円くらいの負担だ。製品は日本製でも、牛の飼料はやはり輸入ものも入っていたようだ。
どこまで続く値上げ・・でも、ひとつだけ値下がりしたものがある。ガス料金。普通ならば上がるはずが、なぜか月に何十円かだが値下げになる、とガスの請求書に書いてあった。
東京ガスは天然ガスを使っている。そのせいだろうか?ま、下がるもののことは、あまり追求しないことにした。
2008/05/21    ラムネ飲む富士の頂き真向かひに※

 
 
朝起きたら、真っ青とはいかないが快晴。今日は何も予定のない日でもあり、洗濯を済ませて、富士山を見に行くことにした。最近は、運が悪くて富士山周辺へ行っても見られないことが多かったので、今日こそ、である。
本栖湖に広大な芝桜を見せる公園が出来た、と最近の噂。そこを目指した。週日ならがわが家から2時間くらいだ。
芝桜の大規模な群生は初めて見る。富士山をバック、というので期待して行き、う〜ん、さすがに綺麗、と眼を細めた。が・・なんという人の多さよ。広大な駐車場はいっぱい、そこから10分ほどの会場までは人の列。そして・・写真のとおりの風景。
富士山の圧倒される大きさに救われたけれど、人の多さもあって、あまり感動出来なかった。
 
帰路、こちらも去年から開園という「西湖いやしの里根場(ねんば)」へ寄ってみた。
こちらは、感動した。半世紀をタイムスリップした山里の風景。
     詳しくは後日写真を別途アップします。
 
さて、わが家から見えるミニチュア程度の富士山(昨日の写真)、雪がかなり残っている。本栖湖や西湖から見る富士山の西側は、雪渓が少し剥げてきている。わが家からの富士山は、川口湖の東岸や山中湖からのカタチなのだ。裾野が両側均等に見えるのもわが家からの方角だ。
静岡の人が「東京から見る富士山は、カタチが違う」と言うのも当然。でも、私はやはり、見慣れているせいか河口湖東岸からの富士がいちばん好きだ。
2008/05/20    剥ぐやうに雲去る遠嶺夏つばめ※
 雨のち曇がち
 
夕べからの大雨が、昼近くに上がった。
海沿いは風雨ともにひどかったようで、電車が止まったり、と今頃の季節にはないような荒れ模様だったようだ。こちらは何ごともなく、雨の上がった直後だけ、富士山がきらきらと輝いた。今頃にこれだけ見えるのは珍しい・・と思ったら長続きせずにまた雲の中に消えた。
 
今日はパソコンデー、と決めて俳句のことも忘れ・・とにかく句会続きでちょっと疲れていたし・・例会の記録の打ち込みを終わってからは色々遊んでしまった。
はがきを出しに郵便局へ行った以外は家の中。こんな日もあっていいかな、という一日だった。
2008/05/19    来年のことは知らざり衣更
 曇一時晴
 
昼少し前、いつものように太極拳のレッスンへ行くとき、厭なものを見てしまった。
月曜は可燃ゴミ収集の日。マンションの何十戸分のゴミ袋が山となって屋根付きのゴミ置き場に置いてある。「9時までに出すよう」と市役所のお達しなのに、収集はいつも午後。だから、カラスくんには絶好の食事場だ。
無論、ゴミ袋の上には大きな網をかぶせてカラス除けにしているが、頭の良いカラスくんは網の下から、めぼしい袋を引っぱり出す術を心得ていて。わが家では生ゴミは家庭用焼却器で燃しているのでカラスくんの餌にはならない。
その、カラスくんが、袋を破って食べかけていたところに通りかかった。逃げたカラスくんの食べかけていたものを見ると・・
散乱した袋の中味にびっくりした。スーパーで買ったトレーのままの刺身やら肉やら、そして惣菜やら・・まだ食べられそうなのにびっくりもしたが、可燃物として出してはならない発泡スチロール製のトレーのまま「燃やせるゴミ」にしているのだ。
わが市は、市街地にゴミ焼却工場があり、分別収集には厳しい。何をいつ出せば良いのか、綿密に書いた「ゴミカレンダー」が各戸に配られ、集合住宅以外は戸別収集で不心得者のチェックが出来るようになっているのだ。
だから、ゴミ出しには神経質になっていて、スーパーのトレーなどは、洗って資源ゴミに出している。
そんな努力をしているというのに、めちゃくちゃに混合して出している人が未だに居るとは・・私の努力は何だったの? とがっくりした。
 
地球を守るための努力、とはいえ、大きな自然災害があったらそんな努力も水泡に期す。う〜ん、だからといっていい加減で良い訳はなく。
2008/05/18    ひかり合ふ水面(みずも)と風の夏柳※
 
 
半年ぶりの向島百花園での吟行句会。
4月から、吟行の日は季節はずれの寒さだったり冷たい雨だったりして恵まれなかったが、今日は五月の陽光燦々。気分もうきうきするような日だった。
百花園もまた、新緑と初夏の草花とが活き活きと光溢れていて。少し到着が遅れたものの、こんな日は句の数だけはどんどん出来る。が、中味は、昨日の続きであとになってみれば反省しきり。浮き足立った気分になり過ぎたかもしれない。
が、ともかく免疫力アップになる新緑浴だった。

2008/05/17    えご散るやまたもつまづくピアノの音
 曇がち一時雨
 
今週の日曜から明日の日曜まで、8日間に4回の句会に行くことになっている。その間にネット句会もあって。今日明日と句会が二日連続になるのだが・・今日は出す句がなくて四苦八苦。しかし、幹事さんがお休みで代理を頼まれていたので何としても行かねばならず・・
ともあれ、腸の具合が大分良くなってほっとした。
句会の成績は??となったが、気をおけない先輩や仲間との議論もまた、楽しい。今日は反省しきり。
さて、明日はどうなることやら。
2008/05/16    黄菖蒲の明るくしたる水のいろ※
金 
 
昨日はあんまり良いことがなくて、おまけに腸が最悪状態だったが・・今日は大分良くなった。
天候も良いので午後、散歩がてら公園を通り通院。公園は10日以上も行かなかったので随分と色を変えた。池の黄菖蒲があちこちに咲き、鴨の数が増えていた。また、ヒナの姿が見られるかもしれない。
ユリの木の花がぽっかりと浮かんだように咲いている。その隣の朴の花は・・と見上げたら、咲き終わっていた。今年は花の咲くのが何でも早いようだ。
ヤグルマソウ、キンセンカ、その他色々の花が賑やかで、何日ぶりかの開放感に浸った。
 
内科では、腸の薬を二日分出してもらった。うーん、これでいいのかな?とも思ったが、長くかかっているドクターを信用するしかない。
2008/05/15    えご散るやお喋り好きの一年生
 
 
5日間続いた季節外れの寒さがようやく終わって、5月の陽光が眩しい朝になった。
この日を待っていたのに・・朝起きる前から、今日は凶だった。
ぐっすり眠っていたら電話に起こされた。まだ真っ暗。慌てて電灯を点け出てみると、何だか解らない声がするだけなのでこちらも無言で切った。まだ3時前だ。いたずらかと思ったらすぐに又電話の音。
気持悪いので夫に出て貰ったら、なんと、夫の元勤め先の先輩から「眠れない・・」という電話だった。「こんな時間に非常識な!」と夫が一喝。認知症とも思えず、ともかく非常識極まりなく・・私はそのまま2時間ほど眠れず。
 
そんな始まりの一日、良いことのあるはずもなく、トラブル様々・・お腹の具合もおかしく、折角の5月の日差しを楽しむ気分になれなかった。
さて、明日は良い日になるだろうか?
2008/05/14    茅葺に雫かがやく緑雨かな
 雨のち曇
 
川崎民家園での吟行句会の日。
朝から強い雨で、おまけに気温は昨日と変わらず、気合いが入らぬままいつもよりかなり遅く家を出た。冬仕度に近い恰好で出かけたので寒いはずはないと思ったのに・・敵は雨。駅から民家園へ着くまでで、鋪道を流れるような雨水で足元がぐちゃぐちゃに濡れてしまった。冷たいよ〜 である。
幸いなことに、古民家でボランティアの人が焚いていた囲炉裏の火にあたらせて貰い、冷え切った足を暖めた。雪なら雪靴を履いていくから、かえって救われたかもしれない。
それにしても、この時季に「寒い、冷たい」などというのは本当に異常気象だ。
悔しいことに、吟行の終わる昼頃には雨が上がってしまった。
 
そんなことで、句会に出た句も雨の句が多く、それでも仲間の皆、良くこんな状況で句をつくれたなぁ、と。そういう私も、四苦八苦しながら何とか11句は出すことが出来、このところの吟行句会の不作から抜け出せた。
状況の悪いときの方が、良い句は出来る?
2008/05/13    あかつきを尾長ひと声若葉寒
 
 
寒い。今日で三日目の寒さ、この時季には記録的なのだそうだ。
一度洗ったセーターを着て、3月頃に着るジャケットを着て午後は整形外科の通院。
連休に入ってから、右偏頭痛がずっと続いている。これは傷めている頸椎からくるもので、そのために週1回の首の牽引は欠かせないのだが・・連休やら何やらで半月サボってしまった。そのせいもあってか、時々ぐさりと痛むことがある。といっても頭の芯が痛い訳ではないのであまり気にしないことにはしている。
 
ともかく、暖かくなって欲しい・・などと5月の半ばに言うのもおかしい話。
2008/05/12    ジャスミンの花や日暮れて雨もよひ※
 
 
近所の家にジャスミンの大木があって、毎年今の時期になると良い香りがあたりに漂う。それが羨ましく、少しは免疫力アップするかな、と、去年の春に鉢植えを買った。部屋に置いていたら、そこはかとない香り、とはいかず強烈過ぎてびっくり。ベランダに出し、花を終わったら大きな鉢に植え替えた。
ベランダへ出ると香りがする。その程度が良いのだろう。今が満開で花を落とし始めている。
 
毎日、ニュースには殆ど良いことはない。
今日は、中国四川で巨大地震があったという。北京でも強い地震が・・このふたつは別の地震らしい。中国でも起きるの?と思ったら、日本ほどの頻度ではないけれど大きな間隔で大地震は起きているのだという。
人間が起こすものではない台風や地震は憎めない。けれど、その直後の被災者への対応だけは早くなければ「国家」ではない。ミャンマーのことなど思うと、やはり日本は良い国なのだろう。
厭なことばかりの起こる今の日本、でも、災害時の対応のことを考えれば日本がいちばん、かもしれない。
2008/05/11    えごの花明るき雨となりにけり
 雨のち曇
 
なんでこの時期にこの寒さ・・という冷たい風の日になった。気候が一ヶ月以上も遡ってしまった。おまけに、台風が近づいているという。季節がごちゃまぜ。
 
3月下旬くらいの服装で結社の例会の池袋へ。気温が寒くても、立夏を過ぎたら夏の季語で句会に挑め、という初心の頃の「教え」を実行、四苦八苦して夏の季語を揃えて行ってみたら・・あら、桜の句がまだたくさん。それなら私ももう少し良い句が出せたのに、と後悔しきり。
が、結果としては、主宰の特選も一句あってほっとした。
 
    ◎ 親しきは雨に垂れたる鯉のぼり  KUMI
2008/05/10    二年経し痕なほ疼く若葉冷
 
 
気候が一ヶ月は後戻りした感じの雨の一日。
遊んできたあとなので天気もあまり気にはならない。まだ冬物を完全に片づけていなかったのが、役に立つかもしれない。
 
宅配の食料配達日の木曜に家を留守にしたので、冷凍庫がからっぽになった。いつもなら週に1.2回、食料の不足分や日用品をスーパーへ買い出しに行く程度なのに、今日から水曜までは本格的な買い物に行かねばならない。
スーパーまでは徒歩5分ほど。それでも「買い物」のためだけにに出かけるのは結構面倒だ。毎日スーパーへ行くのがぼけ防止、と言う太極拳の仲間が居るが、私はぼけ防止に効果があっても、毎日スーパー通いをするのは厭だ。
わが家で利用している宅配の食料は、99%国産品だ。いわゆる「食品添加物」も使っていない。安心して注文出来る。それに引き替え、スーパーでの買い物は包装の裏をひっくり返して色々と確認する、という作業があって疲れる。
今日解ったこと・・細かい添加物の表示などは、情けないことに老眼鏡持参しなくては読めない。
あと4日、頑張ろう。毎日のように買い物に出かける人たちは凄いなぁ、と、改めて思った。
2008/05/09    がうがうと林に風やまむし草※
 晴(苗場〜赤城〜)
 
下り坂の天気、という予報だったが、山の方は晴れていてほっとした。
帰路、赤城インターで下りて赤城自然園へ寄ってみた。赤城山の麓、広大な山地の自然を活かして良く手入れしてある。そのため、開園の日数が少なく、今の時期も水・木とお休みだ。今回、ようやく帰路に寄ることが出来た。
森の中には日本の草木しかない。それを自然そのままに活かしているのでほっとする山野散歩になった。どこへ行っても帰化植物が多くて、わが家のあたりも高原の苗場あたりでもタンポポと言えば西洋タンポポ。ところがここには、日本タンポポしか咲いていなくてびっくりした。
山ツツジが最盛期、山吹草が咲き乱れ、まむし草が林のあちこちに・・今を盛りの山芍薬、エンレイソウ、などなど・・春リンドウの可憐な花を足元に見つけてびっくりした。
昨日の曇空ではなく日差しのある分、新緑が眩しかった。まさに免疫力アップの時間を過ごすことが出来た。
2008/05/08    あかつきの空引き裂いて岩つばめ※
 曇(苗場)
 
朝から、岩つばめがひっきりなしに空を飛んでいる。まだ数は少ないものの、ともかく働き者だ。鶯がもう上手に鳴いている。わが家のあたりの鶯は鳴き方がいつまでたっても旨くならないのに、山の鶯の方が洗練されている。
 
湯沢高原へ行ってみた。
今年の冬は雪の多かったので、スキー場のゲレンデにはまだ雪が残っている。やはり、いつもの年よりも白樺の新緑の色が濃い。
 
2008/05/07    ちりちりと熱き露天湯谷若葉※
水 晴(〜苗場)
ようやく終わった連休、さて我々高齢者のお出かけの番がやってきた。
という訳でこの数年の恒例でスキー以来の苗場行き。一ヶ月は季節を遡ることになる。が・・今年は桜も水芭蕉もいつもより一週間は早く咲いてしまい、標高1000mも新緑が目立った。
 
途中、良く寄る県境の日帰り温泉のある集落、八重桜がまだ残っていて、その中で鯉幟が。こんな風景も以前はたくさん見られたのに、今はちらほらになってしまった。
2008/05/06    走る跳ぶ笑ふ子供ら聖五月※
 晴
 
連休の最後になって、途轍もないような晴天の一日になった。本当に久しぶりに、ぼんやりとだが富士山が見えた。
人混みは避けていたGWだが、今日は甥一家と昭和記念公園へ行った。凄い人の数!といっても園内は広いから、押し合いへし合いということはない。
子供には花なぞ魅力はない。そんな子供連れが遊べる一画は人の山だ。巨大なトランポリンの山、迷路の滑り台、などなど。びっくりするほどの子供たちが、無邪気に遊んでいる。子供が少なくなたとはいえ、居る所には居る・・などと思った。
今年は花が早くて、チューリップは桜と同じときに咲き始めたので、もう終わっていた。ポピーが日差しに眩しく。むせるほどの新緑に目を洗われた気分だった。
2008/05/05    蕗を煮る厨に満つる野の匂ひ
 曇のち一時雨
 
明日から週末まで出かける予定があるので、締切の10日には早いが結社誌への投句葉書を拡げる。締切日が立夏過ぎなので初夏の句が欲しいところ。昨日もたくさん季語を見たのに句が出来ず・・やっと5句を見繕って投句を済ませた。
いつものことながら、これを終わると、ほっとしてしまう。が、そうはいかない。来週から月末まで、今月は参加予定の句会が7回ある。4月は病院通いで怠けた俳句、今月は頑張らねば。
 
午後、実家へ帰っていた甥が野菜をいっぱい持ってきた。太い蕗が一抱えも。早く処理しないと固くなってしまうのですぐに茹でて煮る。こんなに大量に食べ切れる?と思いながら。
2008/05/04    花菖蒲源流の澄みわたりけり※
 晴れたり曇ったり
 
ご近所散歩、今日は少し足を延ばしてちょっとだけ電車に乗り、お隣国立市の矢川を源流近くから谷保天満宮まで歩いた。
ここは吟行句会で二度ほど行ったことがある。吟行では、句を作ることにばかり気持が行くのでゆっくりと全体を眺めることがない。
前に行ったときは、流れの量が少なかったが、今日は澄み切った水がたっぷりとあり、黄菖蒲がそこここに咲いていた。流れを外れた林には二輪草の群生地があって、残念、花の盛りが過ぎてしまっていた。今度はもう少し早く行かなくては。
少し汗をかく程度の陽気で、人も少なく、ゆったり気分になれた。
2008/05/03    柿若葉家一軒の毀たれて
 雨のち曇一時晴
 
4連休の一日目は昼頃まで雨になった。
毎日昼食を家で摂る日が続き、麺類の買い置きがなくなった。私は昼食はご飯にちょっとしたおかずがあれば良いが、夫は麺類が好き。仕方なく昼食の買い物に出て、ふっと、もうパンを食べても大丈夫かな?と。
パンを食べるとお腹がおかしくなるので、この半年「パン断ち」をしていた。最近はお腹も大分落ちついたので、今日は食べてみるか・・と、久しぶりにパン屋へ寄った。
あら?いつも買うサンドウィッチが値上がりしている。そうか、世の中、色々値上がりしているのだ。パンを食べないのでまり感じたことがなかった。やはり日本人は米を食べましょう・・パン屋さんには悪いけれど。
 
さて、久しぶりにサンドウィッチをおいしく食したが、やっぱり、お腹の調子が今ひとつ・・になってしまった。やたらに膨れてしまい、夕飯の時刻になっても空腹にならない。何とか最悪にはならなかったものの、まだ避けた方が良いようだ。
これでは、もう海外旅行は無理。
2008/05/02    時止めるやうに柳絮の飛び始む※
 曇のち雨
 
4連休の終わるまで晴天続き、という予報が外れて曇空になった。
雨は午後から、というので10時過ぎに散歩に出たら、もうぱらぱら降り始めた。たいした雨でもないだろう、と思い、「姿見の池」という駅の南側の湿地まで行ってみた。
住宅街のそばの、武蔵野の自然を残した一画。ふわふわと柳絮が飛んでいるのにびっくりした。いつも電車の窓から見ている柳の木から降ってくるのだ。家の近くで柳絮を見るとは思ってもいなかった。白いふわふわが、引力を失ったように漂って池に浮く。
黄菖蒲も咲き始め、林には大木の水木の花(花水木ではない)が満開だ。
雨が来そうなので、それ以上足は延ばさずに帰宅。ゴールデンウィークは家の近くを歩くに限る。
2008/05/01    メーデーと呟き胸の疼きけり
 晴のち曇
 
5月になってしまった。今でもメーデーの集会はあるのだろうか?家に一日居ると解らない、というくらい、ニュースにもならない。日本人は怒ることを忘れてしまった。個人的に色々文句ばかり言って、それで終わっている。ストのあった時代が懐かしい。
政治のことはここに書かない主義、でも、今日からまたガソリン税が復活し、様々理由があるとしても食料は値上げばかり。日本がブレーキの効かない車で下り坂を走っていて、それに乗っているような気分になる。
 
2週間ぶりで木曜の太極拳へ。初級の月曜とは違い、ブランクがあって忘れてしまったかと心配したが、その心配はなかった。ようやく・・本当に何年かかった?・・四十八式を体得出来たようだ。うわべだけではあるけれど。
体がすっきりした気分になった。

目次へ
HOME

Last updated: 2008/12/2