断っておきますが、この改造をやったからと言って釣果が上がる訳ではないのです…。(^_^;)
@ ABU MORRUM SX1601C IVCB
実は、このリール。今江克隆プロが2001年の優勝記念にABU社より発売された400台限定の物なんですが、今回の改造のベースとなりました。
A こんなケミカル品も用意しました。
意外と、こんなケミカル品も効果が大きいらしいので用意しました。左がダイワのモリブデングリスでギア用のグリスです。右は回転部分用のF−0という有名な潤滑油です。
B 組立図
遠心ブレーキからマグネットブレーキに変更するのにあたり
ABU MORRUM SX1601Cウルトラマグの組立図を用意しました。しかし組立図が小さくて見にくい。拡大コピーにてA4サイズにして、部品の確認と組み付け方法の確認用にしました。さらに改造するこのリールの組立図とを比較してマグネットブレーキに変更に必要な部品を確認して釣具屋さんに発注しました。
C Avail
色々とHPを調べているとAvail社のHPにたどり着きました。チューニングパーツを多数取り扱っています。また、非常に参考になる写真などがUPされており、何度も助けられました。今回は、ブレーキ用の強力なマグネットを購入しました。
D 発注した部品が揃いました。
釣具屋さんに発注した、ABUの純正部品は約一ヶ月半で納入されました。その他、スプール、ベアリングなどです。部品の詳細は後に紹介します。
E マグネット
部品番号14926 4個で1setです。800円でした。右側の小さいのがABU純正で、左側の厚みがあるのが、Avail社で購入したものです。はじめからこのAvail社のものを知っていれば無駄がなかったと思います。Avail社のマグネットはφ5の厚さ3oです。純正のマグネットより強力で使い易くなるそうです。1個150円の4個で600円でした。
F マグネットホルダー
部品番号1082858 これにマグネットを入れて組み込みます。800円でした。
G マグカム
部品番号1082856 これでマグネットブレーキの強弱の調整が出来る部品です。800円でした。写真写り悪くてすいません。うまく写真撮る事ができません。カメラはイイのですが…。
H マグネットプレート
部品番号25025 金属のプレートです。これも写真写り悪くてすいません。本当は銀色してます。これがないとマグネットブレーキとして機能しません。
I Sic-BB仕様シャロースプール
これは、ZPI社が年末に発売した、ABUの純正ウルトラマグのスプールにSicという素材で作ったベアリングを組み込んだものです。純正もベアリングより高性能らしいです。AE74にも使われています。6800円でした。ホントはZPI社のマグネシウムスプールが欲しかったけど値段が高くて、それにAE74と同じになってしまうしね。次の写真は、IVCBとウルトラマグのスプールの比較しました。
J スプール比較
分解してスプールを取り出してみました。左がIVCB(銀色)。右がウルトラマグ(金色)のスプールです。浅溝で無駄なく糸が巻けそうです。
K ローダウンクラッチ
分解してクラッチのボタン(レバー、サムバー)を取り外して比較しました。左がノーマル右がZPI社のローダウンクラッチです。6oほど低くなります。これで、ロッドと握った時に、手の小さい僕でもしっくりきます。
L ハンドルとノブ
これは、外観の変更の目的が大きいです。
上が、ZPI社のカーボン製のハンドルです。長さは純正と同じ80oです。6800円でした。ノブはダイワのI’ZE FACTORYのRCS Iシェイプ コルクノブ 1500円×2個です。1個は納入待ちです。コルクの模様があるノブでも良かったのですが、僕の所有するロッドは、全てEVAのグリップ(黒色)なので黒のこのノブにこだわりました。下のハンドルは純正のIVCBのものです。カーボンのハンドルは、自分ではカッコイイし軽量ですし、曲がりに強いです。ちなみに、ノブもベアリング化するので次の写真で紹介します。
M ベアリングとネジ
写真にあるベアリングはハンドルのノブに使用します。合計4個使います。ネジはM2.6長さ6ミリです。ノブの固定に使います。ベアリング850円×2set ネジ1袋100円 ベアリングって高いですね。でも模型屋さんで買うと比較的安価で買えます。(安価ではないけど比較的種類も多くお店を探すのも苦労しないと思います。主にラジコンなんか扱っているお店がイイと思います。)後で出てくる、レベルワインダーのベアリングも模型屋さんで購入すると良いと思います。この改造で必要なベアリングは(スプール以外)外径φ7内径φ4を4個、レベルワインダー外径φ7内径φ3を2個必要です。
a 分解@
ハンドル側から分解します。矢印のネジを外します。
分解を始める前に:サイドプレートのブレーキのダイアル(目盛り)を必ず最小の”1”にしてくださね。マグネットブレーキのダイアルを合わせるのが楽になりますよ。
あと改造を実施してしまうとメーカー保証とかが受けられなくなります。必ず自己の責任に於いて行ってくださいね。当然、ハナジロ〜(管理人)も責任は負えませんのでよろしくお願いします。
b 分解A
ネジを外すと、こんな感じになります。そしてスプールを外します。
c 分解B
スプールを外し、スプリングを押さえているキャップをリールを購入した時に付いていたレンチなどでスプリングとキャップの間に差し込み軽くこじるとキャップが外れます。当然、下にスプリングがあるので、ビヨーンと飛んでしまいますので紛失に注意してください。ハナジロ〜はこのキャップを飛ばし小一時間探しました。
d 分解C
キャップが外れるとスプリングとブレーキプレート((遠心(IVCBブレーキ)が擦れる金属の円盤)が外れます。
e 分解D
サイドプレートの取り外しです。
写真の矢印のビスを外します。こんな、小さなビス1本で止まっていたんですね。これも紛失に注意してください。サイドプレートは簡単に外れます。その時ブレーキのダイアルはサイドプレートに乗っかっているだけです。ダイアルが外れないように慎重に。サイドプレートが外れたらスプールのシャフトのベアリングも外します。今回Sicベアリングに交換するので、交換しなくても手入れの為に外してもイイと思います。
f 分解E
ブレーキ調整用のプレートも取り外します。サイドプレート側から押すと簡単に外れます。
g 分解F
ローダウンクラッチに変更するのでクラッチレバー(サムバー)を外します。ペンチなどでピンを引っこ抜きます。そんなに固くないです。
h 分解G
抜いたシャフトには向きがあるので注意してください。赤矢印がサイドプレート側です。青矢印は溝があります。黄色の矢印のクラッチレバーのガタ付き防止のスペーサー?です。これにも左右がありますが、組み付ける時に左右どちらかで悩む事はないです。間違えて組んでも組み付けられませんから。
i 分解H
レベルワインダーの分解です。まず、赤矢印のEリングを外します。特別な工具がなくても外せます。先の細いマイナスドライバーを引っ掛けて外します。飛んでなくならない様に注意してください。次に青矢印のビスを外します。
j 分解I
レベルワインダーのキャップ(品名が解らない)をマイナスドライバーで外します。緩めると解りますが、かなり緩く締まっています。組み付けの時に余りきつく締めると動かなくなりますので注意してください。これを外すとピンが出てきますので、これも抜き取ってください。
k 分解J
ギアとシャフトを抜き取ります。アルミ製のパイプは次の写真で抜き取り方法が解ります。
l 分解K
赤矢印のプレートには、楕円形状の穴が開いているので、それに合わせてパイプを回し外れる位置があります。
m 分解L
レベルワインダーの、この樹脂の軸受けをベアリングに交換します。
n 分解M
ハンドルの取り外し。まず赤矢印のビスを外します。ビスを外すとプレートが外れます。その次に、青矢印のナットと外します。このリールの場合、左ハンドルですので左ネジです。通常のネジと逆に回す(時計回り)と緩み、反時計回りで締まります。右ハンドルは、この逆になります。
o 分解N
ハンドルを外すと、こんな感じです。ここまでの分解で凄く力を入れたりするところは、ありませんでした。もし、ちょっと固いなと、感じた時は、どこか分解方法が悪くないか冷静に判断してください。壊してからでは遅いです。次は、この中のギア等の分解になりますが、この先は自信のある方のみにした方が良いと思います。ハンドル交換まででしたら、ここまでにしておきましょう。次の写真からは参考という程度に。
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Last updated: 2006/1/13