黒虹会

1      師匠逝去に関する関連情報リスト
(会員からの情報による。敬称略)
死去報道
・インターネットニュース
 3月4日18時台から。18時23分の毎日新聞には眉村卓のコメントあり
・全国紙
 産経、読売、毎日、朝日、日経など3月5日号朝刊。産経新聞は、眉村卓、清水義範のコメントあり。
・テレビ
 NHKニュース 9時など
・2002年末
 一部の新聞、テレビにおいて恒例の1年間の物故者リストに紹介
告別式報道
・スポーツ報知 3月8日号 「半村良さん葬儀に150人」 安部譲二、露木茂のコメント掲載。
追悼番組
・NHK衛星放送BS2 週刊ブックレビュー 3月23日 10:15〜11:10 特集半村良さんを偲ぶ 出演:清水義範 インタビュー:森優、石川喬司
追悼関連記事
・半村良さんを悼む 物語世界の巨人 清水義範 中國新聞 3月6日号
・中日春秋 中日新聞 3月6日号朝刊 ※ペンネームにからめて
・技巧を尽くした傑作群 石川喬司 毎日新聞 3月7日号夕刊
・伝奇SFブームの巨人 清水義範 読売新聞 3月8日号夕刊
・粋な「物語文学の巨人」 清水義範 東京新聞 3月8日号夕刊
・編集長から 電子文庫パブリ新作情報 3月8日48 ※「炎の陰画」の紹介、さらに角川e文庫は追悼で一挙に師匠の作品を4点アップ
・幻の半村良作007 豊田有恒 週刊読書人 3月22日号 ※週刊読書人3月29日号の「形見の署名本を眺める 古山高麗雄さんを悼む」山本容朗 のなかにも蛇足として師匠のエピソードあり
・惜別 虚構の面白さ常々口に (河合真帆) 朝日新聞 3月26日号夕刊
・格闘的日常生活第4回 半村さんのこと 夢枕獏 マガジンZ 5月号
・別れの記 反骨精神 書き続ける 中國新聞 3月30日号
・メモリアル 蓋棺録 構成 栩木誠 婦人公論 4月22日号
・伝奇入門 第14回 東雅夫 ムー 5月号 ※まくら部分。同様に連載コラムの書き出しなどで簡単に触れているものは、ほかにもあり。
・追悼抄 筆名の由来 謎のまま残して… (石田汗太) 読売新聞 4月14日号朝刊
・半村良先生追悼文 花村萬月 日本推理作家協会会報 4月号http://www.mystery.or.jp/kaiho/index.html.
・追悼 半村良 特別寄稿:半村良さんの感覚 五木寛之、半村君の照れ 黒岩重吾、壮大な嘘つき 清水義範、半村良先生の思い出 花村萬月、惜しい半ちゃん 渡辺淳一 小説すばる 5月号
・追悼 半村良 思うままに、半村さんのこと 眉村卓、物語文学の巨人だった 清水義範 小説現代 5月号
・文壇事情 無頼派作家半村良の死 (Y)、文芸記者日記 3月4日。半村良死去。 噂の眞相 5月号
・半村良さんを悼む 驚くほど豊かなアイデア 清水義範 「軍靴の響き 下」 かわぐちかいじ 世界文化社/アリババコミックス
・追悼 半村良 さよなら、半ちゃん 石川喬司、SFを愛していた 清水義範、われらが青春の半村良 加戸利一、伝奇SFと人情話の巨匠 日下三蔵 SFマガジン 6月号
・巻頭をかりて 小松左京、虚空の男・半村良 森優 小松左京マガジン 第6巻
・粋な「物語文学の巨人」 清水義範、作品解説 日下三蔵 伝奇Mモンストルム vol.02
・東雅夫の新世紀伝奇特集 山田風太郎・半村良追悼企画 日下三蔵氏に聞く bk1ホラーサイト  
・忘れえぬ人2002 半ちゃん 筒井康隆 オール讀物 12月号
書店
 追悼コーナーをすぐに設置するところもありましたが、何の案内もなく文庫本をたくさん並べていたところや、新聞記事の切り抜きを掲示しながら点数が充実していなかったところなど、その対応は様々でした。
出版社
 祥伝社文庫に、追悼 半村良の帯。「僕らはあなたからエンターテイメントの醍醐味を教わった!」
特別功労賞
 日本冒険小説協会会長 内藤 陳より「その膨大なる作品群に」 3月30日           
 
更新日時:
2003/01/03
2      ペンネームの嘘
 世間一般に信じられているペンネームの由来は、むろん嘘です。例のイーデス・ハンソンさんのファンだからというあれ。
 確かに世間では、ダンセイニの団精二氏、アーサー・C・クラークの浅倉久志氏、アーサー・マッケンの朝松健氏などの例はあります。どうやら、石川喬司氏の発言が発端?
 若い方は、イーデス・ハンソンさんをご存じないでしょうが、関西弁をしゃべる外人タレントのはしりでした。
 「塙(ばん)団右衛門とか阪東妻三郎など強そうな名前はハ行から始まるから、何となく半村になり、ラ行は音感がいいので良にしたという」(週刊プレイボーイ1974年7月2日号「タイムマシンに乗った男・半村良のふぁんたすちっく空間」)。ハンソンさんのデビュー前からのペンネームなので、嘘に決まっています。
 なお、週刊文春1975年2月26日号では、くだんのハンソンさんと師匠の対談が掲載されているのでありました。(平八)
更新日時:
2002/02/23
3      「すべて辛抱」 書評リスト
・歴史・時代小説の楽しみ  細谷正充 毎日新聞夕刊 5月11日号
・音羽ブックセンター 時代小説  井家上隆幸 小説現代 6月号
・特選時代小説  菊池仁 週刊現代 6月9日号
※会員からの情報による
更新日時:
2001/06/06
4      初刷と2刷で、どうして
 師匠の出版物のなかには、初刷と2刷で、本文中のイラストが異なっているものが、2点あります。
 45.女たちは泥棒 [徳間書店/トクマノベルス] 1976年11月刊 新書判 650円
 初版の本文中のイラストは、田名網敬一氏。ところが翌12月の2刷からは辰巳四郎氏のものに変わっています。
 50.幻視街 [講談社] 1977年4月刊 46判 850円
 この短編集の前半、各作品のタイトル文字周りのイラスト、翌5月の2刷から後半のものと同じのに変更されています。
 むろん、これら以外にも角川文庫収録作のように後で、表紙がいくつか変更になっていたり、本文イラストが変わっていたりするものはあります。
 でも、上記2冊は短期間の変更なので、ふしぎです。何があったのかは、いまだ謎であります。(魔翔麗)
更新日時:
2001/04/10
5      未刊行作・中断作・そして書かれざる物語
続編が期待された作品
戦国自衛隊
 本来まだ先の時代までの構想をお持ちだったようです。とにかく、このアイデアをほかの人に書かれる前に早く出そうとされたようで……。なお、田辺節雄氏によるコミック化作品では、続編(世界文化社)が刊行されています。
太陽の世界
 ムー大陸の歴史を一世代25年で2000年分、全80巻を予定。既刊は18巻まで(46判)でした。
フォックス・ウーマン
 さらに日中友好条約の頃まで話が進むはずでした。
闇の女王
 「女王シリーズ」として、続きがあるようでした。
箪笥
 能登弁だけでなく、この手の話を全国各地の方言で書いていくという壮大な構想もありました。
 
連載終了または中断した未刊行長篇
僕らの青春 中日スポーツ 1978年
 ※高校野球もの。東京大会までを描いていて、その後甲子園編100枚を追加執筆してから刊行予定でした。
眩しい道 週刊テーミス 1991年
 ※芸能界サクセスストーリー。媒体の廃刊で早く終わりましたが、話としてはまとまっていました。
裏太平記 週刊実話 1996年
 ※兼好法師が主人公です。この時代までさかのぼっていたのです。
偽史東夷伝 小説NON 1997年4月号まで
 ※平将門を描いて、93年11月号から第四部途中で中断。
両国物語 小説すばる 1997年4月号まで
 ※「葛飾物語」の姉妹編。
 
近年の単行本未収録短篇
羽子板 小説現代 93年1月号(「文藝別冊 半村良」河出書房新社、2007年4月刊に収録)
捨て子稲荷 小説すばる 95年1月号(同題アンソロジーなどには収録)
       
書かれざる物語
神殿殺人事件
 ※「魔境殺神事件」のシリーズでしょうか。
唐松族の兄弟
 ※著名な文学作品に似せたタイトルですが、内容はまったく不明。
鎌倉大頭脳
 ※タイトルだけでいろいろと想像がふくらみそうですが、内容はまったく不明。
平城京の男
長岡京の男
平安京の男
東京の男
 ※以上4部作は直木賞受賞後の抱負として記事にもふれられていたもの。その時代の庶民を描くとのお話でした。
 
終わりのない物語
慶長太平記
虚空王の秘宝
 ※いずれも、いつまでも続く終わりのない物語であるとうかがっておりました。(加戸利一)
更新日時:
2007/04/19
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Last updated: 2007/4/19