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 12   Eriocaulon sp from Talan:ケヤリタイプが教えてくれた事。
 
タイトルの草ですが自分にホシクサ栽培の難しさ+楽しさの2つを教えてくれた株です。
この草、60cm水槽でホシクサ水槽を立ち上げて初めて導入したワイルド株でした。
 
水上では数種ワイルド株は栽培した事はあるのですが、水中では初めてです。
 
60cm水槽を立ち上げる前は30キューブで細々とファーム物やショップの増殖株、日頃お世話になってる方から頂いた株でホシクサの水中栽培を楽しんでいました。
そして30キューブでそれなりに育成栽培のコツを掴んだと自分で判断し少し規模を膨らまそうと思い60cm水槽を立ち上げたのが2005年の年末ことです。
 
その際、自分のホシクサ栽培の腕試しというか今までの経験がどれくらい通用するか確認する意味で無謀にもワイルド株に手を出したわけです。タイ タラン産のケヤリタイプを2株、ナローリーフタイプを1株手に入れました。導入から2週間ほど過ぎてから変化が見られました。
 
白化です…
 
ケヤリタイプは頭頂部から砕けて悲惨な状況。
かろうじて一株は頭頂部に緑の発色を残していますがそこから下は徐々に枯れてきてます。
ナローリーフは動きがないので根を確認してみますと根っこから逝ってました。
 
やはり自分にはハードルが高いのかと挫折寸前に追い込まれましたが緑の発色を残したケヤリタイプにすべてを託しました。
 
当時、草丈は3cmくらいまで小さくなってました。
しかしかろうじて頭頂部の緑の発色は消えてません。
成長もかなりスローです。
気にしたのは光量と他の水草との干渉を出来るだけ無くす事、あとは水質くらいです。
水質といっても様子を見ながら大量の換水は行わず蒸発した分を足しながらついでに水質を調整するくらいにしました。
なので水槽内は直ぐ苔まみれになって、一時は水草を維持するより苔との戦いでした。
もちろんケヤリタイプの草も苔が結構付着してます。
 
するとある日変化が見られました。
 
今までならケヤリタイプの草に付着していた苔が消えだしたのです。ケヤリタイプの草自体の成長が盛んになってきたようです。その後は見る見るうちに草姿が本来の姿に変貌を遂げてきました。
 
一時は水槽内から消えかけた草ですが自分なりに試行錯誤しながらがんばった結果がこの水草に凝縮されてます。
この草はこれからも絶えることなく一生懸命維持していきたい草です。
 
最後に。
やはりワイルドホシクサの栽培育成は難易度が高いです。
経験や知識ではカバーしきれない部分があります。
それでもしっかり絶やすことなく栽培育成されてホシクサの魅力を伝えている方たちがいます。
そんな方たちのおかげでホシクサは日本に毎年数種入荷してくるわけです。
 
これは草全般に言えることですがホシクサは特にコレクション性が高い草です。
コレクションするのも良いですが、まずは草一本一本の魅力を味合いながら栽培法を構築していく事も良いではと思ってます。
自分も喉から手が出るほど欲しいワイルドホシクサがあったわけですが、まずは一本のホシクサ栽培も出来ずしてコレクションなんてとんでもないと思って指を咥えて我慢したわけです。
っていうか自分はコレクション出来るほどの財力がないのも事実です。(苦笑)
 
自分も趣味人でありながらもこの草の育成栽培のレベルを今後ともあげていきたいもんです。



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