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 3   屋外飼育について
 
この記事はいつもお世話になってるがねーしゃ氏が氏のブログに起稿されたものです。
 
 
自分は夏季は屋外で基本的にアピストグラマを飼育しますのでApistogrammaのページに屋外飼育の記事をアップしていますが、この記事もアピストグラマを含めた淡水熱帯魚の屋外飼育をしていく上で非常に参考になる貴重な記事です。
これから屋外飼育をされようという方はぜひ参考にしていただければと思います。
 
尚、この記事の著作権はがねーしゃ氏に帰属いたします。
                                         2006.10.5 ほし@管理人
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この記事をお世話になっている。
 
「K's Treasure Chest」のほし氏に対し、
 
お礼の変わりに
 
この記事を書きたいと思います。
 
 
 
屋外飼育で、よくある失敗と言えば、衣装ケースや、プラスチック容器に採ってきた「めだか」や「グッピー」など淡水魚を入れて、数時間後に全滅しているパターンは、大抵の人は、一度はやったことのある失敗である思います。
 
では、うまくいかせる「コツ」は?
 
というと、ほとんどの書籍や意見は、水生植物が、根を張り、水を浄化している状態で、「淡水魚」を入れたほうが、いいと言うのが、一般論であると思います。
 
しかし、そこで、「なぜ?」
 
と思った方は、フィールドによく行かれる方もしくは、相当のマニアか、感のいい方だと思います。
 
正直、ビオトープまで、作ったのに「失敗した」という方も多く要ると思います。
 
では、屋外飼育で、淡水魚を育成するコツは?
 
と言うと、「浮き草と藻類」です。
 
ホテイアオイ、サンショウモ、ウォーターポピー、フロッグビットなど、水中の養分の吸収が、高いもしくは、そうした傾向のある水草が、溢れんばかりに繁栄している水鉢やケースが、淡水魚を比較的育成しやすいです。
 
しかし、これで、必ず成功する訳では有りません。
 
あくまで、「淡水魚を比較的育成しやすい。」というだけです。
 
まだ、重要な事があります。
 
それは、
 
1.淡水魚を入れる容器。
 
2.容器の大きさ。
 
3.容器を置く場所。
 
4.淡水魚の数。
 
5.淡水魚の種類。
 
6.足し水。
 
以上、6つの項目が、僕は、重要であると感じます。
 
屋外で、飼育するから、手を掛けなくていいと言う事は、決してありません。
 
些細なことに気を気をつけてこそ、記憶に残る魅力的な体色を魚達は、出してくれます。
 
《1.淡水魚を入れる容器 2.容器の大きさ。》
 
何でもいいという考えを持っていると、すでに失敗しています。
 
はっきりと理由をいうと、透明な容器は、四方から太陽光線が、浴びせられ淡水魚が、生きていくために、必要な、環境を作る微生物達が、うまく働いてくれません。
 
よって、水温上昇から、ケース内のすべての生物が、酸素を大量に吸収し、酸欠となり、淡水魚が、生きていけない環境になります。
 
なので、最初は、直径が45センチ以上で、深さ20センチから30センチのプラスチック性の15号鉢以上がお勧めです。
 
僕は、テラコッタという鉢を使っています。
 
穴が開いていたら、プラスチック板などを使って、シリコンで塞いでください。
 
とにかく、水が漏れないように穴をふさげば、大丈夫です。
 
ちなみに鉢の色ですが、プラスチックの場合は、
 
黒は熱を吸収しますが、白は、光を反射しやすいので、白がお勧めです。
 
とにかく、透明であったり、黒以外なら、色は、何でもいいと思います。
 
もっと、お勧めなのが、テラコッタです。
 
深さや、幅が、大きめですが、初めての方なら、「深さ30センチ」、「直径60センチ」のテラコッタが、お勧めです。
 
容器を購入する際に考えて欲しいのは、深さと面積です。
 
深すぎてもいけませんし、大き過ぎてもいけません。
 
※大型魚の場合は、鯉を飼育するのと、同じ設備が必要です。
 
ですが、大抵、めだか、グッピー、川魚、金魚、小型熱帯魚といった淡水魚を屋外飼育したいと言うのが、ほとんど、であると思います。
 
《3.容器を置く場所。》
 
また、置く場所も重要です。
 
理想は、明け方から正午過ぎまで、日が当たる場所ですが、もっともスタンダートな置き場所は、「一日中」日の当たる場所です。
 
でも、西日は遮光してください。
 
「一日中」日の当たる場所に置くことで、浮き草が良く繁殖します。
 
浮き草を良好に育成することが、(屋外飼育ができる人)、(屋外飼育が出来なかった人)の差です。
 
浮き草を良好に育成することすら、出来ないなら、普通に水槽での飼育をお勧めします。
 
それほど、浮き草は、重要です。
 
浮き草が、魚を生かしていると言う程、オーバーな考えを持って、屋外飼育に望んだ方がよいでしょう。
 
なぜなら、浮き草は、魚が生きていける水と環境を作ってくれるからです。
 
そして、魚が生きていける水と環境を作り出しやすいのが、浮き草なのです。
 
なので、浮き草が、増えて増えて困ってしまうほど、浮き草を育てましょう。
 
ミジンコのような小さな肉眼で、観察できる微生物が沸いて、かつ、水の色が、上品な緑茶の色をしていたら、魚を入れても大丈夫です。
 
浮き草が良くろ過している水は、見た目にもやわらかく綺麗で、なんだか、飲んで見たくなります。
 
それから、入れたい淡水魚を入れてください。
 
ここで、注意して欲しいのは、これで、全部の淡水魚を飼育できると勘違いしないでください。
 
また、屋外での飼育は帰化という環境破壊も付いてきます。
 
《4.淡水魚の数。》
 
これが、問題なのです。
 
最初は、10匹とかでも、こまめに管理していると養殖しているような状態になります。
 
嘘みたいな話ですが、僕は、リボン系のグッピーをお店に、毎週、少なくて80匹、多くて300匹引き取ってもらってました。
 
増えます。
 
こまめに管理していると本当に増えて困ります。
 
正直、猫や犬が、増えた以上に困ります。
 
増えるときは、異常なほど増えます。
 
増えすぎて、酸欠を起こし、一気に水質悪化が起き全滅する事も有ります。
 
だからこそ、数には細心の注意を払わねばなりません。
 
引き取って、くれる充てでもあれば良いですが、ごく普通のグッピーをしかも異常な程の大量な魚数を引き取ってくれるとこは、ほとんど、ありません。
 
増えすぎた、浮き草と一緒に、浮き草や、園芸用の肥料の材料にするのが、ベストです。
 
腐葉土と米ぬかを混ぜた物と増えすぎた、魚と浮き草一緒に混ぜて、肥料にするのです。
 
かわいそうですが、ここは、きっぱり、諦めてください。
 
「かわいそう」という無責任さが、今の外来種の問題を大きくしていると言うこと忘れないでください。
 
自分で、飼った動物です。
 
そう、「飼育者」なのですから、最後まで、責任を取る必要があります。
 
 
《5.淡水魚の種類。》
 
上記のようにグッピーは、増えます。
 
しかも、引き取り手が、なかなか、ありません。
 
なので、屋外飼育するべき、淡水魚のセレクトは重要です。
 
自分が本当に好きな魚だけ、
 
一生に一度やってみたいと思う魚だけ、
 
屋外での飼育をしてください。
 
ちなみに僕がやりたいのは、「シルバーアルワナ」と「ブラックアロワナ」と「ピラルク」と「ロングノーズガー」です。
 
変わりにドロイやアフィニスを庭に小さな池を埋めてやろうとしたら、親に拒否されました。
 
家族からは、キモイと言われ結局諦めました。
 
でも、チャンスが、あれば、実行したいです。
 
それは、非現実的なので、ベタとチョコグラ、ペンシルの仲間、コペラの仲間など、小型の気に入った魚をやりたいのですが、金銭的に時間的に余裕がありません。
 
このように、本当に好きと心から思える種類の魚、たとえ家族との仲が悪くなっても諦めきれない魚を屋外で飼育してください。
 
《6.足し水。》
 
適当に水道水や、井戸水、貯めておいた雨水を入れると、魚が死にます。
 
ちゃんと、水道水をカルキ抜きした水を貯めて置いてください。
 
(魚によっては、水槽の水換えのように調整した水じゃないとけない場合も有ります。)
 
「1日2回、朝と夜」その水を入れてください。
 
ゆっくり、静かに、入れてください。
 
溢れてもかまいません。
 
決まった、量を毎日入れてください。
 
そうすることで、水が循環し、浮き草が活性化し、微生物も増え、水質が安定し魚も元気になります。
 
このときが、容器をチェックするときなので、細々な所を観察しながら、水換えしてください。
 
このように、定期的に水を入れ替えるのは、理由があります。
 
2,3日経って、水が少なくなってきたと思い水を足すと、pHショックを起こすことがあります。
 
それは、小型美魚と言われている魚で良く起きます。
 
ですので、頻繁に足し水を行う方が、リスクを最小限に抑えることが出来ます。
 
また、大雨や、嵐、台風があった後も厄介です。
 
いつも通り足し水をした翌日、全滅していることがあります。
 
ですので、足し水を行う際は、くれぐれも、慎重に、注意を払いながら、ゆっくりと静かに水換えしてください。
 
最後に、土をどの位入れれば良いのか
 
ですが、それは、様々です。
 
浮き草だけで、直接、鉢に土を入れるなら、2センチから3センチ位でいいと思います。
 
多く入れすぎても腐るだけですし、浮き草と他にも水草を植えたいなら、5センチから6センチ位がいいと思います。
 
管理が楽なのは、水鉢に、鉢植えの水草と浮き草を入れるのが、ベストです。
 
また、台風や、嵐が来たとき、すぐ、対応しやすいです。
 
それに、レイアウトもしやすいです。
 
ですので、直接、鉢に土を入れて本格的にというのもありですが、利便性を考えても、鉢別けしている方が断然得です。
 
 
 
何度もいいますが、このやり方で、絶対うまくいくというやり方は、ありません。
 
魚の飼い方、いえ、ペットの愛し方は飼育者の数だけあります。
 
ですので、今年、うまく、いかなかった方は、もう、諦めてしまうのもありですが、もう一度だけと心のどこかに、思いがよぎったら、参考程度にしてください。
 
なぜなら、ペットを飼うのは、貴方自信であり、ペットの生き死にも貴方が決めることなのです。


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