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 9   アマゾン川について
 
アピストグラマ、エキノドルスなどの故郷、アマゾン川について記してみる。
 
1.アマゾン川の特徴
アマゾン川の源流は、万年雪を頂くアンデス山脈で、アンデスの雪解け水がチョロチョロと流れでる小川になり、複数の小川が一つになり全長6,299kmの川となります。
世界第1位のナイル川につぎ、揚子江と並ぶ第2位の長さを誇っています。
揚子江との長さの差は僅かで、比較は難しくなりますが、アマゾン川の本流をペルーのウカヤリ川とする説をとれば、270kmが追加されて世界第2位の長い川となります。
流域面積650万平方kmは世界第1位で、第2位の370万平方kmのザイール川(アフリカ)を遙かに凌いでいます。
年平均流量は、毎秒17万5000トンと推定され、ザイール川の4〜5倍、全世界の川の流量の15〜18%をしめるという想像を絶する膨大な量です。
アマゾン川の水深はかなり深いことから、河口から3500km以上内陸に入ったところでも遠洋航海船が航行することができます。
アマゾン川は、アマゾン熱帯雨林の真ん中を突き進み、その支流は1100以上を数えます。世界最大級の河川システムであるアマゾン川とその流域に網の目の様に広がる支流には、実に全世界の真水の2/3が集まっています。
 
2.アマゾン川の流れ
アマゾン川は、流れる地域により異なる名称をもっています。
マラニョン川
  ↓
ペルー 起点:ラウリコチャ湖(アンデス山中) アマゾン川
  ↓
ペルー/イトキス *ウカヤリ川合流 ソリモンエス川
  ↓
ペルー/ブラジル国境   アマゾン川
  ↓
ブラジル/マナウス周辺 *ネグロ川合流、その後マイデラ川、タパジョス川、シンク川の順に合流河口 ブラジル 終点
 
3.3つの川
@リオ・ブランコ(白い川)ソリモンエヌ川 :アンデス山麓が水源。アンデス山脈の粘土、シルト(砂より小さく粘土よりあらい堆積土)、腐葉土を溶かし込んでいるため水質はアルカリ性で比重は大、ミネラルや栄養分に富み「肥えた川」とも呼ばれ、魚類も豊富です。 白い川の色はペルーのイキトスまで続き、次第に「黄褐色の白い川」に変わっていきます。
Aリオ・ネグロ(黒い川)ネグロ川:北方ギアナ高地が水源。上流に湿地帯があり、枯死した植物等の有機物(木の葉のタンニンや葉緑素クロロフィル)を溶かし込んでいるためアメリカンコーヒーのように「黒い川」。酸性で比重は中。「飢餓の川」と呼ばれ栄養に乏しい水系です。
Bリオ・ヴェルデ(緑の川)タパジョス川、シング川:ブラジル高原が水源。砂礫層を流れてくるため清く澄んでいます。堅い結晶質の岩石の微粒子からなり、水深4m以上を見られるほど透明度が高く、水の色を青みがかった緑色に見せています。水質は中性で比重は1。貧栄養の水系です。
 
4.名前の由来
アマゾンの名の由来は定かではないですが、一般には、アマゾンの名はギリシア神話 の女人族アマゾネス にちなみ、初期の探検者によって命名されたという説が流布しています。
別の説では現地語で似た音をもつ名があり、それによってアマゾナスと名づけられたといいます。
他に、インディオ の言葉でAmassunといい、これに由来するともいいます。アマゾン川にちなむ地名としては、アマゾン盆地のほか、ブラジル 、ベネズエラ 、コロンビア の行政区画があります。
 
5.アマゾン川の役割ついて
アマゾンン川とその流域に網の目の様に広がる支流には、実に全世界の真水の2/3が集まっています。
もしアマゾンが国だったら、世界で9番目に広い国土を持つことになります。
地球に残されている最大の自然資源でもあり、地球上で最もパワフルで生物学的に多様な自然環境を育んでいます。
”地球の肺”とも形容されるアマゾンは、二酸化炭素を酸素に間断なくリサイクルするという、生物が住むことのできる地球環境を維持する上で必要不可欠な役割を演じています。
地球にある酸素の20%以上が、この地域から生産されていると見積もられています。ブラジル、ペルー、コロンビア、ベネズエラなど9カ国に渡り広がるアマゾン熱帯雨林の面積は約480万ku。実に南米大陸の2/5、全世界の熱帯雨林の54%を占めています。


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