最終更新日:H19年4月15日




 4月14日   『自然』と『人生』は同じもの (ポエム)
山の上にある露天風呂。
ここから、見えるものといえば、決まってる。
緑に覆われた、大きなたくさんの山々。
そして、雲一つなく深い青い色をしている、綺麗な空。
それを見ていると、思うの。
 
「こうやって、前を向いて、進まなきゃ。」
ってね。
人生は、前を向いて歩くもの。
そうしなきゃ、生きていけないって・・・。
そう思っていたんだけど・・・。
 
私は、お風呂から上がろうと、立ち上がる。
その時、私の視界に入ってきたのは、正面にそびえていた山でも、広い空でもなかった。
それは、この小高い場所より下にある土地。
そこには、ろくなものがないと思っていた。
私に、感動を与えるものなどないと思っていたのに・・・。
 
「す・・・ごい。」
 
おもわず、見とれてしまった。
均等に埋められた桜が、綺麗に咲き誇ってる。
その間には、色とりどりの水仙が、こちらを見てる。
夕暮れ時、少しずつ色が付き出した窓。
それを見て思ったの。
これは、歴史だって・・・。
人生は、生きれば生きるほど、その人の歴史が出来るでしょ?
それは、自然も一緒なんだって。
草木が生きれば生きるほど、自然にも歴史はできる。
上を向いて、山や空が美しくし生きているように、下で生きてきた物たちもいる。
まるでそれは、過去と未来のように見えた。
下で生きるものたちは、こうやって、積み重ねて生きてきた過去。
そして、上を見上げ、勇気を与えてくれる広大さと温かさをくれるのは、未来。
そう気付いたらね、思っちゃったの。
私の人生はどうだろう?って・・・。
私の過去も、自然の過去のように、素晴らしいものだったろうかって?
たまには、後ろを振り返って、自分の人生を見てみるのもいいかも?
だって、自分が、誰よりも知っていて、詳しく語れる『人生』なんだよ。
たまには、後ろを向いて、大笑いするのも・・・いいんじゃないかな?
自分を知り、認めることは、大きな力になる。
きっとその力は、大きな山や広い空にも負けないくらいの、素晴らしい未来への第一歩につながるはずだから・・・。
 
 
 


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