7月のある日。
私は、愛車を半年点検に出した。
丁度、6年半乗った私の愛車。
10年は乗るつもりだったので、律儀に半年ごと、点検に出していた。
そして、点検を終えた私の愛車は、私の元に帰って来た。
そこで、信じられない言葉を聞く。
「えっ?」
耳を疑った私は、再度担当の人に聞いてみる。
「だから、4本ともタイヤを交換しないと、1月の車検は通らないですよ!
今、換えますか?」
その言葉を理解した私が、脳裏に浮かんだ最初の言葉は・・・。
うそつきっ!!
だった。
だって、さらに半年前の点検。
う〜んと、今年の1月になるかな〜。
その時に、タイヤを聞いたら、しばらくは大丈夫ですよ!って言ったんだよ。
それで、なら完璧今回の車検は通して、さらに2年後に車を買い換えるかを考えようと思っていたし、担当の人にもそう言っていた。
だから、1月の点検の時に、壊れていたエンジンオイルの所とか、その他モロモロを5万も出して直したのに〜。
今度は、タイヤかいっ!!
聞いたら、4万は飛ぶというじゃない!!
私の頭の中で、万札4枚がヒラヒラと羽根をつけて飛んでゆくぅ〜〜。
やって、らんねぇ〜ぜ!!
それから、私は新車を買おうか悩み、パソコンで車探しをとりあえずしてみた。
幾つか気になる車を探し・・・。
よしっ!見に行こう!
とある店を訪れた。
そこで、パンフレットをもらい、お店の人と話をした。
タイヤがやばい事はふせて、私はその店を後にしようとした。
その時!私を車のところまで見送った、そのお店の人が、急に私の車の周りを一周した。
そして、すぐに言った言葉。
「4本とも、タイヤかなりヤバイですよ!」
って。
実は、最初にタイヤ交換を勧められた時、まだいけるのに言われたのかも?とか思って半分信用してなかったのね。
だけど、ここでもタイヤを指摘された。
私の心の中で、タイヤを交換しないといけないんだぁ〜。って思いが、10%くらいから50%に変わった瞬間だった。
そして、その店から自宅に帰る道中、私はオートバックスに立ち寄った。
お店の中に入り、目的の物を買って、わずか10分足らずで車に戻って来た。
「ん?何これ?」
運転席のドア辺りに、黄色い紙がはさまっていた。
気持ち悪くなって、周りの車を見てみる。
だけど、他の車には、はさまっていない。
「いたずらか?」
といいながら、私はその紙を手に取ると、半分に折られているので開いてみる。
その紙はなんとっ!
「何・・・それ?」
一緒に出かけていたマーちゃんが、その紙が何なのかを聞いてくる。
私は声を出して読んだ。
「4本とも、あなたのタイヤは交換時期にきています。
早急に換える事をお勧めいたします。」
それには、マーちゃんはお腹を抱えて大笑い。
私はというと・・・。
「マジかよ〜。」
と嘆く。
3人の人に、指摘されたタイヤくん。
こうなったら、タイヤ換えるしかないっしょ!
だけど、もう7年になるし、修理も結構してるから・・・。
1日よく考えた結果・・・。
次の日、私は新車の契約を交わしに、ある店を訪れた。
8月13日。
お盆だというのに・・・私の元にやってきた新車くん。
ナンバープレートは、別料金を出して自分の希望する番号にした。
色々考えた結果、『60−51』。
これは、前の愛車の番号。
私は、本当なら車を換えたくなかった。
なぜなら、亡くなった親友と最後に遊んだのが、これに乗って出かけたから。
だから、私はこの番号に託したの。
車種が変わっても、彼女が間違わずに、迷わずに私の車に乗りに来れるように。
果たして、彼女は来てくれてるのかなぁ〜?
お〜いっ!乗り心地はどうだ〜??
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