新井 満 著「自由訳 老子」 朝日新聞社発行
中国の古典書などページを開けただけで、私の脳は凍りつき、拒否反応を起こすのですが、すらすらとページがすすみました。
以下は本よりの抜粋
“いのちの哲学”のコンセプトを厳守しながら、できるかぎりわかりやすい日本語に自由訳してみました(はじめに)
道(Dao)とは何か 偉大なる母のような存在それが道(Dao)なのだよ(P12)
くまなくとうとうと流れつづけているいのちの巨大な運動体 宇宙大河を・・・それが道(Dao)の実相さ(P13)
宇宙大河とは、時間の母でもあるのだよ
天と地と万物の
生と死と再生をつかさどり
あまねく変化させながら
宇宙のはてまで流れていっては
また流れもどってくる
メビウスの帯のように循環し
永遠に流れつづけているのだよ
ゆったりとおおらかにね
これが道(Dao)さ(P14〜15)
どんな時も道(Dao)のことを想い
道(Dao)に目ざめ
道(Dao)とつながって生きなさい
いのちの灯を輝かせながら
“道(Dao)の人”として生きてゆきなさい
ゆったりとおおらかにね(P22)
水滴が集まって、せせらぎとなり せせらぎが集まって、小川となり 小川が集まって、河となり 河が集まって大河となり とうとうと流れて、海に至る 大河は河川の王である なぜそうなったのか・・・? 誰よりも低いところにいて ありとあらゆる河川を差別することなく あるがまま受け入れたからだ 道(Dao)に目ざめた指導者は大河をお手本にしている 大きなはたらきをなしながら 誰よりもひかえめで、謙虚だ(P70)
「天に、徳を積みなさい」
「あの世に持っていける宝物はね、生前、人に与えたものだけだよ」(P123)
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