長源寺というお寺

3      南禅寺派とは
 南禅寺派は無関普門禅師(1212---1291)を開山とする臨済宗のひとつです。京都東山・東福寺の聖一国師のもとにて修行され、その後40歳の時に中国に渡られました。そのころ中国は宋の時代。霊隠寺の荊叟 淨慈寺の断橋和尚に参じ、留まること12年。お釈迦様から達磨大師、達磨大師から臨済禅師へと断絶することなく伝わった禅の奥義を得たのです。                           
 帰国した後、禅師は東福寺第三世に迎えられます。そのころ亀山法皇の離宮禅林寺殿に妖怪が現れ、人々を恐れさせていたそうです。思い悩んだ法皇は禅師に、妖怪を鎮めさせる方法をお聞きになられました。それに応えられて禅師はさっそく離宮に参上し、修行僧とともに禅宗の作法に則って坐禅を組まれました。すると一夜にして妖怪の姿が消えたといいます。法皇は大変喜ばれ、この離宮を喜捨して禅寺とされました。その禅寺こそ我々南禅寺派の本山 南禅寺なのです。1291年に禅師はその南禅寺開山に請ぜられましたが、同年12月12日遷化。世寿80歳でした。亀山法皇は禅師を悼み、禅僧として初めて国師の号を送り、後に後二条天皇より仏心禅師、後醍醐天皇より大明国師と謚されました。                             
  南禅寺派では禅師ではなく大明国師とお呼びいたしますが、ここでは歴史的な流れを理解していただくために、あえて禅師とさせていただきました。   
 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      
 
 
 
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Last updated: 2006/6/20

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