COLUMN

SCM
 サプライチェーンマネジメントのセミナーをここ数年、名古屋でやっていました。調達部門の皆さんに聞いていただきたいのですが、参加者は生産管理の方が多くて、いつも残念に思っていました。
 今年、東京でやりましたら、参加者のほとんどは調達部門からです。やっと、念願が叶ったのですが、喜んではおられません。
 
自己紹介や質疑応答からは、
 
・SCMは導入したものの在庫が増えた
・導入したばかりだが、業務が混乱して毎晩11時まで残業している
・3月スタート予定だが、現時点でマスター整備が完了していない
・かんばん方式等をやめてSCMに切り替えたが、成果が出ない
 
 などなど、切実な悩みばかりです。これらが引き起こされる根本原因は、「SCMに対するトップマネジメントの誤解から、コンピュータシステムをすべての課題解決手段にしてしまっている」ということでしょうか。
 
 SCMの専門家の皆さんには、こういう現実から目を逸らさないで、システム設計にあたっていただきたいと思いますし、調達部門の方には、「SCM成功のために何をすべきか」ということを考えていただきたいと思います。
更新日時:
2008.02.09 Sat.
ご近所の奥さん
 女房が親しくしているご近所の奥さんは、外国製の食品は買わない。中国製はとんでもない、ということになる。そういう意見を聞いていて、そこまで潔癖でなくても、とは思っていた。
 結果的に、ご近所の奥さんの判断は正しかったということになる。今思うに、日本でも食品偽装があり、加工されたものには何が入っているのか判ったものではない、というのは真理だった。
 
 私が関わった工業製品でも、品質トラブルの多くは「作業者の無知」が原因、と理解をしている。文化の違いといっても良いかもしれない。今回も、作為的ではなく、「文化の違い」「作業者の無知」が原因ではないだろうか。
 食品工場にはゴキブリやネズミなどいるだろうから、駆除用においてあったものが混入した、というのがわたしの仮説。いまごろ、のこのこと工場監査に出かけても、すでに片付けられているだろう。こういう問題は、抜き打ち検査でないと効果はないし、あれだけ大量に購入しているのだったら、品質駐在員がいておかしくない。こういうことを言うと、「コストが掛る」と言い訳する。
 「お客様への奉仕」という美名を隠れ蓑にした「安けりゃいいだろう」というのはやめましょうよ。
 
 
更新日時:
2008.01.31 Thu.
チャンス到来
 消費者物価が上がり始め、水道、電気も大幅値上げ発表。マスコミは大騒ぎ。街頭インタビューも皆「困る」としか言わない。
 レストランの厨房では、水をジャブジャブ出しっぱなしにしながら、水道料金の値上げは痛いです、という。人の誰もいない部屋の電気をつけっぱなしにしながら、電気料金の値上げは生活に影響しますという。
 現状を維持する前提ならそうだろう。
 生活困窮しておられる層にはそうだろう。
 
 前者は無駄をなくすことを考え、後者には補助を考える必要はあると思うが、前者の比重が圧倒的に高いことは、感覚的にわかる。
 
 大量消費から脱却するチャンス到来ではないのだろうか。
 
 かつて、携帯電話生産にかかわっていた時、最も唾棄すべき思いは、携帯電話機の1円ワゴンセールだった。
 あれだけ苦労して開発し、生産した、原価は数万円もするものを投げ売るという、荒っぽい商売のセンスが理解できない。結果的にそのコストを負担しているのはユーザーだけれど、「製品の尊厳」は全く無視されている。
 
 プロ野球選手が怒ったとき、バットをバキンとへし折るシーンを見る。バット職人さんは、その選手からの次のオーダーにどれくらい真剣に取り組むだろう。
 
 「もったいない」という日本語が国際語になりつつあるなかで、「だいじに使う」という言葉も大事にしたい。
 
更新日時:
2008.01.27 Sun.
東レ名誉会長
 日経新聞17日「YEN漂流」で、前田名誉会長が「130円程度がよい」と勇気ある(?)発言。
 私も経験的に、130〜135円程度が、日本が製造業として平和にやっていくには好ましい、と考えている。
 私がこういう数値を口にすると、その道に詳しい人からは鼻で笑われてしまう。加えて、他からも、久しく130円という数値は耳にしなかった。
 そういうことから、多分、「勇気ある発言」としてよいのだろうと思う。
 
 前田名誉会長の一連の発言に、賛意を表明したい。
更新日時:
2008.01.21 Mon.
散歩
 12日土曜日は朝から雨。したがってユメ(我が家の犬の名前)との散歩はなし。家の中で(大病以来、玄関がユメの住まい)立たせるも、足が踏ん張れない。特に、右前足がダメ。その日は、ずっと横になり、ときどき立ち上がろうとするが、足がきかない。夜、数度鳴き、起こされる。
 
 翌、日曜日。足踏ん張れず、終日横になっている。ストーブで玄関先を暖房。日中はおとなしく、夜、数度起こされる。空腹感があるらしい。食べさせるとおとなしくなる。
 
 月曜日、玄関先から上にあげる。いままでは、動き回るので上にはあげられなかったが、寝たまま状態はどうも覚悟せねばならないらしい。食事のサイクルを、夜を主にして寝かせる。日中もできるだけ構って起こしておく。夜、静かにしていた。女房は、気になって見に行く。
 
 今日、火曜日朝。赤ちゃんのようにずっと横になっている。しかし、食欲はあり、目にも力はある。
 
 したがって、定例の散歩は、ここ数日していない。
更新日時:
2008.01.15 Tue.
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Last updated: 2008/11/17