消費者物価が上がり始め、水道、電気も大幅値上げ発表。マスコミは大騒ぎ。街頭インタビューも皆「困る」としか言わない。
レストランの厨房では、水をジャブジャブ出しっぱなしにしながら、水道料金の値上げは痛いです、という。人の誰もいない部屋の電気をつけっぱなしにしながら、電気料金の値上げは生活に影響しますという。
現状を維持する前提ならそうだろう。
生活困窮しておられる層にはそうだろう。
前者は無駄をなくすことを考え、後者には補助を考える必要はあると思うが、前者の比重が圧倒的に高いことは、感覚的にわかる。
大量消費から脱却するチャンス到来ではないのだろうか。
かつて、携帯電話生産にかかわっていた時、最も唾棄すべき思いは、携帯電話機の1円ワゴンセールだった。
あれだけ苦労して開発し、生産した、原価は数万円もするものを投げ売るという、荒っぽい商売のセンスが理解できない。結果的にそのコストを負担しているのはユーザーだけれど、「製品の尊厳」は全く無視されている。
プロ野球選手が怒ったとき、バットをバキンとへし折るシーンを見る。バット職人さんは、その選手からの次のオーダーにどれくらい真剣に取り組むだろう。
「もったいない」という日本語が国際語になりつつあるなかで、「だいじに使う」という言葉も大事にしたい。
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