学校生活支援

ayaは入院期間の大半(約8ヶ月)を個室管理の下病室から出ることなく過ごしました。
 
当然弊害も出ました。そんな思い 学校サイドの対応 後悔していること
退院後の学校サイドの対応 学校サイドの思い 母の思い
そんなことを少しずつ徒然に書いていきたいと思います。
11      退院にあたり、学校が配慮されたこと
下にも書きましたが、ayaの学校サイドでは、退院復学にあたり
”病気そのものより、現状でどうしてほしいか。どんな援助が必要か”
ということを知りたいと望まれました。
 
それに対するこちらからの回答は”主治医からの意見書”という形になりました。
私のほうから強くお願いして書いていただいたものです。
 
私の懸念は”とにかく他の子供から好奇の目で見られないか。
特別扱いをされすぎてクラス 学校で浮いてしまわないか”ということでした。
 
 
幸いにして担任の先生はayaの現状を把握しておられましたので、復学する日が
はっきりしたところで、先生方の朝礼のときに他の先生方にも
 
”バンダナをして登校すること そのことに関して他の児童へ配慮がほしいこと”
”登校は最初は親が一緒 体力がつくまでは車での登校になること”
”筋力が衰えているので、歩き方が少しぎこちないこと”
 
等を話していただけた様子でした。
 
復学後の様子をみているとその点に関しては、1年生から6年生まで全てのクラスで
何らかの話が各担任からあった様子で、自然体で学校が受け入れてくれた印象が
あります。
 
バンダナをしている理由に関しては
”抗がん剤投与 放射線照射で脱毛した”ということは伏せられ
”頭の手術をうけて髪の毛が生えそろっていないから、頭をぶつけると危ないから
 バンダナをしているんだよ。取れとか言っちゃいけないんだよ”
と話をされていたようです。
 
筋力低下による歩行障害については
”1年もベットで過ごしていたからね。歩く力が弱っているから、ちょっと変な歩き方
 だったり、歩くのがゆっくりだったりするから、急がせたり押したりしちゃいけないよ”
と話をされていたようです。
(後日談でどこへ行ってもなぜか学年の壁をこえて、みんながayaのことを知っているのにビビリました)
 
学力に関しては幸いにして、私が見ている限り国語と算数の基礎学力は
ほとんど他の子供と変わりないと把握していましたので、心配はしませんでした。
クラス担任の先生も同じ考えでした。
 
ただ懸念されたのは母子だけでの生活が長く続いていましたので、
”クラス全体での授業 まわりと関わりあいながら勉強すること”がうまくいくか
どうかでした。担任の先生も大きな心配事のひとつだったと話されました。
 
これに関してはやさしいまわりのお友達たちに支えられて、少しずつ馴染んで
いったように思います。
 
その他のことに関しては実際に登校してみないと、何が不便で何ができないのか
まったくわかりませんでしたので、連絡を密に取りながら問題が出てきたときに
対処法を考えていこうというスタンスでした。
更新日時:
2006/09/13
12      退院時に主治医に書いてもらった意見書
 
退院時に小児科主治医に書いてもらった意見書です。
 
 
*○○○○さんの学校生活復帰についての意見書*
 
腫瘍摘出手術および化学療法・放射線療法による障害ですが、入院中は自己学習・手作業ゲームなどの知的学習を問題なくこなせており、明らかな知能障害は今のところ認められないと思われます。一方運動障害に関しては1年間という長期臥床による体力および筋力低下を認めています。現在はリハビリテーションによる歩行訓練で改善しつつあり、散歩を含めたリハビリで就学にも問題のないレベルに戻りつつあります。ただし体育の時間などは、しばらくの間体力が充分回復するまでは様子を見ながら少しずつ始めて行いく必要があるかとは思いますが、一般に運動制限は必要ないと思われます。
水泳やスキーなども特に制限はありません。
 
化学療法・放射線療法による骨髄抑制および易感染状態への懸念ですが、
ほぼ日常生活に問題のないレベルに回復したことを確認した上で退院許可を出しましたので、免疫力は他の子供たちと変わりません。また風邪などを引いたときも、他の子供に比べて特別な治療が必要だということはありません。
 
また今後は定期的な外来通院でのフォローアップを予定していますが、通院は基本的に
土曜日を予定しており就学の妨げになることはほとんどないと思われます。
 
以上から、学校生活一般についてほぼ問題ないと考えており、他の子供たちと共に
普通学級での学校生活を送ることは充分可能です
学校の先生方および関係者の方々へ、ご配慮よろしくお願い申し上げます。
 
                             ○○医科大学 小児科  ○○○○
 
 
 
更新日時:
2006/09/12
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Last updated: 2007/9/6