ayaの闘病記(母の日記)

文中の採血データについて(基準値)
RBC(赤血球数)376万〜500万 Hb(ヘモグロビン量)11.3〜15.2g/dl WBC(白血球数)3500〜9100/μl
好中球2500〜7000 血小板13.0万〜36.9万
10      化学療法第6クール(2005.11.7〜11)
 
<化学療法第6クール初日>11.7(月)曇り 入院256日目
RBC266万 Hb8.1 WBC1220 好中球600 血小板12.6万
 
ランダ ペプシドのみ マンニトールなし
夜間の点滴量70ml/h   
前回まで排尿のたび行っていた尿のphチェックも今回は各勤務時間帯のバイタルチェック時の検査のみ。ただし母の感でチェックの必要性ありと思った時は適時チェックを受けること
点滴は最初からシリンジポンプ使用  カイトリルから開始
 
閉塞アラームほとんど鳴らず。
一日を通して嘔吐なし
食事量5割
 
学生さんと機嫌よくパラシュートを作ったりして遊ぶ
実習時間終了後はゆび編み 今度は長いものを作って帽子に仕上げる予定。
 
<化学療法最終日> 11.11(金)曇り 入院260日目
 
化学療法最終日  2日目 3日目 4日目と嘔吐なし 食欲も普段と変わらないくらい。
平均的に4割ぐらいはキープ  
閉塞アラームもほとんど鳴らないし、今回が最終かという気持ちでayaも母もゆとりがある。
 
午後おやつの時に嘔吐 いつも投与後半に副作用がくるのでとうとう来たかという感じ。
しかし、嘔吐しても横についている学生さんの手が出ない。
これには少し母はキレた。化学療法中に嘔吐があるのは当然想定の範疇だと思うし、それに対して行動するのが実習だと思う。
今回の学生さん 穏やかなのは良いのだが、自分から考えて行動するということに対しては少し
物足りなさを感じている。
 
O Nsに少し愚痴ってしまった。 もしかしたら”イマドキの子”の典型なのかも知れないとも思う。
 
実習終了まであと1週間 彼女に”気づき”のチャンスを与えてみたいと思った
(一応医療従事者先輩の老婆心かも・・・)
 
<とうとう嘔吐が始まった>11.14(月)曇り 入院263日目
RBC276万 Hb8.7 WBC790 好中球442 血小板13万
 
土曜日より食欲減退気味 3割程度
今日は朝から食事のたびに嘔吐あり
ただしayaの機嫌は悪くはない
 
学生さんとすごろくを作ったりして一日を過ごす。母は自主性のない学生さんにしびれを
切らしているので、朝から
”私は口を出さないから自分で積極的に考えてayaとの一日のスケジュールを組んでほしい”
と申し入れた。
その間は部屋の片隅で自分のスキルアップのための勉強の時間とした。
かなり戸惑っているようだったが、何とか行動には移してくれたようだった。良かった。
 
<文化祭表彰式>11.15(火)曇り 入院264日目
 
 
昨日一日中嘔吐して食事を取れていない状態だったため、深夜帯に点滴がG3に変更となった。
今日も朝食後 昼食後に嘔吐あり
 
化学療法終了後カイトリルは中止していたが、昼食後G Nsに状態が治まるまで入れてもらえないかと申し入れる。 夕食1時間前に入れてもらえた。明日以降もしばらくは継続して入れていくとのこと。
 
先日来病院外来ロビーでは、病院互助会の文化祭が始まっている。職員の方や患者さんたちの
生け花 写真 手工芸品などの作品が楽しく並んでいる。
 
ayaも出品した。ビーズで作った”おおかみと七匹のこやぎ”のワンシーン
それから紙粘土 立体ビーズ 等で作った坪庭のような作品  
Ns達にいっぱいほめてもらって部屋を飾っていたものだ。
作品に何か賞がもらえるかもよ〜〜何て言いながら出品したのだが何と!
”病院長賞”を頂いてしまった。
 
午後ayaの代理でロビーに表彰式出席のために向かった。職員の方たちから”あの小学生の子の粘土とビーズの作品 何か賞もらえたかな?かわいかったよね”という声が聞こえて
なんともこそばしい気分だった。
 
表彰式の後賞品と賞状をもってayaの元に飛んで帰って、記念撮影をした。入院して以来一番の笑顔になった。
 
Ns達や先生方からもいっぱいほめてもらった。夕方にはA医師もよってくださって、
ほめてくださった。
脳外科I教授もわざわざ来てくださってほめてくださった。以前にayaについてくれた学生さんからも”見たよ よかったね”ってメールが入った。
うれしい一日だった。
 
<自信が付くと良いことがある???>11.16(水)雨 入院265日目
 
カイトリルの効果か嘔吐なし 食事量4割程度 点滴T3に戻る
 
朝はじめてI医師に小さな声だったが”おはよう”と言えた。昨日の表彰式のことが少し自信につながったかな?
 
学生さんにもようやく自主性が見えてきた。よかった。知恵を絞ってきたであろう今日の行動 ”一緒に水族館作り”二人で楽しそうにやっていた。
 
夜サプライズ有り。なんとA医師がGCU入院時担当だったN Nsを連れてきてくださった。
昨日”GCUのNs達にもayaの作品をみてほしかったな”とつぶやいておいたからだと思う。8ヶ月ぶりの再会 ayaの記憶にはほとんど残っていなかったのが残念。 母はとてもうれしかった。本当にやさしく親身になって接してくださった方だったから。
作品を横に置いてA医師も一緒に記念撮影をした。
 
<Ns達とのふれあいの日々> 11.21(月)〜 入院270日目
RBC231万 Hb7.2 WBC880 好中球378 血小板5.8万
 
最近ayaとNs達の距離がすごく近くなったと感じている。 U Nsにお願いされて、ゆび編みでマフラーを編み始めた。入院患者さんが比較的落ち着いているので、Ns達も時間を作ってオセロの勝負などに立ち寄ってくれる。
(ほとんどがayaの勝ちでこれも得意そうにしている)
Nsとのふれあいが実に楽しそうに見える。一時期は退院までスタッフと仲良くなれないのかと
思ったがよかった。
 
食事量5割強で安定。
 
最近はクリスマスシーズンにむけて、クリスマスリース用にビーズのマスコットを作ったり、お友達へのプレゼント用に ゆび編みでポシェットを作る準備などをしている。
 
<担任T先生来室>11.26(土)雨 入院275日目
 
学校のクラス担任T先生来室
最近は随分慣れたもので、こられると判ってから今日は何をしようかと算段している。
 
先生からは冬休みに向けてかきぞめの宿題などの説明。算数で繰り下がりのある引き算で少しつまづいていたのでアドバイスを頂く。あと作文も母にはうまく教えることが出来ない。
 
少しだけ退院に近づいてきている話 ウイッグを作ることになった話などをしておく。
クラス写真がほしいとお願いしておいたら、給食の様子などをデジカメでとってプリントして持ってきていただけた。 研究授業があった時に撮影したというクラスのビデオも見せていただいた。
 
復学に向けて夢が広がる。何よりクラスの子供たちがayaの復学を待ち望んでくれているという話に、母子共に心が弾んだ。
T先生とオセロ 今日は先生が勝った。
次回お目にかかるときは学校でにしたいねと話して先生と別れた。
 
食事量5割
 
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Last updated: 2007/9/6