| 急患 |
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夜も11時を回り、そろそろ寝ようとしたところに一本の電話。「痛いんですど・・・。」
「明日まで我慢は出来ませんか?」
「もう診療所の前に来ています。」
「・・・。わかりました。」
気持ちを切り替え、いざ診療室に。
「いつ頃から痛み出しました?」
「3日前から我慢していたんです。」
それならもっと早く来てよ!と心でつぶやく。ムシ歯による歯髄炎。麻酔して
治療も終わりほっと一息。
感謝の言葉を聞き、よかったとつくずく
思う。
歯髄炎は、フトンに入って体が温まった頃に疼き出すことがあります。
また痛みを紛らわそうと飲酒して余計に痛むこともあります。
こうなると痛み止めでは効きません。
やはり早め早めの治療を
心がけてください。
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| 盛夏 |
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・云うまいと 思えど 今日の暑さかな・
こんな句が口をついて出てくる
今日この頃です。イヤーホントに蒸し暑い。
寝苦しい夜は歯軋りのひとつも
したくなります。
長期にわたり治療を行い、先日終った
おじいさんよりこんな礼状を頂きました。
・歯の治療 終わり 朝漬け噛みしめる・
歯医者にとってはなんとも嬉しい
一句です。
パリッと言う音と共にみずみずしさが
伝わってきます。
一瞬涼風の吹きぬけた時間でした。
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| くちポカン |
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人はあっけに取られたときに
口をぽかんと開けます。
が、最近の子供の多くは
なんでもないときもポカンと口を
開けている子が多いのに
気づきます。
これは口を閉じる筋肉の衰えや
鼻でうまく呼吸が出来ないことが
原因です。
口呼吸になっているのです。
弊害として歯並びが悪くなったり
歯肉炎が悪化したり、直接ろ過しない
空気を吸い込むためアレルギーを
起こしやすいともいわれています。
あなたの周りの子供、注意して見て
ください。
口をしっかり結び鼻で息をする
トレーニングをしましょう。
きりっと結んだ口元は
何より賢く見えます。
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| スローフード |
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最近ファーストフードに対して
スローフードと言う言葉を耳にします。
便利で手軽だけれども味が画一的で
栄養面や噛むことに対して不安がある
ファーストフードより
郷土色や特色のある食材、旬のものを
ゆっくりと時間をかけてとる食事。
本来の食文化を見直そうというものです。
噛むことに関しても精神的にも
すごくいいことだと思います。
全国どこへ行っても同じ味、食べ物では
つまらないですよね。
それに、「噛むのがじゃまくさいしー。」
などとうそぶく子供も本来の食事の
楽しみ、噛みしめることの喜びを
知って欲しいですね。
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| ムシ歯予防デー |
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6月4日を境に全国でムシ歯予防の
催しが行われています。
ムシ歯の洪水といわれた高度成長期に
比べ、どんどんムシ歯の本数は減ってきています。
よい歯のコンクールでは親子2代に渡り
(母親と子供)ムシ歯が無く歯並びのよい人が選ばれます。
これがなかなか少ないのです。
人の体の一部を審査して表彰するのは
歯だけでしょうね。
よい耳のコンクールとかいい鼻のコンクールなど聞いたことがありませんから。
あったら面白いでしょうが。
それだけまだまだ歯の健康に関しては
啓発してゆかねばならないのが
現状のようです。
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| 抜歯 |
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最近は歯を抜かない、削らない、
痛くしないと言う保存的な治療方法に
変わってきています。
これも技術の進歩のおかげです。
歯の寿命もずい分伸びてきました。
日本では石器時代より抜歯が
されていたそうです。
治療的な意味合いではなく風習や
拷問的な意味があったそうです。
しかし昔は麻酔無しで、石を打ちつけたり
ペンチのような器具で引っこ抜いて
いたりして、その痛さは想像を絶します。
現在のような局所麻酔剤が出来てから
まだ150年程しかたっていません。
今に生まれてほんとによかったと思います。
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| 脱離(ダツリ) |
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差し歯や冠がはずれた事を
私たちはダツリしたと言います。
当、丹波地方は栗の名産地でもあり
シーズンになると「栗を噛んで歯が欠けた。」
と言う方がこられます。
日本海方面で勤務していたときは
カニのシーズンになると
「殻を噛んで取れた。」という方がいました。
神戸ならさしずめフランスパンでしょうか。
取れた方には気の毒ですが
地方の特色があって面白いと思います。
取れたときはほっておかず
早いうちに診て貰ってください。
物理的に取れたのならすぐに着きますが
ムシ歯が原因とか欠けたりしたときは
再治療が必要になってきます。
いずれにしても
天然の自分の歯が最高です。
神様の作ったものには勝てません。
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