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コラム

徒然なるままに診察室の風景など
書きとめようと思います。
またメールでの質問にもお答えします。
 
硬いところ
体の組織の中で硬いところが4つあります。
それは毛、爪、骨、歯です。
これを四大硬組織と言います。
この中で
歯だけは再生しないのでなおさら大切にしなければいけません。
なぜ再生しないのでしょう。
歯は体の中でもっとも硬く丈夫に
造られています。
人の寿命が50年であれば十分間に合うでしょう。
しかし人生80年となった今、最後まで
自分の歯で食べることのできる人は
まだまだ少ない状況です。
歯そのものは120年は使えるという事もいわれます。
大切に最後まで使いたいものです。
ある講演会で「体の中でもっとも硬いところは?」
と、尋ねると「頭!」と即座に返ってきました。
見るとほんとに頭の固そうなオジサンでした。
いくつになっても
頭は柔らかくありたいものです。
更新日時:
2002/03/23
大食い、早食い
最近テレビで大食い、早食いを競う番組を多く見かけ、もてはやされています。
とても悲しいことです。
ある意味すごいと思いますが、これは自然なことでしょうか。いいことでしょうか?
急速に大量に食べると、胃から脳の満腹中枢に「お腹は一杯ですよ。」と指令が行く前に入ってしまうので必要以上に
詰め込んでしまいます。
しかもよく咀嚼されない状態で、流し込んでしまいます。
カロリーオーバー、肥満、ひいては糖尿病
と言うコースをたどります。
少量ずつ
ゆっくり食べましょう。しっかり噛みましょう。しかも楽しく。
これだけでダイエットできたと言う報告は多くあります。手軽で安上がり、確実な方法です。
しかしアフガンの寒空の下、木の根っこをかじって飢えをしのぐ子供たちがいること、決して忘れてはなりません。
子供たちに伝えるべきことは
たくさんあります。
(リンクページ・アフガン難民を支える会
参照ください)
更新日時:
2002/03/15
泣かないよ
テレビドラマでの歯医者のシーンは
キーンと言う音と共に悲鳴が聞こえたりします。
一般的なイメージはそんなものなのかと思います。
最近は無痛治療も進歩してきて、小さな子供も泣く子はめっきり少なくなりました。
皆いい子で口をあけてくれます。
でも中には暴れるワンパクな子も。
数回目でやっと口をあけてくれた
幼稚園の男の子。
ふと下を見るとオチンチンをぎゅっと
握りしめているのです。必死の形相で。
終ってから聞いてみると、握った痛さで
気を紛らわせていたそうです。
うっすらと目に涙を浮かべながら。
おかしいやら感心するやら。
彼なりに考えた末の対処法だったのでしょう。
お母さんには帰ってからしっかり褒めていただくようお願いしました。
更新日時:
2002/03/12
最先端
歯科医療もすごいスピードで進歩しています。
例えば、レーザー光線で歯を削り、その歯をCCDカメラで3次元的に撮影して
それをコンピューターが読み取り、指示を出して
機械が自動的にその歯に合った詰め物や
差し歯を作ってしまうと言うものです。
1週間ほどかかっていたものが2時間ほどで出来てしまいます。機械が非常に高価なので
さほど普及していませんが将来は一般的になるかもしれません。
バイオの分野では、歯、骨、歯肉などを培養して人工的に作ってしまうとゆうもので
再生医療と呼ばれ
現在盛んに研究されています。
デジタル機器も、次々新製品が出ます。
私達も患者さんもずい分楽にはなったのですが、そのぶん人間関係、信頼関係が希薄にならぬよう
気をつけないといけません。
私達には機械には出来ない思いやりと気配り
そしてコミュニケーションが出来るのですから。
更新日時:
2002/03/09
早くしなさい!
早く起きなさい。早く勉強しなさい。
早く食べなさい。と追い立てられ、スケジュールの詰まった子供は
ほんとに忙しそうです。
なんでも早くするのがいいことでしょうか?
せめて食事くらいはゆっくりと、楽しんで
しっかり噛んで欲しいものです。
昔は、しっかりよく噛みなさいと言われたものです。
よく噛むことは、脳の活性化、肥満防止、
食物の毒性の中和、顔面の発育、口の清掃
などいっぱいいいことがあります。例えばカレーの具など、大き目の野菜やお肉にして、前歯でかぶりつくことが大切です。
お水やお茶で流し込まないよう終ってから飲みましょう。
おやつもスナック菓子などの(袋の味)
ではなく、愛情こもった(お袋の味)
を、たまには作ってみてください。
子供の味覚と記憶にいつまでも残るものです。
大きくなってから懐かしく思い出すのです。
なぜなら私がそうですから。
更新日時:
2002/03/04
噛めない子、噛まない子
学校給食で、カムカムデーという日を設け、
月に1度噛みごたえのある給食を出したところ、ほとんどの子が残して捨ててしまったそうです。しっかり噛んでもらおうという思いがあだになったようです。硬くて噛めない、飲み込めない、噛むのが邪魔くさい。という理由だそうです。
家の食事もお菓子も柔らかい物が好まれるようです。本当にこれでいいのでしょうか。当然噛む回数が少なくなりあごの発育や歯並びが悪くなり、唾液の分泌も少なくなって
いい事はひとつもありません。
テレビのリポートでも「やわらかくておいしい!」と、よく言います。
思わず、違うだろ!と突っ込みたくなります。
昔はやわらかイコールおいしい、じゃなくて
噛みごたえがありおいしかったはずですが。
更新日時:
2002/03/02
歯型
よく新聞やテレビで「歯型によって身元が確認されました。」というフレーズを耳にします。
歯型と言うのは一般には石膏で作った歯の模型です。しかしここで言う歯型は、個人の
模型、レントゲン、カルテ、口腔写真など
すべての情報を総称して言うマスコミが作った言葉です。
ご遺体の損傷が激しい場合最終的にもっとも確実に確認できるのは歯しかないのです。
歯はそれだけ丈夫なのです。
皆さんも、歯科で定期検診(リコール)を
しっかり受けて記録をちゃんと残しておきましょう。最低5年間は保存されます。
虎は死して皮を残しますが、ヒトは歯を
残すのです。
更新日時:
2002/02/25
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Last updated: 2008/9/4

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