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コラム

徒然なるままに診察室の風景など
書きとめようと思います。
またメールでの質問にもお答えします。
 
新年
新たな年が始まりました。今年はよりよい年でありますようにと願う気持ちは皆さんと一緒です。
年齢と共に低下してくるものは一杯あります。
いやになるほど。
しかし反比例して、年とともに上昇するものも
多くあるはずです。今年はそれを一つでも多く探し出す年にしたいとに思います。年齢を上回る元気が出せればと思います。
多くの出会いがありますように、健康でいられますように、飲みすぎませんように。
 
更新日時:
2008/01/01
恩師
先日結婚式で、恩師であり名誉教授である先生とお話しをしました。「最近どこに顔を出しても、歯医者はダメ、苦しい、やめたい、皆そんな話ばかりするからいやになる。そんな話ばかりするなら二度と来ないよ。」
そう言ったそうです。恩師曰く
「確かに経済的なことを追求すれば苦しいでしょう。しかし我々の仕事はそれだけでしょうか。苦痛や障害から開放してあげて、喜んでもらえたときは歯医者冥利につきませんか。自分も喜べる
世の中に無くてはならない仕事です。」
そうです。全くその通りです。よくわかっているのですが、現状は医療制度に不満だらけです。しかし医療従事者の原点に返ること。頑張っていればやがて光明が見えてくるであろう事。
恩師がしみじみおっしゃる言葉には
清々しさがあり、素敵な先生に出会えたことの喜びを新たにした一日でした。
その後は、恩師と熟年夫婦のロマンチックなデート話で盛り上がりました。
 
更新日時:
2007/12/17
未来像
もう30年ほど前になろうか。私が歯学生の頃
歯科医である父が将来の歯科について
語ってくれたことがある。「未来はロボットが歯を削り、治療をし、きっと歯医者は機械を操作するだけになるぞ。歯医者は要らなくなるかも知れん。そして今は贅沢すぎるくらいにいい時代だ。
しかしこんな時代がいつまでも続くはずが無い。その時のため心しておかねばならない。」
その時はフーンと聞いていたのですが
まさしくその事が現実になろうとしています。
そのときに楽しそうに語っていた父の姿は
今でも目に焼きついています。
さて私は息子のためにどんな未来像を語ってやることが出来るのか。うーん。
更新日時:
2007/11/20
80周年
私たちの丹波市歯科医師会が創立80周年を迎える。
巡り会わせで運悪く?代表となってしまったため計画、準備に気をもむ。
当事の庶務日誌を見ていると時代背景が浮かんで面白い。しかも記録は大変な達筆である。自分の文字を思うと赤面である。
国民保険の無いのんびりとした戦前から治療する材料の無い戦中、国民皆保険が始まり
虫歯の洪水と言われ寝食を忘れ働いた時代。多くの先輩方の積み重ねがあり技術も材料も格段に進化した現在。
感謝せずにはいられない。しかし景気がいいといわれながら医療費を削られる今、食い止めようの無い医療崩壊が始まっている。
我々が数十年先の歯科医師たちに
残してやれるものは何であろうか。
模索する日々である。
 
 
更新日時:
2007/11/19
医療崩壊
最近、家の前の国道を頻繁に救急車が走るようになった。わが市の公立病院の医師不足が原因で、隣市の病院に搬送されるためである。今まで10分以内で搬送できたのが30分以上かかってしまう。ここに生死の分かれ目が存在しないよう祈るばかりである。
医師不足の原因は色々あるが、全ては厚労省の医療費削減に基づく机上のまずい政策にあることは間違いない。
地方で行政や医師や医療関係者がいくら頑張ってもどうしようもない問題が山積している。国が大きく動くしかないのだがあまり期待できそうに無い。せめて病気や怪我をしないように自己管理するしかないのか。
暗澹たる気持ちになる。
救急医療は警察や消防のように利益を生まずとも税金を投入して市民の安全を守るため万全の体制を整えて欲しい。厚労省は医療費削減のため診療報酬をどんどん削り取って不採算になればどんどん閉鎖して行く病院の異常なありように目をつぶっている。
採算度外視でせめて救急医療はいつでも受けられるシステムにしないと、アメリカのようにお金の無い人は病院や救急車から放り出されると言う現実がもうそこまで来ている。
 
更新日時:
2007/09/25
最後の義歯
長年お付き合いのあった高齢の患者さんから
「先生、この義歯を最後に、死ぬまで持つようにしてください。
これからはなかなか来れないからねえ。」
という事をよく聞きます。
「いやいや、まだ10年や20年は頑張って来てください。」などと冗談交じりに返すのですが、私も最近は春になると「この桜を後何回見ることが出来るだろう。」などと思ってしまいます。
この義歯を最後にという言葉の中には
色んな思いが交錯しているのだと思うようになりました。重い言葉であると思います。
しっかりと受け止めて満足して頂ける義歯を作らねばと改めて思うこのごろです。
更新日時:
2007/07/07
幼児との会話
時に子供はとんでもなく面白いことを言います。診療室に笑いが広がる瞬間です。
・半年ぶりに来た幼児、私の顔を見るなり
「いやや〜、前の先生のほうがいい(泣)」
(一緒ですけど、急にそんな老けましたか(泣))
 
・いざ、治療と言うとき「おじちゃんより、お姉ちゃんのほうがいい。代わって!」
(歯医者は私一人なんですが・・)
 
・治療が終わって「ぼく、頑張ったね。」
私をにらみつけて
「この次はただじゃ置かん!」
 
・抜歯が終わった後「先生、うまいやん!」
(子供でもほめられるとうれしいデス)
 
・他にも「ホンマに先生か?」とか
「おっちゃん、やさしくしてな」とか吹き出してしまう事があります。純粋な子供はかわいいですね。
更新日時:
2007/07/07
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Last updated: 2008/6/6

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