医療情報

ここには「がん治療」やそれに付随した関連情報を載せてあります。
「インフォームド・コンセント」について
あなたは自分の治療法について 「これでいいのだろうか?」 とか 「これがベストなのかなあ〜?」という疑問を持ったことはないだろうか。恐らく治療にあたって、医療に素人である我々患者の大部分は、医師の言葉に従って 「よろしくお願いします」 と頼んでいる方が多いと思う。それはそれで正解かもしれない・・・が、果たしてそれでいいのだろうか?少しでも自分自身の病気に対しての情報を集め、医療雑誌や書籍で勉強していくうちに 「別の方法もあるのではないか?」と疑問を持ち、事実友人の誰それは、自分とは違う方法で治療効果があらわれて、晴れて快癒した。・・・という話を聞いたとき、もうすこし自分も考えなおしてもいいのではないかという気持ちになるのも間違いではないと思う。
医師と患者の間には、「信頼関係」がなければうまくいかないと思う。もしそうでなければ、その治療はギクシャクしたものとなり、多くの疑問を残すことになりはしないだろうか?
 
・・・だが、同じ「がん」という病に侵されている者でも、その症状は千差万別であり、施す治療もまたそれぞれ違ってくる。これを十束ひとからげで、或程度の臨床経験を参考にしつつ、同一方向にもってゆこうとすると無理がくる。その結果、その治療成績に影響して、ある人には80%、ある人には30%と成績に差が出てくるのは当然なことであり、やむをえないことかもしれないのだ。臨床医としては、現在の医学からすれば、それを教科書のマニュアル通りに行えば、それはそれで正しいのだ・・・と実施しているのであるから間違いは少ないかも知れない。しかし、患者側の立場になって考えれば、「あの人は治ったのに自分には効果がないが何故なのだろう?」ということになる。
 
勿論、それぞれが行った手術や化学療法、その他最新の治療施術が100%有効であるというものは、現在のところまだ確立していない。その多くがかなりの数の施術や実績を経てから 「効果あり」 ということを踏まえて治療を行っているものだからである。そこで、私達患者は考えてしまう。 「もう少し良い治療法はないのだろうか?」それだけに、治療効果とともに、治療の限界とそれに伴う危険性や外見上の変化、及び、患者の精神的、経済的な負担などをよく認識したうえで、治療に臨まなければならないという方向性がうちだされてくる。つまり、・・・「これでいいんですか?」という治療法を医師はきちんと説明をし、患者側も、疑問点があれば「どうして?何故なのだろう?」と、充分に納得するまで質疑応答を繰り返して話し合い、「がん」との闘いに臨まなければならない。インフォームドコンセントとはそういうことであり、最も常識的であるが、また最も重要で難しい問題であるといってもいいのではないだろうか。あなたもこのことに対してはよくよく考えて、自分の病状をとく理解し勉強していただきたいものである。そして、どうかそれにより、より良い結果が得られますよう願ってやみません。
更新日時:
2006/04/02

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Last updated: 2006/10/11

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