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冥王星の話をしたところで、太陽系の星を旅してみましょう。先ず太陽に一番近い星、最も小さな惑星、水星からです。
水星は地球の半分以下ほどの星ですが、写真の様に地球の月ととても似た姿の星です。
そのためあまり興味を持たれなかった星で、今まで訪れた探査機は30年以上も前のマリナー10号が金星を探査してから、その後に行っただけです。
水星は地球からさほど遠くありませんが、太陽に近く、大きなエネルギーのロケットでないと到達出来ません、しかも動きが速いのでコントロールも難しいのです。
但し、新しい探査機メッセンジャーが水星に向かって飛行中です。
探査が1回だけなので、今でも水星には謎が多く、例えば地球型の惑星(岩石で出来た惑星)で地場のある星は、地球と水星だけですが、その理由が謎です。
地球では内部の核(コア)という液体金属があり、これが一定方向に回転することで地場が生まれ、宇宙からの有害な放射能を防ぎ、生命の進化に欠かせない要素となってきました。
ところが、水星の様に小さな星では内部が冷えるのが早く、こうした高温の核は長く存在出来ないと考えられています。
星の表面がクレーターで埋め尽くされているのは、水星が小惑星が集まって出来たままの姿をしているのではないか?と思われ、表面には水星が遙か昔に冷えた時に出来たと思われる凹みやシワも見られます。
地球は雨と風が絶えず降り注ぎ、大陸ですら動き、火星にもかつては海がありました、金星は火山活動が盛んであると考えられていて、古い地表は残らないのですが、水星は星が生まれた天地創造の物語を見せてくれているのかも知れません。
さて水星は太陽の周りを88日で1周しますので、地球の1年は水星では4年ですから、毎年オリンピックをしなくてはなりませんね?
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