フッ素でむし歯予防

フッ素とはどんなもの?

フッ素(元素記号F)は、塩素やヨウ素などと同じハロゲン族元素の一つです。化合力が非常に強く、身の回りにある土や水、草や木などの植物、いろいろな動物はもちろんのこと、人間の身体にも例外なくフッ素は含まれています。私たちは、毎日食べ物や飲み物からフッ素を身体にとりいれています。フッ素は、人間の身体、特に歯や骨を丈夫にする有益な元素です。1日に必要なフッ素は、成人では、1日あたり3−4ミリグラムとされています。毎日の食べ物や飲み物からとる量では、むし歯を予防するのに不十分です。そこで、なんらかの形でフッ素を補う必要があるのです。
1      どうしてフッ素でむし歯がふせげるのでしょうか
 
フッ素を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタイト)の一部になります。フッ素を含んだ歯の結晶は、普通の歯の結晶よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。ですからフッ素を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぎます。また、歯のエナメル質のまわりにフッ素があると一度脱灰した部分の再石灰化を促進し、エナメル質の補修がなされます。最近の研究では、この再石灰化促進の方がむし歯予防効果としては大きいとされています。
2002/02/01
2      フッ素の安全性は?
安全性で問題になるのは、飲み込むフッ素の量です。危険とされる量は、体重60kgの大人で300ミリグラム 体重10kgのこどもで50ミリグラム フッ素を添加した水を1日1リットル飲むと、約1ミリグラムのフッ素を飲み込む事になります。フッ素塗布では、せいぜい2ミリグラム、フッ素洗口では、お茶1ー2杯に含まれる量と同じです。このように口の中に残る量は、危険とされる数値とかけ離れており、世界保健機構や国際歯科連盟をはじめ、日本においても厚生省や文部省、日本歯科医師会などがむし歯予防にフッ素を使うことを推奨しています。
2002/02/01

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Last updated: 2007/5/2

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