ご利用者を送ってきたところ、95歳になる方が帰りが心配で、「まだ早い?」としきりに言い、直ぐに立ち上がっていこうとするので、側に行くと「あっ!とおちゃんかい」と言ってソワソワが落ち着いた。
一緒の毛布に入ってソファーに座りながら、雑談する。
「あと5年もすれば100歳だな?百歳になったら町長さんから100万円もらってうんまい物食べるか」
「うん。そうだな…でも、100歳になったら百万もらえるなんてどこに書いてあるんだぃ?」
「まぁ、百歳になったら考えればいいなぁ…町長も誰になってるかわかんねぇしな」
「そうだな。○○○ちゃん百まで生きれるねぇ?」
「あぁ…百まで生きられる。まだ死にたくねぇからな」
「そうだな。風邪ひかねぇように気をつければ大丈夫だな…」
一緒に毛布に入りながら、一世紀を生き抜こうとしている大先輩の今の姿に、なんだか気持ち良くさせられていた。。にぎやかを起ち上げて良かったとつくづく思う。
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