まおたんちゃん

まおたん誕生日記念〜深窓の令嬢まおたんちゃんの物語〜
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「あの・・・おとうさま。」
「ん?」
「まおたん、ちょっとお話が・・・」
「あるんですけど。」
「どうした?」
「実は紹介したい人が」
「いるんですの。」
「だれ?」
「いい青年ですよ。」
「青年?ママはもう会ってるのか。」
「おとうさまがお留守のときに・・」
「聞いてないぞ。」
「だってあなた忙しくて話す時などないじゃないですか。」
「だから今日来てるのよ。ヘイ、カモン!」
「はじめまして。」
「なんだ、その服は。」
「まお太です。よろしく。」
「まお太の母です。」
「母親も来たのか。」
「父です。」
「なんだ、その帽子は。」
「最新型のお帽子ですのよ。」
「いまどきゴテゴテの帽子など流行りませんのでね。」
「それ、あたくしのこと?」
「い、いや。帽子なんてあってもなくてもいいっていうことで・・・」
「そうよ。帽子もお洋服もじゃまよ。」
「まおたん、こんなのいらないわ!」
「脱いでやる〜」
「みんなこんな格好やめましょう。」
「まおたんちゃん、やめなよ。」
「え?」
「そう、やめなさい。」
「なぜなの?」
「帽子や服とったら、誰が誰だかわからないでしょう、このお話。」
「あ、そう。わかりました!あたくちが間違っておりました!」