オリジナルモデルのボディーはスチール製。
楽器、製作者名の「ACCORDINA A.BOREL」、
楽器店名とその住所「PAUL BEUSCHER
27,BOULVARD BEAUMARCHAIS・PARIS 4e」、
それとロット番号の刻印がしてあります。
ボタン(キー)はプラスチック、指盤は木製です。
シングルリードの吹音のみ、音域はD3〜A7の44音。
ボタンの配列は、イタリアシステムのアコーディオンと同様、第一列目(外側)から二列目、三列目(内側)へと向かって音階が上行し、Cグリフです。
ベルギーシステムの配列や、BまたはGグリフがあるのかは現物を確認していないので
わかりませんが、構造上は不可能な事ではないと思います。
側板はバネで可動し、空気(音)の抜け道を広げたり狭めたりすることによって、
ビブラートや音質に変化を与える役目を果たしています。
’59年頃までに生産されたものと、それ以降生産が中止されるまでのとでは、マウスピースの形状に
違いが見られます。前期モデルはボディーと同じスチール製、三角の形をしたマウスピース
(写真右上)ですが、後期モデルは先端がプラスチックの細長い形に変更されています。