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DANIEL MILLE / entre chien et loup
01年度 青猫レコード大賞 ジャズ部門グランプリ。
その特異な音楽性ゆえ、ファーストアルバムを聴いた時は「???」と思ったものですが、4枚目ともなれば、すっかり自己の世界を確立してしまいました。
世界、というよりこれはもう一つの宇宙です。
もはや後光が指して見えるほど神々しく、思わず合掌。
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SYLVAIN LUC SERGE LUC GERARD LUC / Nahia
リュック兄弟って一体…!?それぞれが別の楽器を担当し、しかも揃って卓越したセンすとテクニックの持ち主とは。
シルヴァンは DREYFUS JAZZ からもアルバムを出している売れっ子ギタリスト。ジェラールの奏でるアコーディオン(キャヴァニョロ)の DOUBLE BASSON の音も美しく…。繊細でシャレたオリジナルは、そのほとんどがインプロヴィゼージョンによるもの。恐るべし三兄弟。
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LES PRIMITIFS DU FUTUR / ゛Trop de Routes,Trop de Trains"et autres Histoires d'Amour
DOMINIQUE CRAVIC(vo.G)、DIDIER ROUSSIN(G)、DANIEL HUCK(vo.sax)らを核に、総勢20人以上にもおよぶ「未来の原始人」。ひとクセもふたクセもあるミュージシャンばかりが、ミュゼット,シャンソン,ジャズ,ブルースと好きなものは何でも詰め込んでの大狂宴。
ジャケットのイラストはジャニス・ジョップリンの「チープ・スリル」を手がけた、ROBERT CRUMB 作、彼もまたバンジョーとウクレレを担当。プロデュ―スは「パリ・ミュゼット」の PATRICK TANDIN。
これだけ揃えば文句ナシ。かなり本気な遊びココロ。
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LES PRIMITIFS DU FUTUR / World Musette
自らの歌を「廃品利用」と評したドミニク・クラヴィック。
ディディエ・ルーサン亡き後、本当にプリミティフはスクラップとなってしまうのか?!との心配はよそに、まるでおもちゃ箱をひっくり返した様なにぎやかさは健在だった。精神的な支柱を失って若干軽くなってしまったが、その分セッション的な音作りが楽しめ、そこでも光るのはドミニクの楽曲の面白さ。ダニエル・コランのアコーディオンも全面的にフューチャ―され、ミュゼット色の濃い仕上りに。
これぞ「未来の原始的」ミュゼット。
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UKULELE CLUB DE PARIS / MANUiA!
ニヒルでクールな外見とは裏腹にドミニク・クラヴィックの音楽は、いつも楽しいアイディアとユーモアが満載。プリミティフしかり、この怪しげな「パリのウクレレクラブ」もまたしかり。それはメンバー全員ウクレレを担当、ボーカルも取りその他にも様々な楽器をこなすというツワモノ集団。もちろんハワイアンではなく、シャンソンでもないし、ジャズでもない…むしろロック的とでも言うべきなのか、キンクスとトム・ウェイツを足してドクタージョンで割った感じ!?
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SERGE DELAITE QUARTET - QUATUOR PRIMA VISTA / Estate
プリミティフのお笑い担当、その名も DANIEL HUCK。
ライブでは下ネタギャグを連発、しゃがれ声で太鼓腹をポコポコ叩きながらのスキャットとファンキーなサックスで大フィーバー。
いつもはそんな楽しいわき役のおじさんが、フロントに立ってのマジメなアルバム。ストリングスも加わっていることもあって、およそ普段のイメージからは想像もつかないほどエレガントなヨーロピアンテイストジャズ。三枚目のふりして実はテクニシャンなのが、この人のニクイところ。
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JEAN-PHILIPPE VIRET / Considerations
パリ・ミュゼットやジャン・コルティ、プリミティフなどアルバムセッションは数知れず、またガリアーノのツアーメンバーを務めたり、何かとアコーディオンとのつき合いも多いコントラバス奏者の初リーダー作。
今最も注目を集めている気鋭のジャズマンです。
彼のスタイルはとにかくスマートで洗練され新しく、それでいて決して奇をてらったりはしないオーソドックスさも持ち合わせたもの。
かくも美しく優美なジャズが生まれてしまうのは、クラシック音楽が土壌にあるフランスだからなのでしょうか。
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BIRELI LAGRENE / Gipsy project
この早熟な天才がガリアーノ、ディディエ・ロックウッドらと来日した時はまだ30そこそこ。ど肝を抜くテクニックで貫録も充分、若くしてフランスジャズ界を代表するギタリストです。
実際キャリアの長さから言っても既にベテランの域で、自身の原点と言えるジャンゴ・ラインハルトのカヴァーともなればもうお手のもの。
ロックやブルースのフィーリングも兼ねそえながら、ツボを押さえたフレージングでとにかくカッコ良く決めてくれる痛快作。
ガリアーノも一曲(2ヴァージョン)参加。
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BoloVaris
「パリ・ミュゼット」CDやVIDEOで、仲むつまじいコンビぶりを見せてくれる Bolovaris こと、JAQUES BOLOGNESI とFRANCIS VARIS。
’94年リリースなので時期も丁度その頃バックのメンバーもそのままに、黄金のパリ・ミュゼットサウンドでたっぷりと一枚楽しめてしまうのが嬉しい。この後、2人がパーカッションと吹きこんだアルバムは少々いただけなかったので余計に。「Bolo valse」収録。
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ANDRE MINVIELLE / i CANTO!
たたみかける様にして歌う「FLAMBEE MONTALBANAISE」は一躍彼の名を世に知らしめたもの。相棒のBERNARD LUBAT,アコーディオンにMARC PERRONE を迎えての本作は、そのパリ・ミュゼットのスタイルを求めて聴くと少々肩すかしを食らってしまうが、よりリズム感を追求した詞と歌はパーカッションのごとく究極にグルーヴィー。
それにしてもよく回る口で、改めて驚いたの一言。
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RENAUD GARCIA-FONS / Alborea
5弦(!)コントラバスに、またコントラバス(Y.TORCHINSKY)とドラム(J.MHIEUX)が付くという変則、変態的な編成も、R.GARCIA−FONSがこの珍しい楽器をまるでヴァイオリンのごとく操ってしまうがため。相当アバンギャルドなのかと思えば、コンビを組む事の多いJEAN−LOUIS MATINIERのアコーディオンはむしろクラシック的で、その辺のバランス感からか意外と聴き易いサウンド。
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BARNEY WILEN / Jazz sur Seine UP!!
映画「死刑台のエレベーター」の音楽をマイルス・デイヴィスと共に担当したことでも知られる、フランスきってのテナーサックス奏者。
これはモダンジャズカルテットのメンバーをバックに、ジャンゴやシャルル・トルネの曲を痛快に吹きまくった、’58年パリでのセッションから。いなたいブロウは本場アメリカ仕込みで、特に゛NUAGES"で見せるケダるさはなるほど !! とうならされます。
録音から40年以上経った今でも、゛MINOR SWING"の解釈はとても斬新。
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