DIARY
やいま日記
 
「ゆらていく」は八重山方言で「よってらっしゃい」の意味。
 
島のくらし、感じたことをそのままに・・・
 
 


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H20年12月8日(月)
飲酒運転根絶は地域全体で取り組め
 〜全体的に減少傾向〜
 
 沖縄県はワースト1位
 
飲酒の機会が多い師走の忘年会シーズンは、悪いことはすっきり忘れ、新年へ向け躍進の誓いを立てたいものだがちょっとした油断から人生を大きく狂わす結果となる飲酒運転について考えてみよう。
 
交通死亡事故や飲酒運転は道路の安全対策工事・法令の整備や事故に対する厳しい社会の批判から全国的に減少してきている。
 
福岡県で幼児3人が犠牲になった悲惨な飲酒運転事故を契機に平成19年に改正された道路交通法で運転者、悪質なひき逃げ犯、運転者に対する車両、酒類の提供、同乗者の罰則強化、警察の取り締まり強化、地域や自治体が飲酒運転根絶運動に強力に取り組んで減少傾向を示している。
 
しかし、平成19年度中、沖縄県の飲酒がらみ死亡事故は全体の約8%で全国平均の2倍強となり13年連続でワースト1位である。
 
人身事故も減少したとはいえ18年連続のワースト1位で不名誉な記録を更新し続けている。
 
一方、平成15年度、飲酒運転検挙者数でワースト1位だった東京都は官民あげての取り組みの結果、1,5万件から平成19年度には4400件と劇的に減少し、ワースト4位となった。
 
沖縄県は8000件のワースト4位から5200件へ減少したものの大阪府の6600件に次ぐワースト2位で、運転免許者人口1000人に対する割合では全国平均の6,7倍に達し圧倒的に飲酒運転が多い県民性と指摘されている。
 
 飲酒マナーに課題
 
県民の南国特有のおおらかな性格や夜型社会の行動傾向に加え、愛飲されている特産品の泡盛は度数が高く、復帰特例による酒税の低減措置でアルコール産業が隆盛であること、電車やバスなどの公共交通機関が未整備のため東京など本土の大都市に比べ安易に飲酒運転に走る傾向があると指摘されている。
 
八重山警察署管内では泥酔の上、路上寝込み事故や未成年者の飲酒が他の管内に比べかなり多いというから社会環境、飲酒のマナー、家庭・学校教育に課題がある。
 
飲酒運転をしない、させない、許さないという地域全体の強い決意と行動が必要になってくる。
 
たしかに酒は百薬の長といわれるが飲酒運転は犯罪であり、身の破滅を招き、刑事事件や被害者への賠償など民事責任の追及に加え、一瞬にして家族を離散させ、職や地位を失うなど厳しい社会的制裁が待っている。
 
 メッセージボードリレー作戦に期待
 
平成19年9月、官民で結成された石垣市飲酒運転根絶連絡協議会では昨年度の事業活動として横断幕や看板の設置、協議会ニュースの発行、マスコミを通じた啓蒙活動、八重山商工校での「命の授業」の実施、美崎町など「盛り場ローラー作戦」の実施、各職場の「根絶講話・根絶大会」の実施、市民パレードへの参加、ハンドルキーパー運動などを推進していて飲酒運転検挙者件数は平成18年度の195件から平成20年度(10月末)は14件と減少したが、死亡事故は3人で、依然として悪い状態のままである。
 
同協議会は去る11月25日総会を開催し、本年度のメイン事業として飲酒運転根絶メッセージボードリレー作戦をスタートした。
 
これは地域行事の担い手である石垣市青年団協議会が中心となり青年達がボードに署名してリレーを行い飲酒運転根絶の固い決意を地域全体に広めるもので大いに期待したい。
 
改正道交法で運転者と酒を酌み交わし、酒類や車両を提供し、運送を依頼し、飲酒を容認・放置することはもはや許されない。
 
本人はもとより周辺の酒販店、飲食店の皆さんもお互い楽しい年末年始を迎えることができるよう注意したいものである。
 
 
 
 

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