〜自閉症とは〜

 
自閉症およびその周辺障がいは生まれつきの中枢神経系の障がい(脳の情報処理機能の障がい)で、現代の医学では原因の究明は成されておらず、治療法も確立されていません。しかし、適切な療育により各種能力を伸ばし、多くの生活スキルを獲得する事は可能です。自閉症の周辺障がいとは、高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障がいなどの各種発達障がいのことです。
 
 
先天性な障がいですから、育て方や家庭環境、心因性のショックが原因で引き起こされるということは絶対にありません。また「自閉」という文字から来る、引きこもりがちでおとなしいという認識も誤りです。
 
 
以下のような障がい特性が見られます。ただし各個人や発達段階によって、特性の現れ方や程度はかなり異なりますし、特性のすべてが必ず現れるというわけではありません。
  
行動に落ち着きがなく、他動である場合が多い
  
言語の発達が送れ、オウム返し(相手が言ったことをそのまままねしてしまうこと)が見られたり、言葉は獲得していても、会話に特徴的な特性が現れたりするなどコミュニケーション能力上の問題が生じる。
会話をする能力が備わっていても、会話の内容が一方的だったり、十分かみ合わなかったりする。
  
クレーン現象(欲しいものなどのところへ相手の手を引っ張って行こうとすること)が見られる。
  
視線を合わせない、身体への接触を嫌がるなど、家族や周囲の人とのコミュニケーションがうまくとれない。
  
感覚過敏や感覚の一貫性がない(敏感な部分と鈍感な部分の混在:ある音には敏感に反応するのに言葉をかけても振り向かない、衣服が少し濡れただけで脱ごうとするのに水遊びは延々と続けるなど・・・)
  
強いこだわりを示す。(同じおもちゃや本、ビデオの同じシーン、同じ道順や座席、特定の衣類、限られた遊びや食べ物、一定の行動や動作などにこだわる)
  
周囲の環境の意味を理解しづらい。(俳諧や迷子が生じやすく、危険に対する認識も育ちにくい)
  
強い嫌悪感やストレスにより、パニックや自傷行為(自分の頭をたたくなど)、他害行為(物や人に八つ当たりすること)などの二次的な問題の誘発が見られる。
HOME

 
以上の障がい特性に起因した行動は本人が意図的におこなっているのではなく脳の器質的な障がいに起因します。
それらの問題行動的な部分は、適切な療育やサポートにより十分防げますし、解消・軽減することができます。

minomo@beige.plala.or.jpご質問、お問合せはこちらまでお願いします。