思ふ




平成16年7月2日(金)  同期
最近、あまりの忙しさにPCを触らせてももらえなかったので、更新が滞っておりました。
更新してなくて、悪いかこの野郎!
誤るのもなんなんで、意表をついて、逆切れしてみました、カルシウム足りてません、みずたにです、こんにちは。
 
ホントは、足を運んでは、心配してくださった皆さん、ごめんなさい。
メールを下さった皆さんにブッダのご加護を。
 
それにしても更新されてないHPを2週間覗き続けた閲覧者の皆さん、お疲れ様でした。
みなさんの裏切られた感、しかと受け止めました。
わたくし刺される覚悟はできております。
 
いやね、ほんとに忙しかったんですよ。
みなさんご存知のように僕ったら極悪少年犯罪溢れるアイランド、ジャパンに一時帰国するわけじゃないですか。
 
その下準備どころか、隊員旅行やら、お付き合いやら何かと用事が立て続けに入りまして、おまけにコロンボにいたのに、コロンボのホステルのネット回線が故障中で、ネットもできない状態だったのですよ。
 
この間、メールを受け取ることもできず、久しぶりにメールを開いたら、受信メールが53通ありましたからね。
そのお返事もしまして、やっとHP更新にこぎつけました。
 
この2週間ほどの間に、色んなことがあったんですけどね、それをネタ帳に書き留めておいたにも関わらず、キャンディに帰ってきたらそれが見当たらない。
相当凹んでいますよ。
 
なので、ハツカネズミ級の脳みそをフル回転させて、記憶をたどり、ここ2週間の出来事を2,3日に分けて、書いちゃおうかと思います。
 
まずね、スリランカの西側、ネゴンボというところに同期3人で旅行に行ってきました。
リゾートね、リゾート。
大体ね、リゾートなんて行ってる暇ないんですよ僕。
 
隊員によっては休みの多い隊員(特に学校関係)もいるんですけど、僕の場合、長期休みって2年間ないんですよ。
 
だからなにかイベントがあるたびにお休みレターを出さなきゃいけない。
 
毎回毎回お休みレター出すのも何だか嫌なんですけど、今回は同期隊員のうちの1人が誕生日の時に、僕が日本に居てしまうということで、そのお祝いも兼ねてリゾートに行くことになったわけなんです。
 
僕の同期はですね、23歳と24歳の女性隊員。
そして僕の3人なんですけども。
 
え?若い女の子2人に囲まれてうらやましい?
なんだったら、わがままできっつい2人の妹達を日本へ強制送還しましょうか?
あ、あんまり二人の愚痴を書くとサイトばれしたときに、怒られるのであんまり書きませんが。
 
まあ、そんな2人に半ば強制的にリゾートに拉致されたわけです。
 
泊まったホテルは3人部屋で5800ルピーのプライベートビーチも付いたそこそこのホテルです。
海外のホテルってほら、プールとか付いてるのって当たり前じゃないですか。
こっちのホテルに一度泊まってしまったら、日本でリゾートなんてできないんじゃないですかね。
 
広がる青い空、どこまでも続く海とちょいと高めの波、プライベートビーチに流れる陽気な音楽と白人達の群れ&ビキニ。
白人女性の腕にされた、「豪蝶」のタトゥー。
 
 
 
豪蝶???
 
白人さんって、半分以上がタトゥー入ってるんですよ。
でね、特に日本語のタトゥーが人気みたいで、漢字をよく目にするんですよ。
 
この日も「豪蝶」ってわけのわからないタトゥーを入れた白人のきっついおばちゃまがタバコを吹かしながら、ビーチでリゾートを満喫しておったんです。
 
歳は50近い感じのおばちゃまだったんですけど、歌舞伎役者みたいなメイクに、髪はできたての10円玉みたいな色なわけです。
 
その髪が扇子のようにフワッサァって肩まで広がっとるわけなんです。
で、腕に「豪蝶」のタトゥーですよ。
まさに「豪蝶」とはよく付けたもんです。
 
「豪快な蝶」でも「豪傑の蝶」でも「豪華な蝶」でもなんでもいいんですが、あれほど本人にぴったりなタトゥーをいまだかつて僕は見たことありませんでしたから。
ま、今思うと、蝶というよりはむしろ毒蜘蛛(毒グモ)でしたが。
 
 
一度街のスーパーでふくらはぎに「おむすび」っていうタトゥーの入った白人女性を見たんだけど、それはどう突っ込んだらいいのかと。
 
スーパーだっただけに、「ああ、おむすびお探しですか?ここはスリランカなんでおむすびなんてないですよ。」
とでも突っ込んで欲しかったのだろうか。
 
それとも、「私の足、おむすびみたいでしょ?」と言いたかったのだろうか。
 
いずれにしても、どうして「おむすび」なのかということは勇気がなくて聞けなかったんですけどね。
 
で、話戻りまして、そんなお蝶夫人ならぬ「豪蝶夫人」を横目に3人はビーチで紅茶やらフルーツジュースなど飲みながら談笑しておりました。
 
で、いよいよ就寝タイムがやってきまして、今日のメインイベントでもある「3人川の字」で寝ようの時間となったわけです。
 
いやね、30にもなって、3人仲良く川の字に寝るとか恥ずかしいじゃないですか。
 
わざわざ、エキストラベッド(病院の入院ベッドみたいだったけど)まで、部屋に運んでもらったわけですから、僕はそこで寝るって言い張ったんですけどね。
 
同期隊員の友情の証だとかなんとか言いくるめられて、しぶしぶ二つのベッドをくっつけて、寝ることになったんですよ。
 
で、二人の間に寝るのはいいんですけどね。
ベッド2つを引っ付けておるわけですから、間の線で寝心地が最高に悪いわけなんです。
おまけに、年頃の娘が両脇におるわけですから、下手に寝返りを打ったりしたら、変態と勘違いされるじゃないですか。
 
この3人の間に恋愛感情なるものは100%ないと言い切れるんですけどね、いかんせん年頃ですから、真上を向いて、「きをつけ!」の姿勢で寝てるわけですよ。
 
寝れるわけない。
 
そんな三十路男の心使いもどこ吹く風で、右の妹には寝相が悪くてバシバシ蹴られて叩かれて。
 
左の妹には夜中の2時に「コーラが飲みたいからフロントまで付いて来て」って起こされるし、挙句の果てにフロントが閉まってて、短パンにTシャツ姿でお洒落なバーにコーラだけ飲みに行く始末。
 
リゾートじゃねえ、俺はお前らのセキュリティーか!!!
 
寝てる間に腕に「豪蝶」って彫るぞ!!
 
そんなリゾートでした。
 
次回は隊員旅行記でございます。
 
平成16年7月3日(土)  水中
フルーツのおいしい南国の島にいながら、パパイヤやドリアンが食べれないみずたにです、こんにちは。
 
なにが、フルーツの王様だ。
僕が革命起こして奪王権!
 
フルーツの王様「ミズタニ」。
うん、しっくり。
側近はパイナポー。
 
さて、昨日の日記にも書いたとおり、今日は隊員旅行のお話です。
 
協力隊って、一応福祉増進費ってのがあって、まあ、日本で言うと福利厚生費と言ったところでしょうか。
 
一年に一回隊員に支給されるそのお金で、隊員同士の親睦の為にリゾートにでかけるわけです。
ふだん隊員同士が全員集まって旅行に行くなんてことはこの機会を逃したら、まずありませんから、どちら様も、ふるってご参加させていただきました。
参加者、全隊員40人中25人。
 
参加しろよ。もっと。
 
んで、ホテルはネゴンボにある「クラブ・パーム・ベイ・ホテル」。
ああ、もう名前からしてリッチな感じするじゃないですか。
 
意味はわかんないけど。
 
海岸沿いのゲートをくぐって、到着すると、目の前に広がる海から風が注ぎ込み、フロントロビーまで吹き抜けのギリシャチックな廊下が20メートルほど続く。
 
さらに進むとプールの真横にビュッフェ形式のレストラン、青いプールを横目にガーデンの中をサクサク行くとバンガローが立ち並び、やっと部屋に到着するという広さとエレガントさ。
 
よく意味はわかりませんけど、こういうのをセレブっていうんですかね。
 
セブンイレブンの略だと思っていた自分が今更ながら恥ずかしいわけなんですが、そんな過去を隠ぺいしつつ、早速上下青のセクシービキニ(気分的に)に着替えてプールへダイブですよ。
 
勢い余って、海パンもずり下がるってもんです。
 
ずり下がった海パンを腰で履きならし、早速他の隊員と水中バレー大会が開催です。
 
プールって、泳ぐのとか別にメインじゃないじゃないですか。
大人になって、真剣にクロールとかして泳いでるのってどうなの!
しかも黙々と。
 
ダイエットとか健康法の一種なら賛成ですけども、リゾートとか来て黙々と泳いでもねぇ〜。
 
そいうわけで、バタフライしました。
 
いやね、プールと言ったらバタフライしとかにゃいかんわけです。
たとえ他人から見た時に溺れてるように見えても、バタフライはしとかにゃならんわけです。
 
 
で、ふと横を見るとプールの中で向かい合い、抱き合ってチュッチュしておる、白人カップルがいましたね、いいですね。
絵になりますね。
 
彼女の濡れた髪をかき分け、おでこにチュ
鼻にチュ
彼の首に回された彼女の細い腕。
彼女の腰を抱く彼のたくましい腕。
 
「水着の君も素敵だよ。」
「あなたの濡れた胸板がすてき。」
「こんなに広いプールでも僕らの溢れる愛を溜めることができないさ。」
「うふ、マイケルったら。」
「好きだよ、リンダ。」
「マイケル・・・。」
 
 
その真横でばっしゃばっしゃバタフライしてやりました。
 
なにが、好きだよリンダですか。
名前なんて知らないっつーの。
 
そんなダンディーっぷりを披露し、おまけに疲労し、バレー大会突入。
 
幸いプールにバレーネットが張ってあったし、これはヤルッキャナイ!
 
途中から何故か水中ポートボール大会に変更してたんですが、その辺はあえて突っ込まない。
 
一通り、ダンディーっぷりを披露した後は夕食。
一言、うまいね!
 
食事の途中美人白人女性にウインクされたので、ジョン・トラボルタ級の笑顔でお返ししたら、僕の後ろにいる白人男性にウインクしたみたい。
僕の甘い夢の出会いは2秒で終了したそうな。←あえて他人事。
 
夜は一つの部屋に集合して、12,3人で談笑。
僕がマージャンで1人負けしたって以外は特に事件もなく、終了しました。
 
平成16年7月4日(日)  解剖
今日、パスタを茹でている最中にガスが切れました。
何度ひねっても、火がついたり消えたり。
もうパスタの茹で時間とかの問題じゃない。
残り少ないガスとの闘い、火との闘いであります。
そういうわけで、パスタが茹で上がるのにとても時間がかかりました。
 
「ちょっと火遊びがすぎました。」布袋です、こんにちは。
 
保坂、みきちゃん行っとけ
 
みなさん、TVって家にありますよね。
今や一日中テレビさえ見ていれば世の中の流れがつかめて、ご近所のおばちゃま方の話題に付いていける、ともすればその日見た番組で日記なんぞかけてしまったり。
 
そんな心温まる一品、TVがうちにはありません。
いえ、ありませんでした。
 
ところが、今月日本に帰国する先輩隊員が2年落ちのTVを半額で譲ってくれるとのこと。
ちょっとした出費ではありますが、日常シンハラ語はすでにマスター済みなため、TVシンハラ語(ちょっと文語っぽい言葉)でも学ぶいい機会と思い、購入しました。
 
で、本日そのTVが到着しました。
早速庭師総出で設置に取り掛かります。
 
映んねえ。
 
いや、あのね、山に囲まれた街キャンディでテレビを受信するのって難しいみたいなんですよ。
演技派庭師スミッツの家にもテレビがあるんですけど、屋外アンテナを別に取り付けてあるみたいだし。
 
なんだよ〜、なんて思ってたらですね。
近所に住む15,6歳のがきんちょがのこのこやってきて、なにやらいじりだすじゃないですか。
 
で、彼が来てから5分くらいで、全てのチャンネルが映るようになったんですね。
どういうこと?
 
ほら、日本でもコンピューターについていけないおじさん世代の目の前で、カチャカチャっとPCセットアップしてしまう、若者なんかいたりするそんな光景あるじゃないですか。
まさにそんな感じ。
 
テレビ世代の子供たちがテレビのない世代のスミッツやジョールソンよりもよく知っているわけです。
 
時代は流れますなぁ、ばあさん。
 
え?僕は何してたのかって?
 
髪の毛セットしてました。
 
だって、もう髪の毛すごいことになってんですもん。
 
まだ一昔前は京本政樹で収まってましたけど、なんとかダンディーを維持してましたけども、今やベラの変身後みたいになってますからね。
「ベラのムチは痛いよ!」てなもんです。
むしろ、お前の髪の毛が絵的に痛いよと言いたい。
 
こうして無事にテレビも映りまして、テレビを購入した最大の目的であるイングランドプレミアリーグ、そして今熱いヨーロッパ選手権なんぞ観ようとチャンネルを変えました。
 
文語シンハラ語?へ?何それ?
サッカー観る為に決まってんじゃん。
 
そんなヨコシマな気持でTVを購入した僕に罰が当たったのか、単にアフォだったのか、サッカーは衛星テレビでしか観れないんだって。
 
ははははははは!!!
わ〜〜〜らえ〜〜い!
ちぃくしょ〜〜〜〜う!
 
といういことで、その後テレビは観てません。
 
さて、完全に回線の調子が狂ってしまっていて、更新が進みません。
コロンボに上がっていますが、ネットが出来ないんじゃちょっと寂しいですな。
 
でも、うれしいことがありましたよ。
「あみぐるいあみぐるう日々」の博士さんからあみぐるみ「スターシャ」が届きました。
 
当初、郵便局で止められて、「なんだね、このぬいぐるみは。男のお前に怪しい。中に大麻とか入ってるんじゃないのか?ああ?ちょっと調べさせてもらう。」
 
なんて言われて、郵便局で「公開!スターシャ解剖」なんて事態になることも恐れていたのですが、なんのことはない、あっさり届いてました。
博士、ありがとうございます。
 
おまけにかっぱえびせんやラムネや味噌汁なんかも入れてくださって、感謝です。
 
も一つ友達からは「お中元」と称して「麺シリーズ」も届きました。
いやいや、私幸せ者でございます。
 
皆さんにこうして支えてもらって生活しておりますよ。
ありがとうございます。
 
スターシャは日本から帰国後、8月にキャンディ入りする予定です。
 
平成16年7月10日(土)  自爆
曽我さんよかったですね。
僕も帰国の際には家族と感動の再会を果たしたいと思います。
「適当に家に帰ってこれるだろ?」。
そう父に言われました、みずたにです、こんにちは。
 
感動って大事だぜ、親父。
 
いやぁ〜、日本のテレビのニュースや新聞なんかにも載ったみたいなのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ありましたね、テロ。
 
スリランカのLTTE(タミル人解放の虎)がコロンボ本部警察所内で自爆テロ。
10名以上の負傷者と自爆者1人を含む警官5人が死亡。
 
ちょっとびびりましたね。
ここ最近は安全だと思ってましたが、さすがに内戦状態の北東部ではなく、コロンボでそんなことやられたら、びびります。
 
1ヶ月ほど前に、コロンボで40kgの火薬が見つかったことで、近々コロンボでテロがあるんじゃないかという噂は聞いてはいたんですよ。
起きましたね。
 
この事件後、直で携帯に「安否確認」のメールが届きまして、にも関わらずその安否確認の最中、私、スミッツの家で飲んだくれてました。
 
「自爆」って言葉日本じゃ、なんだかお笑い用語みたいな感じで使われたりするじゃないですか。
「ああ、こいつ自爆しやがった。」なんて。
 
こっちでは笑い事じゃないですからね。
人死んでますから。
 
今更ながらに反省してますよ、高校時代の教頭先生に「自爆ボタン」なんてあだ名をつけたことを。
 
なにはともあれ、早く内戦状態が治まって欲しいと思います。
 
さて、今日は朝から何度も電話がかかってきたんですよ。
間違い電話が。
 
僕「ハロー?」
相手「ハロー、あんた誰?」
 
お前がだれだよ!
 
電話かけてきといて、それはないだろ、お母さん。
スリランカってなぜか自分を名乗る前に相手を確認するんですよ。
まずね、「自分を名乗る」っていう意識がない。
 
電話かけてきて、いきなり本題に入るからね、そういう受け取り側への思いやりとか全然ない。
 
しかも、何回も電話したのに全然でやしない!って逆切れされたりしますからね。
そんなこと知らないよ。
ちみの電話を待ってるために生活してるわけじゃないですから。
 
まるで電話に出なかった方が悪いみたいないい方しますからね。
 
この日記を読んでる人も要注意ですよ。
電話ってのは一方的なものであって、それを取る取らないは受け取り側に権利があるんですから。
 
ちょっと話がずれましたが、スリランカって電話をかけられた方も通話料が引かれるんですよ。
めちゃくちゃ理不尽ですよね。
だからこうした間違い電話でもかけてきたほうが一言謝るべきなんですよ。
 
なのに、こちとら、人のことは知らねーよの世界スリランカ。
間違いだと気づくと、ブチッっていきなり切りますからね。
 
こりゃあ、もう不機嫌になりますよ。
あっちから名乗らずに電話をかけてきといて、相手が違うとなるとブチッって。
 
最近は慣れてきたので、もういちいちそんなのに腹立たなくなりましたけど、今回の間違い電話はひどかったですよ。
 
なんせ合計4回もかかってきました。
その全貌をご紹介します。
 
<1回目>
「ハロー?」
「ハロー?あんた誰?」
「あんたが誰だよ。」
「あたしゃ、ディサナーヤカ、ニルーシャかい?」
「ちがうよ、番号間違ってますよ。」
ブチッ!
 
<2回目>
「ハロー?」
「ニルーシャ?」
「だから違うって、僕日本人だから。」
「ああ、日本人・・・ハウ ワー ユー?」
「ファイン・・、いやいやファインじゃねーよ。とにかく知らないから。」
「ニルーシャは?」
「だから知らないって。友達にニルーシャってのもいな・・。」
ブチッ!
しゃべってる最中に切るか普通・・・。
 
<3回目>
「ハロー?」
「ニルーシャ出して。」
「だ・か・ら、知らないって。大体ニルーシャって誰だよ。」
「私の息子。」
「知らないよ、ナンバー言ってみな。間違ってるから。」
「077765・・・」
「あ、確かにそれこの番号。でも間違ってるよ。」
ブチッ!
 
<4回目>
ナンバーディスプレイでまた同じ相手からだとわかったので。
「しつこい!」
(今度はどうやら親戚のおばさんらしき人が話す)あのね、隠さずにニルーシャ出して欲しいの。」
「なんでだよ。あのね、おばさん。僕ね、日本人でこっちでボランティアしてるの。キャンディの市役所で。ニルーシャなんて知らないよ。多分間違った番号渡したんでしょ。」
「なんでそんなことするの?」
「知らないよ!ニルーシャが間違えたんじゃないの?!!」
「だって、あんたシンハラ語しゃべってるじゃないの、日本人なわけないでしょ。」
「いや、あのね、ボランティアで来てるから日本で3ヶ月勉強したの、シンハラ語。もう1年だからしゃべれるようになったの!なんでそんなことまでいちいち言わなきゃならないんだよ!もう切るよ。2度とかけて来ないでね。電話代もったいないから。」
「あのね、ニルーシャが昨日の晩から帰ってこないの。母親が心配してるから、早く帰ってくるように言って欲しいの。」
「全然分かってないのね・・。あのね、とにかくニルーシャなんて知らないから。僕はキャンディに住んでる日本人。」
(なにやらあっちの方で会話が聞こえます。)
「日本人だって言ってるよ・・・。」
 
ブチッ!
 
 
もうね、ほんとしつこかった。
ニルーシャが何をしでかしたかしりませんけど、どうやら、ニルーシャ家では僕がニルーシャをかくまってるみたいな展開になってるわけですよ。
 
早く帰れよ!ニルーシャ!連絡くらい入れろよ!
 
って言うか、なぜ僕がニルーシャの心配を!!!
 
そんなことを思いながら夜は珍しく同期の1人がカレーなんかを作っておりましたから、ご馳走にあやかりました。
同期が料理なんてそりゃあ、テロも起きるってもんです。
平成16年7月14日(水)  出発
久しぶりの日記更新です。
いや〜、あまりの更新速度のだめっぷりにサイトのお客様もあきれたそんな夏の日に、こっそり更新。みずたにです、こんにちは。And久しぶり。Andごめんなさい。
 
アンドーナツ。
 
今日は僕がスリランカに来て一周年記念でございます。
去年の7月14日に来ましたからね、日本からはるばる。
 
そのときのスリランカの第一印象は
「意外に暑くない。」だったんですけども、
1日で覆されましたね。
 
次の日の暑いこと暑いこと。
そして道端に散らかってる生ゴミで臭いこと臭いこと。
 
そのくそ暑い中をクーラーのないギュウギュウ詰めのバスに乗ってオフィスまで行くんですから。
想像しただけで、妊娠してしまいます。
いや、失神してしまいます。
想像失神ですよ。
 
そんな僕を横目に本日は丁度2年前に赴任された先輩隊員が帰国されました。
そんな先輩の送別会が今日ありまして、見送ったわけです。
 
この先輩はですね、もうほんとにお世話になったんでございますよ。
いつもニコニコでして、野球を子供たちに教えているんですけども、サッカーを教えている僕と近いものがあるわけじゃないですか。
 
同じスポーツ系ですし、クリケットの盛んなスリランカで異種スポーツを教えるという共通点もあり、抱える悩みも同じようなことが多いんですよ。
 
そんな先輩が帰ってしまうわけなんです。
 
当然僕はダンディなんでね、たとえ先輩が帰国しようと、ニヒルな笑顔で
「先輩、おつかれっしたー。日本でもがんばってください!」
なんて、爽やかに決めたいところだったんですよ。
 
号泣しました。
 
いやね、今まで何人も見送ってきましたけどね、泣いたのは初めてですよ。
しかも号泣。
 
それだけ思い入れのあった先輩だったんでしょうね。
悩み事や愚痴があったら聞いてもらってましたからね。
いつも残される側はさみしいもんなんでしょうね。
 
今回、その先輩に手紙まで書きましたからね。
書いてる最中も、またもや号泣。
何度手紙を書き直したことか。
半分ラブレターみたいになってましたからね。
 
涙で明日が見えませんでしたから。
あ、でも明日が見えなくても明日日本には帰ります。
 
それは譲れないんで。
 
そういえば、僕がスリランカに来る時もそりゃあまあ大勢の人が送別会を開いてくれたんです。
訓練開始前の1ヶ月間は2日に1回は送別会でしたからね。
 
その時も泣いて見送ってくれる友人や後輩がおったわけです。
今回も、帰国の間2週間はほぼ毎日飲み会ですから。
短い時間かもしれないけど、大事にしよーと思いましたね。
 
んで日本で会える友達用に、お土産をた〜んと買ったんですけどね。
これがまた物凄い量になっちゃいまして、スーツケースが閉まらないんでございますよ。
 
明日の出国の際に、税関でひっかかる恐れがあるわけでして、でもそれはそれでネタ的においしいかとも思ったりなんかして。
 
無理矢理詰め込んではみたものの、自分の荷物が入んないんです。
 
もう、これでもか!!!という感じでやっとの思いで詰め込んだ後に、サッカースパイクを入れ忘れたのに気づいた時はひっくり返りそうになりました。
 
スーツケースの横にポツーーンってあったからね。
「おいらも入れてくれよー。」
みたいな感じで。
 
見なかったことにしようと思ったけど、僕の帰国のためにわざわざ試合を組んでくれたクラブチームのメンバーに悪いのでスパイクを入れなおすことにしました。
 
さすがにスリランカじゃあるまいし、日本での試合に裸足で出るわけにも行かない。
 
そうそう、今回日本への一時帰国で他の隊員から色んなモノを頼まれてるんですよ。
 
スリランカは女性隊員が多いんでね。
食べ物が一番人気なんですけど、うちの同期の妹達はとんでもないこと言いますからね。
「お兄ちゃん、納豆冷凍して持ってきてよ。」
この真夏にですか?!!
 
「お兄ちゃん、ビオレの洗顔と鼻パック買ってきて。あ、あとお好み焼きの粉も。」
郵便で送ってもらえよ!そのくらい!
 
あのね、ちょっとコンビニにお使いに行って来る訳じゃないんだから。
まったく。
 
そんなこと言いながらも持って帰ってくると思いますが。
断るとリンチされるので。
 
日本一時帰国の旅は一応、このサイトにUPするかどうかは分かりません。
たぶんすると思いますが。
もしくはランカ速報に書くかもしれません。
ランカじゃないけど、ランカ速報に書くかもしれません。
帰国中は更新できるかどうかも微妙です。
 
めちゃくちゃ忙しいと思いきや意外に暇かもしんないし。
ネットカフェでこのPCを繋がせてもらえるなら更新できると思います。
 
とにかくあまり期待しないでいてください。
 
どうせ、事件の多い僕ですから盛りだくさんの事件が起こるとは思います。
なんらかの形でそういったコンテンツを増やすかもしれません。
帰国中にHPは見ると思いますので、そのときは掲示板に書きこみでもして安否報告でもします。
それから、もしかしたら、帰国中に4000のキリバンが訪れるかもしれませんね。
あまりカウンターが進まないとは思いますが、万が一4000を取ったら、ちゃんとメールか掲示板でお知らせしてください。
帰国後(スリランカに)、ちゃんとなにかいいもの送りますからね。
 
それでは行ってまいります。
 
日本で会う予定になっている皆さん、腹筋鍛えて待っててね。
 


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