| 11
支えられて |
|
フツーに勤めているから、
明日の予定は決まっていて、
急に休んだり出来ないこともある。
「もも」の具合が悪くなった翌日も
そんな日。
新幹線の中で同僚と待ち合わせ
大阪に出張の予定だった。
いつも「もも」がお世話になっている
先生のご厚意で、早めに入院させてもらい
経過観察をお願いし
その日の夜、退院というワガママを
許していただき、
仕事をこなした。
翌日からは時間短縮で勤務。
こんなことができるのも
同僚のサポートのおかげ。
「もも」は心優しき人々全員の手で
看病してもらっているのだ。
人間ひとりじゃ
何にも出来ないって言うけど
本当にそうなんだと思う。
恩返しは「もも」の元気な姿と
ハハの労働意欲だろうか・・・
|
| 12
甘い生活 |
|
柴犬の装幀にひかれて
「老犬コロが教えてくれた幸福」という
本を買いました。
犬と暮らしたことのない男性が
奥さんをもらったら柴犬が2頭
ついてきた・・・そんなコミカルな
書き出しだったのですが・・・
犬とともに暮らす人であれば
いつかは向き合わなければ
いけない「老犬介護」という現実を
紙媒体で体験することができました。
いい本でした。
嘘もごまかしもなく
切なくなるほど
愛情にあふれていて
「もも」が手術をした後
一緒にいられる時間を
なるべく大切にして
不測の事態が起きたとき
後悔しないようにと
「もも」中心の生活にシフトしてきましたが
まだまだ甘いんだな・・・私の場合。
甘い生活が
なるべく長く続きますように
コタツ犬と化した
我が家の柴犬の
毛繕いをする冬の夜です。
|
| 13
「もも」7歳の新春 |
|
今年も無事、新年を迎えることができました。
周りの人のサポートなしには
こんなに穏やかな生活を手に入れることは
難しかったかもしれません。
いつも気にかけてくれるパン屋のお母さん
「もも」にメロメロな八百屋のおじさん
ハハの気持ちを理解してくれた獣医さん
キュートな女医さんと
お兄ちゃんタイプの院長センセイ
可愛い看護士さん
いろいろな人との出会いを大切にし
「もも」の生活の質を
安定し心地よいモノにすることが
今年の目標です。
|
| 14
1年の終わりに |
|
毎日、同じ事を繰り返していると
慣れあい、ぞんざいになり
相手に甘えて怠けてしまう・・・
そんな私を責めることなく
従順に私だけを見て生きている
小さな「もも」。
「もも」の脚に小さな腫瘍がみつかって
いろいろな意味で生活が変わりました。
なるべく、少しでも長く
「もも」といられる時間を作ること。
お正月休みに入って
家で片づけをしたり
読みたかった本を読んだり
散歩と買い物以外は
家にいるハハの側で
本当にべったりくっついている「もも」
来年もこんな穏やかな気持ちで
暮らせますように
|
| 15
おはようございます |
|
毎朝同じ時間に散歩していると
いろいろな人に出会います。
犬連れのおばあちゃん
公園を掃除しているおじさん
早めに出勤するおじさん
「おはようございます」
そんな一言を交わすのに
「もも」さえいれば時間はかかりません。
たった一言が
気持ちのいい朝を演出してくれます。
|