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「もも」のカルテ
心配性の飼い主と
仮病が得意なワンコの
カルテです


1   甲状腺機能低下症
更新日時:
中年(4歳〜)、中・大型犬に多く見られる病気で、
メスでは避妊手術を受けた犬に多く見られる。
原因は免疫による甲状腺の破壊、
または甲状腺の萎縮などがあげられている。
症状は多岐にわたり、
全身の代謝に必要な甲状腺ホルモンがでなくなるので、
動きが鈍くなったり、ボーっとしたり、寒がったり・・・
外観上の変化は脱毛、色素沈着など。
診断後は甲状腺ホルモン製剤の投与と
定期的な血液検査で経過を観察する。
 
自己免疫疾患なので
いつ発症するか、推測するのは難しいが
柴犬は発症しやすい犬種に
あげられている。
 
ゲンキがないとか、体力が落ちたなとか
皮膚の感じがイマイチ、毛が抜けるなどの症状が出たら、ぜひ検査を。
 
この病気も早期発見・早期治療が重要です。
2   腰痛
更新日時:
7歳の春、突然の痛みに襲われ
右後ろ脚の運動障害が見られました。
夜中だったため、以前よりチェックしていた
夜間診療施設に連絡。
治療を受けました。
痛みを取るための治療を十日間施した後、
レントゲンによる診断。
 
加齢によるモノ・・・
これは痛みのない状態を維持し
悪くなりにくい生活環境を作ることが
重要です。
我が家の場合、主治医の指導を受け
フローリングだった床をカーペットと
人工芝に変更。
一緒に眠っていたベッドと
ソファーを廃棄しました。
大好きな散歩も朝晩、それぞれ10分程度。
運動不足による肥満を防ぐため
食事の管理も大切です。
 
 
 
病名:加齢による腰痛
検査方法:初期診断として固有位置感覚テスト、痛みを取り除いた後、
レントゲンによる診断
治療法:痛みを取り除くことが最優先で、ステロイド剤を注射。その後、非ステロイド系鎮痛消炎剤「メタカム」を投与。また鎮痛作用をもち、軟骨を分解する酵素の動きを抑え強くするサプリメント「ボマジール」を投与。
 
3   浸潤性脂肪腫
更新日時:
7歳のお誕生日を迎えたばかりの夏、
脚にできたしこりに気が付き
手術を受けました。
原因はわかりませんでしたが
「もも」の暮らしを見直す
ターニングポイントとなった事件です。
 
脂肪腫の原因と考えられているのは
高栄養と運動不足。
どちらも縁のないものですが
発症部位としても
あまり多くない場所なので
神様の悪戯かもしれません。
 
ちなみに発症例の多い犬種は
ゴールデンレトリーバー
発症場所は
腋下・胸部・乳腺部・鼠径部です。
 
 
病名:浸潤性脂肪腫
検査方法:血液検査・レントゲン・細胞診など
治療法:手術により摘出。その後脂肪分の少ない食事に変更。 
 
4   尿石症
更新日時:
5歳の冬、散歩の途中で「もも」のオシッコに
血が混じっているのに気がつきました。
病院で尿検査をし、
尿ストラバイトを主成分とした
結石による炎症だと診断を受けました。
完治しにくい病気のひとつで
2年間で3回、再発しました。
3回目の時は血尿は出ませんでしたが
臭いの変化で気が付きました。
 
原因はミネラルバランスの悪さ、
身体の抵抗力の低下、
エサの種類などが上げらますが
いろいろな要素が重なって
おこるのではないかと考えられています。
 
病名:尿石症
検査方法:尿検査
治療法:尿のphを酸性にして溶かす薬を投与。あわせて石を溶かす作用のある処方食に切り替え。まめに尿検査することが予防となります。
 

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