暮らしの中で

12      解散の意味
今年の3月に開設されたばかりのコールセンターでしたが、9月に入ってからNPOの事情で維持できなくなってしまい、スタッフは解雇されました。
 
この半年、スタッフとして本当に一生懸命にやってきた自分にとって、とてもショックな事でした。
 
やっと冷静にこの半年を振り返る事ができるようにな今、私にとってコールセンターとはいったい何だったんだろうと考えます。
 
コールセンターで頑張ろうと思うあまり、溜まったストレスで自分の精神レベルを下げていた事には気が付きませんでした。
もしかしたら、目をつぶっていたのかもしれません。
 
他のスタッフも、一人一人を冷静に見ればとても良い面を持っているのに、短所ばかりが目立ってしまった場所に思えます。
 
夫は、もともと悪い気が集まりやすい場所だったんじゃないかと言っていますが、集まった人間が悪い気を発していたのか・・・よく分かりません。
 
確かに今言える事は、あのまま続けていたら、私はずる賢い人間になっていたという事です。
 
きっと宮沢賢治の「猫の事務所」と同じで「こんな事でどうするだ、やめてしまえ。」と何か見えない大きな力によって解散となり、スタッフの一人一人がコールセンターという場所から解放されたのです。
 
これは、本当に幸せになれる新しい道を歩むチャンスを与えられたという事なんだと思います。
 
以前の自分の夢や希望を忘れかけていた私にとっても、それを叶えるチャンスを与えられたという事に気が付きました。
 
このチャンスを活かせるのは自分次第。
そう思うと、本当にこの半年間頑張って良かった。
 
私にとってコールセンターは、思いもかけずたくさんの事を学ばせて頂けた場所でした。
そういう場を与えて頂けた事に感謝します。
 
解放された一人一人が幸せな道を歩めますように・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 

2006/11/04
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Last updated: 2009/1/8