小曽根真からはや1年半。ライブに行く回数もめっきり減り、本コーナーが滞っておりましたが、久々に気持ちよいライブに行ってまいりました。
◆先着150名無料
2004年1月24日(土)14:00〜15:30。ニューイヤージャズコンサートと銘打って、地元の隣町、千葉市緑区誉田の誉田公民館でのライブ。3週間前の新聞折り込みで、先着150名無料招待ということで申し込みし、地元のジャズ好きの知人Nさん(元ジャズドラマー)と2人で行く。
◆なにやら凄い人らしい
Nさんとは13:00に駅で会って「無料ってのが、いいですよねぇ・・」と話しながら行く。「大原保人ってピアニスト、詳しくは知らないけど、#&♭にいた方のようだから凄い方なんでしょうねぇ・・公民館でのジャズライブってのも初めてだなぁ・・・」などと、二人とも久しぶりのライブということで、ウキウキした気分で会話がはずむ。
◆直前の愉しみ・公民館到着
ライブに行くたのしみの一つは、行く直前までの気持ちが高ぶるたのしみがある。楽しみというより愉しみといったほうがいいだろうか。ともかくウキウキしながら外房線の土気駅から電車に乗り次の誉田駅で下車、徒歩13分ぐらいで、誉田公民館に到着。初めて見る誉田公民館は、イメージしてたより随分と大きくて立派な建物に驚かされた。
◆土曜の昼下がり・健全ライブ
中にはいると、受付では市の職員さんだろうか、申込者リストと照合チェックの上、入る。なにやら選挙の時のような感じである。
30分前だけど10名ほどのお客さんが既に来ていた。ぱっと見た感じ、相当のご年輩の方々で、ジャズコンサートには似合わない(失礼)ような方々であった。土曜の昼下がりの公民館ジャズライブ、ジャズ歴30年超のわたしも、これほど健全なライブは初めてだ。
◆開演直前ステージ
どんなコンサートでも、開演直前のステージというのはいよいよという気持ちになり、うれしくなる。特に、コントラバスが横たわっているさまは、いよいよジャズコンサートだという感じを強烈に放つ。その横の、アップライトピアノが、いかにも公民館ライブという感じでほほえましい。まあ、どでかいスタインウェイがあっても小さなステージには似合わないだろうけど。
◆いよいよ開演 ピアノ&ベースDUO
ピアノ:大原保人(おおはら やすと)
ベース:山田晃路(やまだ てるみち)
(曲目)
・ビューティフルラブ
・マイファニーバレンタイン
・枯葉
・川の流れのように
・自由への賛歌
・朝日のごとくさわやかに
・見上げてごらん夜の星を
・ELLIE MY LOVE(アンコール)
スタンダードの「ビューティフルラブ」からスタート。会場の最前列に座ったので、ピアノとベースの生の音も聞こえる。なかなかいい調子だ。枯葉はやはり相当に弾きこんでいる感じで、ケリー節に負けず劣らず大原節が快調、エンディングではマイルス&キャノンボールアダレイのイントロ風にGm6で決める。
大原さんには申し訳ないが、わたしの勉強不足もあり、今回初めて聞くので、あまり大きな期待感はなかったが、その分といってはなんだが、あぁ来て良かったというすごい満足感が体中に充満しはじめる。だんだんとノリが良くなってくる。
◆ベースが渋い
ベースの山田さんは、これまた初めて聞く人だが、とってもイイ感じのベース。何曲かポールチェンバースばりにアルコソロもやってくれた。ピッチカートも高音域がとても上手で抜群の音程。なにしろランニングベースもアドリブも、歌う人だ。ピアノとのデュオなので、フォーバースもありで、存分にベースの良さを堪能できた。
見た感じ30代半ばかと思ったら、ネット検索したら1953年生まれだから、50歳のようだ。ミュージシャンはやはり若い!ばしっと決めたエンディングのあとの「どうだ!」と言わんばかりの「目」がとても良かった。
◆歌謡曲ジャズ
大原さんは#&♭時代に何度も紅白のバックもやられたようだ。美空ひばりのバックもやったようで、「川の流れのように」は思い入れもあり、素晴らしいジャズバージョンに仕上げてくれた。美空ひばりが好きだった私は、何かじーんとくるものがあった。
それから、今大ヒットしている坂本九ちゃんの「見上げてごらん夜の星を」。これはもうジャズにぴったりの曲だ。なにしろ旋律が美しい。大原さんのテーマが、また渋い、泣かせる、最高でした。(^^;;
アンコールは、桑田のいとしのエリー。これは、かのレイ・チャールズの歌で有名になったので、ジャズのスタンダード級の曲だ。とても楽しく弾いて、聴衆の手拍子も入った。
◆誉田公民館さんありがとうm(_ _)m
タダでこんなに気持ちよくしていただいて、本当にありがとうございます。やはりライブは素晴らしいですね。
最後に、ステージの上の素敵な看板が”NEW YAER JAZZ CONCERT"となっていた。イヤーじゃなくてエアーだったのがご愛敬でした。
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