これほどまでに極上のピアノトリオを聴いたのは、久しぶりだ。
家に帰り、余韻を楽しみながら、その良さの秘密は何なのか、頭をめぐらしている。
辛島文雄(P)、増原巌(B)、小山太郎(DS)、3人とも一流のプレイヤーに違いないのだが、絶妙の絡み合いは、個性と個性のぶつかりあいと、お互いを尊敬しあうチームワークを強く感じた。そこらあたりに心地よさの秘密があるような気がする。さらに、辛島文雄というピアニストは、その一曲に、まるで人生の縮図を感じさせるストーリーを味付けしてくれる。そして曲の順番、組み合わせにも、人生行路の筋をつけてくれるかのようだ。ピアニストにならなかったら、七つの海をわたる外国航路の船長にでもなっていたのではないだろうか。
また、NARUの店のあまり広すぎない適度な空間、お客さんの良さ、マッカラム12年もの、そしてなによりご一緒したYさんとの休憩時の楽しいgive and takeも、ライブが心地よくなる極上のスパイスであることに違いない。
P.S.:詳細はおってCLUB-Mにアップしようと思います。
|