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イギリスの航空会社、ヴァージン・アトランティックのA340−600ですが、この飛行機、現在の世界最長の旅客機です。この型式は、次で紹介する、ボーイング社のB777−300と直接的なライバルにあたります。エアバス社、ボーイング社それぞれに信念があり、例えば、エアバス社の旅客機は、エアバスA320以降に登場した旅客機については、すべてのコックピットを共通化し、短い期間の訓練で他の型式の旅客機を操縦できるようにしています。また、大型機のエンジン数についても、信念があり、エアバスは4発旅客機にこだわっています。旅客機において、エンジン数は重要な意味を持ちます。中型以上の旅客機で、単発機(エンジンが1つだけ)のものが無いのは、1つのエンジンが故障した際にも、残りのエンジンで安全に飛行を続けられるようにするためです。以前の旅客機は、推力を確保するために、3発以上のエンジンを積む必要がありましたが、近年はエンジンの性能が上がり、双発機が増えています。最近では、太平洋線や欧州線といった長距離路線でも、双発機で運航する例が多くなっています。にも関わらず、エアバスが4発にこだわっているのは、顧客(この場合は航空会社)に対する自社機の安全性のアピールの面が大きいのです。エンジンが多いと、例えば複数のエンジンが故障した際でも対処がしやすいのです。双発機だと、2つともエンジンが停止してしまうと、推力がなくなってしまうわけです(この場合でも、ある程度の高度があれば、降下しながら飛行を続けられる)が、4発ならば、多少推力不足にはなりますが、より安全に緊急着陸できるのです。もっとも、最近はエンジンの信頼度も上がり、複数のエンジンが故障するなんていうことは滅多にありませんが・・・
型式データ
全長 全幅 全高
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